随分と前に書いたブログがふらりと上がってきました。
隣近所の付き合いが希薄になり、直接話をするよりもLINEやメールのやり取りが増えて、人間関係も随分とかわってきた感があります。
何年も前に書いたブログなのに、状況は変わっていないなー
子供達を見守る”目”が必要だと思っています。
監視ではありません。
良いことも悪い事もひっくるめて見守る心を大人が忘れていませんか。
何も言わなくても「誰かが見てくれている」と感じるだけで子供は安心するものです。

「居場所」を作ろうと言われ始めて久しいですが。
今の子供達の居場所はどこなんだろ?と考えていました。
ふと、先日、友達が話してくれたことを思い出しました。
彼女のご実家は以前、文房具屋さんでした。
それも小学校の前にある文房具屋さん。
始業前は文房具を買いたい子供達で店先はいっぱいになりました。
お休みの日も「〇〇のノートが無いから宿題ができへんねん」と戸を叩く子供のためにお店を開けました。
お店は当然のごとく、子供達の居場所にもなっていました。
ある日、彼女が学校から帰ると知らない女の子がリビングでおにぎりを食べていた・・・
そんな光景も日常茶飯事だったようです。
「学校に行きたくない子やねん。 まぁ、そんな日もあるわな。」
お母様は何も言わず、おにぎりを食べさせてその日を過ごさせました。

そんなお店でしたから、もちろん万引きも多かったそうです。
そこでもお母様の”おばちゃん基準”がありました。
あの子は学校の先生には伝えるけど親には絶対に伝えたらダメな子。
あの子は親に必ず言わなければいけない子。
あの子はかわいそうやけど、警察に言わないかんな~
どこで線引きしていたのかは娘の彼女にもわかりません。
文房具屋さんのおばちゃん独自のネットワークから割り出したデータがあったのでしょう。
近所の人達の話だったり、お店に来る子供達からの情報だったり。
それって・・・凄いことだと思います。
お店に来る子供達の情報の相当部分を把握しているのですから。
お店を閉めて、もう何年も経つのに未だに当時、通っていた子供達が(今は大人ですが)挨拶をしてくれるそうです。
先日も近所のホームセンターに行くと、赤ちゃんを抱いた茶髪の若い夫婦が会釈をして通り過ぎたとか。
「誰?」
「あの子なぁ、昔、万引きした子やねん。
でもな、今はああして立派に親になっとる。」
この話を彼女から聞いた時、私の中でいろいろな感情が入り乱れました。
それと同時に今の社会が忘れ去ってしまっている優しさや温かさも感じたのです。
どんな事情があったのかはわかりません。
万引きはしたけれど彼らにとってその文房具屋さんは確実に”居場所”として存在していたのです。
ひょっとしたら、親に言えないようなこともお店のおばちゃんには話していたのかもしれません。
親に叱られなかった部分をおばちゃんが諭してくれたのかもしれません。
口うるさいおばちゃんの言葉から人の情を感じたのかもしれません。
今、私の周りにいる子供達、子供食堂に来る子供達の居場所はどこなんだろ?
公園は「ボール遊び禁止!」の張り紙が貼られて思うように遊べない。
友達の家に行っても、その子のママも働きに行っているから大人不在の部屋で遊ぶだけ。
道で遊んでいたら”うるさい”と怒られるから遊べない。
仕方が無いからコンビニの前でみんなでウロウロ。。。。
子供達は一体、どこで息抜きをするんだろ?と考えてしまいます。
家でも学校でも”いい子”でいようとがんばっている子供達の心を思います。
会社帰りのお父さんが居酒屋さんで一杯飲んでから家に帰るように
子供達にもどこかでその日の自分をリセットする場所が必要なんじゃないでしょうか。
毎日じゃなくてもいいから、たまにわがままを言えたり、甘えてみたりできる場所があってもいいのです。
私達が子供だった頃とは確実に違う社会を生きていこうとしている今の子供達に
私達、大人ができることは何でしょう?
子供食堂という場所が子供達にとって少しの時間でも気を抜ける場所でありたいと思うのです。
がんばれ~!って叱咤激励することも大切かもしれないけれど
何も言わずに見守る優しさも必要です。
お腹が空くと大人でもつまらないことしか考えません。
お腹が空いていると、普通にイライラしませんか?笑
とりあえず、お腹いっぱいご飯を食べて、難しいことはそれから考えましょうよ。
大人も子供も一緒です。
みんなでワイワイと他愛もない話をしながらご飯を食べていると
お腹だけではなくて、心もいっぱいになってきます。
ふと気がつくと、さっきまで悩んでいたこともどっちでもよくなっちゃった~ってこと、ありませんか?
月に一度かもしれないけれど
月に一度だからこそ、みんなで一緒に「いただきます!」って言える時間を大切にしたいのです。
「ワクワクのカレーは美味しいねんで!」と友達を連れてくる子供がいてくれることが嬉しいです。
「みんなで食べたらおいしいね」
何があっても、
そばに支えてくれる人がいることを、
声をかけてくれる人がいることを
独りぼっちじゃないことを
「こどもワクワク食堂」にご飯を食べに来た時に感じていただければ幸いです。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2026年4月25日(土)11時半~13時半
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)
場所 中道地域福祉センター
神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
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