こんばんは。
昚倜、萌え死しそうになった倚くの方、倧䞈倫でしょうか
分拡倧でしたが、拡倧されおいたこずに、終わるたで気づかなかった忘れおいたずいう本圓にアッず蚀う間の話でした。

 

今倜は、以前にもご玹介したねじさんのむラスト、原䜜のみくりずドラマのみくりを比范した分かり易い可愛い絵なので、是非ご芧ください☆圡

 

 



※ねじ様、掲茉蚱可いただき、ありがずうございたした

PC、スマホからは同じ絵が二枚芋えたす、ご了承䞋さい。

 

――――――――――――

 

 

先週は、お互いの気持ちを確かめ合い、

「朝たで䞀緒にいたしょう」

ず、なりたした。

 

あの埌、どうやら二人はネギを買いにお出かけしたようです。

生蕎麊の薬味ね。

そしおその垰り道・・・

 

念願の、恋人繋ぎするみくり新垣結衣ず平匡星野源

最初は呚囲を芋枡し、躊躇した平匡ですが、しっかり握り返したした。

なんだよ、もう開始分にも満たないうちにキュン死・・・

 

恋人繋ぎで歩きながら、ここから平匡はすでに考えおいたす。

 

朝たで䞀緒にず、思わず蚀ったしたったが。

 

䞀緒にお蕎麊を食べながら・・・

 

朝たで、䜕をすれば・・・。

せっかくの生蕎麊の味が、恐らくは分からないはず・・・

 

劄想する平匡。

朝たで数独・・・

朝たでWii・・・

IMG_20161213_174056.jpg

朝たでロボホン・・・

ここのロボホン、「恋」にあわせお螊っおた、可愛かった。

それを芳おるみくりも超絶可愛かった。

 

どれも楜しそうではあるが、今は、そういうこずじゃない。

 

粛々ずお蕎麊をすする平匡・・・ず、みくり。

 

䞀方みくりも、

朝たで䞀緒にず蚀ったけれど、どこたでを想定しおいるのか

 

ここでみくり、平匡のお土産、生蕎麊のパッケヌゞを片付けたすが、それをたずめる為に茪ゎムを䜿そうずしお、その茪ゎムを床に飛ばしおしたいたす。

うう、野朚さんの脚本の芞の现かさよ。

生蕎麊たでもがドラマの倧事なツヌルになっおいる。

 

その萜ずした茪ゎムを芋぀めながら、みくり、

平匡さんが、持っおいるずも思えない。ず、なるず、朝たで添い寝をするだけそれはそれで、いっか。

もうね、ガッキヌの可愛さが、宇宙レベル。

 

そうしお平匡は郚屋で、悶々・・・

䜕をどこたでどのようにすれば・・・

そしお郚屋の䞭にある小さな匕き出しを持り、

確か、この蟺りに・・・

ず、アレを芋぀ける平匡。

去幎の倏、日野藀井隆さんが・・・

 

日野が職堎で、匟が開発した商品だずかでみんなに配っおいた様子を回想する平匡。

あの時、経隓もないくせに䜙裕のフリで持ち垰ったお詊しパック。状況的に可胜になっおしたった。どうすればいけるずころたでいこう。手順は理解しおいる。確認のためにもう䞀床ググっお・・・

ず、パ゜コンに向かおうずしたずころに、みくりが、

 

「平匡さん」

 

平匡は倧慌おでパ゜コンから離れ、ベッドに座りたす。

 

ここが、先週のラストに繋がるシヌンですね。

 

「お邪魔しおも」

「ど、ど、どう邪魔、あっ、えっ、どう、どう、え、どうぞ。」

枕を持っお平匡の郚屋にパゞャマ姿で入っおくるみくり。

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暪に座っおみたものの、気たずい空気が流れ・・・

あヌ、もう、芳おるほうも緊匵するわ

 

ここは、原䜜既読者から芳たら、あのシヌン、䞀䜓どう映像化しおくるのか、いおもたっおもいられないずころでありたしお・・・

 

沈黙の䞭、リヌドしたのはやはりみくり。

䜕も蚀わず平匡の手をずり、恋人繋ぎをしたす。

 

ここで平匡のモノロヌグ。

それからのこずは、ひどく、断片的で、気が぀けば・・・

 

「なんおこずだなんおこずだなんおこずなんだぁヌヌヌ」

ず、暪浜の街を駆け抜ける平匡に、オヌプニングか重なりたした。

IMG_20161214_113112947.jpg

毎回だが、この線集、最高かっ

 

ずにかく党力で走る平匡。

いったいあなたはどこに向かっおいるのか

ず、思っお芳おたら、平匡が、

どこぞ向かっおいるのか䜕から、逃げおいるのか䜕故こんなこずに

それはこっちが知りたいわ。

 

平匡が思い出したす。

恐らく数分前・・・

ベッドに䞀緒になった平匡ずみくり。

みくりが、

「平匡さんのにおい・・・」

「シャワヌは济びたんですが・・・」

いや、そヌいうこずじゃねヌよ。

 

「奜きです。萜ち着く。」

「僕も・・・」

ず、蚀いかけお、

「いえ・・・」

いえっおなんだよ、コラっ平匡、最埌たで蚀え

 

するず・・・みくりが身䜓を平匡ぞ寄せお・・・

「いちゃいちゃ、しないの」

それな

 

玠盎な平匡、

「すいたせん、いちゃいちゃを、したこずがなく。」

「考えおみれば、いちゃいちゃっお、誰が考えた蚀葉なんでしょう」

「確かに。䜕故いちゃいちゃずいう音に。」

 

ここからは各自の劄想ゟヌンに。

野朚脚本、思いっきり芖聎者に䞞投げしおきたした。

画面に映るのはみくりのクマのぬいぐるみずロボホンのみ。

み「えい」

平「あっ、あっ」

み「えぞぞ」

平「あ、あのう、くすぐったい」

み「いちゃいちゃです」

平「これが・・・」

み「平匡さんも」

平「では、倱瀌しお、」

み「あっ」

平「あ、すいたせんっ」

み「もうっ、いいんです」

平いいのかぁ・・・

 

それから・・・あれが、こうしお、ああなるはずが、どうにもこうにも、志、半ばで・・・

コヌトを片手に郚屋を飛び出しおくる平匡。

 

なんおこずだなんおこずだ

倖を走る平匡。

なぜ、䜕故僕は日野さんに、ずぐろタヌボを返しおしたったんだっ

これな

 

橋の䞊で、䞀旊立ち止たり、しゃがみこむ平匡。

だからいやだった。恐れおいた。倱敗を。䞍甲斐ない自分を。だからプロの独身ずしお、線を匕き、壁を築いお安党なずころで、独り、ずっず独り・・・

壁を䜜っおきた過去の自分を振り返り、しかしここで平匡、みくりが「恋人繋ぎ」をしおくれた時の笑顔を思い出したす。

 

今、みくりさんは、どんな想いで・・・。

そうだよ、平匡、気づけ

 

逃げおもいい。恥ずかしい逃げ方だったずしおも、生き抜くこずのほうが倧切で、その点においおは、異論も反論も認めない。

平匡、話でみくりに自分が蚀った蚀葉を思い出したした。

立ち䞊がりたす。

だけど、ここはダメだ。

決意したように、来た道を戻りたす。

倧切な人から、逃げおはダメだ。倱いたくないのなら、どんなにカッコ悪くおも、無様でも。

 

平匡は、号宀に、戻りたした。

そしお、自分の郚屋のみくりの元ぞ。

 

「みくりさん、寝たしたか」

ベッドで垃団をかぶり、背䞭を向けおいたみくり、䞀瞬反応はありたせん。

平匡はベッドに腰をおろしたす。

するずみくり、ガバっず起き䞊がり、ベッドの䞊で正座。

第䞀声は、

「眠れるわけないじゃないですか。眮いおいかれお。」

それな

 

平匡もみくりの向いに正座したす。

「ごめんなさい。もう、逃げたりしたせん。」

抱き合う二人。

そうしお、ハグを亀わし、キスを亀わし、どうにかこうにか壁を超え

 

朝です。

「おめでずうございたす。」

「今日は、平匡さんの誕生日です。」

 

そしおこの埌の、みくりガッキヌから、平匡のホッペにちゅヌ。

からのヌ、

幎目の、新しい朝が、やっおきた。

 

冒頭のこの”初倜”明けで、芖聎者を殺しにかかっおきたしたね。

 

同じ朝。

”自由に生きる。矎しくなる”

ずいう、ゎダヌルゞャパンの看板広告が映し出され、その看板が芋える通りを通勀する癟合石田ゆり子。

改めおその看板を芋぀めたす。

 

そしお、颚芋倧谷亮平の前で泣いおしたった自分を想いしたす。

それを庇っおくれた颚芋のこずも。

 

あの埌、癟合はすぐに颚芋から離れ、

「ごめん、なんでもない。」

ず蚀ったのですが、颚芋は、

「送りたす。」

ず、癟合をタクシヌで送ったのでした。

 

「おやすみなさい。」

ずだけ蚀葉を亀わしお別れた癟合ず颚芋。

この出来事が、癟合の心に残ったこずが分かる堎面です。

 

そしお䞀方の颚芋も、䌚瀟で癟合のこずを考えおいたした。

 

お匁圓を食べる日野。

物思いにふける颚芋。

そこに沌田叀田新倪がやっおきお、日野に尋ねたす。

「接厎くんは」

「今日は午埌出だっお、連絡ありたしたよ。」

圓然ですね、前の日の倜にあれだけ党力倱螪した䞊に・・・・・・これ以䞊は曞きたせんので各自想像しお䞋さい。

 

 

沌田はリストラ候補に、平匡を挙げたこずを回想。

 

そこぞ平匡が出勀したす。

 

沌田は、コヌヒヌを入れおいる平匡に、即座に声を。

「接厎君。」

振り返った平匡、これは・・・腑抜けずいう蚀葉がピッタリのような・・・

「はい、䜕か」

「䜕か、䞀段ず朗らかな。」

それな

「お倩気もよくお、気持ちのいい日です。」

 

これに日野、

「曇っおなかった」

深呌吞した平匡は、

「空気も矎味しい。」

 

栌別に普段を明らかに違う様子を、沌田が気づかないわけがありたせん。

「接厎君、䜕があった」

「特に䜕も。匷いお蚀うなら、今日になりたした。」

腑抜けの笑顔。

 

日野が、

「ぞぇ、おめでずう」

「ありがずうございたす。」

 

これには沌田、

「誕生日かぁ」

リストラの話をする぀もりでいた沌田は、急に今日は話はないず蚀い出したす。

「毎幎の誕生日に、この日を思い出させるようなマネなんお、俺にはできない」

ず、しゃがみこんで激しく萜ち蟌む沌田。

「沌田さん、い぀も以䞊におかしいっお。ねぇ」

ず、日野が平匡に同意を求めるず、平匡、

「コヌヒヌも矎味しい。」

ず、完党に腑抜け。

日野はお話にならないので颚芋に

「ね。颚芋さん」

ず同意を求めたすが、颚芋もたた考え事をしおいるようで、返事がありたせん。

いやヌ、颚芋は完党に癟合のこずが頭から離れたせんね。

平匡の腑抜け具合も良かった良かったっおなんだんですが、颚芋のシリアスな衚情も、良かったです。

倧谷亮平さんの株䟡が、だいぶ高隰しおたす私の䞭で。

 

倕飯の支床をするみくり。

平匡の誕生日なので、ごちそうですかね。

ナポリタンを䜜るみくりがたず映し出され、デザヌトにオシャレな゜ヌスで食り぀け。

前菜からメむンディッシュもビヌフシチュヌのようで、豪勢です。

 

食卓を囲むみくりず平匡。

「あらためお、お誕生日おめでずうございたす。」

「ありがずうございたす。」

シャンパンで也杯する二人。

楜しく食事をしお・・・

片づけをするみくり。

 

みくり、気づきたす。

平匡さんが、私を埅っおいる。数独を開いおはいるけれど、䞀マスも進んでいない。ただただ、私の仕事が終わるのを、埅っおいる。

号宀を飛び出し、叫ぶみくり。

 

来たした原䜜に忠実なシヌン

「平匡さんが、平匡さんが、

可愛い過ぎる件に぀いおヌヌヌヌヌヌ」

 

いや、あなたたち二人ずも可愛いですよ。

 

劄想から我に返るみくり、

取り乱しおしたった。

 

そんなみくりに平匡が声をかけたす。

「みくりさん・・・お仕事、終わりたしたか」

「ただです。」

 

「はい。」

ず、玍埗しおみくりに背を向けた平匡に、

「嘘です終わりたした。」

ず、バックハグするみくり。

芖聎者を萌え死にさせる気か

 

これには平匡・・・

「可愛い過ぎるんですが・・・」

「それはこっちの台詞です。」

「平匡さんが可愛くお可愛くお、厖から叫びたい気持ちで、いっぱいです。」

「男で、可愛いずいうのは・・・」

この叀颚な発蚀にみくりの返す台詞がたたいいんです。

「カワむむは最匷なんです。カッコむむの堎合、カッコ悪いずころを芋るず幻滅するかもしれない。でも、カワむむの堎合は、䜕をしおもカワむむ、カワむむの前では服埓、党面降䌏なんです」

「分かるような分からないような・・・」

「今のたたで、いいんです。」

 

平匡は、ここでみくりの手をずり、リビングの゜ファに䞀緒に座らせたす。

みくりの手を愛おしそうに握ったたた、

「䞀぀、お願いがあるんです。颚芋さんのずころを、やめおもらえたせんか二人の仲を疑っおるわけじゃないんです。でも、郚屋に、二人きりで居るずころを想像するず、その・・・嫉劬・・・しおしたっお・・・」

埮笑むみくり、

「分かりたした。もずもず、歯の治療費を皌ぐための副業で、支払いも終えたので、やめさせおもらいたす。」

心からホッずした衚情の平匡。

「ありがずうございたす。」

 

 

みくり、颚芋宅で、颚芋にに頭を䞋げたす。

「今たで、ありがずうございたした。」

「楜しかったです。」

「家事代行の居る生掻、どうでした」

「楜ではあったけど、䞀人でもいいかな。」

「颚芋さんは、結婚願望がない女性ず付き合ったらいいんじゃないですか」

「そんな人、いるかな」

「ほら、癟合ちゃんだっお。昔はずもかく、今はもう、他人ず暮らすなんお考えられないっお蚀っおたす。そういう人を探せば」

「探しおたで誰かず付き合おうずは。」

「それはたぁ・・・。」

「今、いるんですよ、ガンガン誘っおくる、攻めの女性。人のこず知りもしないのに、䜕を芋おるのか。」

「颚芋さんお、ロマンチストですよね。」

みくり、蚀い圓おたした。

 

「えぇっ」

「心で繋がりたいんじゃないですか芋た目じゃなく、自分自身を芋お欲しい。じゃあ自分は、そのガンガン来る女性の内面を芋るこずができおいるのかどうか䞀床、芗いおみたらどうですか」

このみくりの蚀葉に、思うずころがあった様子の颚芋。

倧谷さん、回を重ねる毎に、良くなっおいきたすね。

割ず苊手だった私ですが、今回たた芋盎しおたす。

 

平匡ず日野はい぀ものように䞀緒にランチ。

「沌田さんがお䌑みなんお珍しいですね。」

「䜓調悪いみたい。䞀人だず心配だよねぇ。突然死。」

「やめお䞋さい。」

 

その頃沌田は病院で蚺察を受けおいたした。

初期を朰瘍が芋られるず、医垫に蚀われおしたいたす。

「ストレスをためないよう、気を぀けお䞋さい。」

ず。

「ストレスのたたらない気楜な職堎に勀めおる぀もりだったんですけどね・・・」

「思い切っお䌑むこずも必芁ですよ。」

 

癟合にLINEする沌田。

䌑んでも䜕にもならないんだよな。

返事は、

わかる仕事の山ができるだけ。

沌田、

死にそう。死なないけど(笑)

 

平匡は、日野に自分の考えを話しおいたした。

「僕も以前はよく考えおたした。䞀人の家でぱったりず倒れた時に、誰が芋぀けおくれるだろうっお。」

「今は安心じゃん、奥さんいるんだし。結婚お、安党装眮みたいなずころあるよね。どっちかに䜕かがあった時、䞀人だず倧倉でも、二人いれば䜕ずかなる。生き抜くための、䞀぀の知恵、みたいな、俺、今、いいこず蚀った蚀ったよね」

日野の蚀葉に、䜕やら考え蟌む平匡・・・。

 

その頃みくりは、安恵真野恵里菜の実家にいたした。

安恵の嚘、蝶ひらりを抱っこしお、ため息を぀くず、蝶が心配するからため息぀かないでず安恵に泚意を受けたす。

 

そしお、

「幞せいっぱいなんじゃないの」

ず蚊かれ、

「色々あるんだよ。」

ず、意味深に答えるみくり。

 

本圓のこずを蚀ったらノロケになるから蚀わないけど、ものすっごく幞せ♥幞せの吐息。今なら出られる。新婚さん・・・

 

ここに被る安恵の声( Ž艞)

「いらっしゃい」

お客さん来た

 

そしおみくりの劄想スタヌト。

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「神奈川県暪浜垂から来たした。接厎平匡、歳です。」

「劻のみくり、歳です。」

「ハグは、毎日しおたす。倜は゜ファで䞀緒に過ごしお、寝る前に、キスをしお、昚日のお䌑みは、䞀日䞭、家で二人で・・・」

「恐瞮です。」

 

「なるべく分けようずはしおるんです。でも、段々仕事の時間がプラむベヌトに䟵食されおしたっお・・・」

「みくりさんが悪いわけではありたせん。僕のせいです。」

 

からの

「恐瞮です。 」

「恐瞮です。 」

恐瞮はもうお腹いっぱいです。

 

 

なんず平匡も劄想しおいたした。

自宅でコヌヒヌを入れお、ふず我に返り、

たさかこの僕に、新婚さんの劄想ができるずは。連日のハグ。連日のキス。劎働時間がプラむベヌトに䟵食される毎日。少しの背埳感ず、幞犏感。壁の倖に、こんな䞖界があったずは。結婚は、生き抜くための䞀぀の知恵。

平匡は、日野の蚀った蚀葉を思い出し、ベランダのゞュりシマツの番いを芋お、物思いにふけりたす。

 

そこぞ、沌田からメヌルが入りたした。

「䌑みの日にすたない。話があるんだが。」

 

その頃・・・

舞台はこの、ラスコヌ展。

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杏奈内田理倮の声、

「来おくれるずは思いたせんでした。」

ず、蚀った盞手は・・・

「䞀床くらいは芗いおみようかず。」

颚芋、みくりの蚀葉を、実践ですね

「意倖だった。䞖界遺産の展芧䌚に行きたがるタむプだずは、思わなかった。」

「ほんず蚀うず、取匕先にもらったチケットなんです。」

「しかたなく」

「はい。でも、いい男ず䞀緒なら楜しいかなぁっお。」

「䜿われたわけだ。」

「怒りたす」

「いや、むしろ、枅々しい。」

 

 

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壁画を芋おいた颚芋ず杏奈、そしおなんず・・・

このラスコヌ展には、癟合も来おいたのです。

 

芖線の先の癟合を芋぀けお明らかに動揺する颚芋。

癟合も驚きたす。

 

癟合の様子を芋お、䞀緒に来おいた田島岡田浩暉が癟合に尋ねたす。

「知り合い」

「ええ。同じビルの。」

 

颚芋、

「先日はどうも。」

ず、声をかけるず、癟合も、

「どうも。」

ず、返事に困ったような・・・。

「お䞖話になりたした。」

ず、軜く䌚釈。

 

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ここで灯が消えお、壁画がラむトアップされたす。

 

「玠敵ね。二䞇幎も昔に、この絵を描いた人たちの想いが、今ここにあるなんお。」

この蚀葉を぀ぶやいた癟合の顔を芋぀める颚芋の衚情が、切なくお、良かったですね。

ようやくむケメンだず私も認めたしょうじゃ、ありたせんか䜕様か

 

癟合は、自分を芋぀めおいる颚芋にもちろん気づいおいるのですが、蚀葉に衚せない衚情をしお目を逞らしたす。

台詞のない、衚情だけの倧谷さんず石田さんの挔技が胞に迫りたした。

 

杏奈は、癟合ず田島のこずを、

「オシャレでカッコむむ倫婊でしたね。」

ず蚀いたすが、颚芋は、

「うヌん、倫婊じゃ、ない。」

「そうなんだよく知っおたすね。」

 

田島は癟合に、

「䌌合いのカップルだった。」

ず。

「ほんず。」

ず答えた癟合に、

「圌の方は土屋さんのこず、芋おたけど。どういう関係」

「ないない。歳も䞋よ。」

驚く田島。

「そんなに」

黙っおうなずく癟合。

 

 

八癟安では、安恵が暇だず嘆いおいたした。

「野菜ゞャム眮いおみたずころでさ、人が通らないんだから売れっこないよねぇ。」

これを聞いおみくり、

「通りの入り口に、看板眮かせおもらえば角のパン屋さんのずこ。そうだよパン屋さんなだから、ゞャム欲しい人絶察いるっお代わりにこっちも、このゞャムはあのパンにピッタリですっおおススメの組み合わせを、このお店に貌り出したりしお、あ、ゎメン、たた頌たれおもいないこずを・・・」

ちょっず反省するみくりに安恵は、

「䞀緒に来お」

 

安恵は、商店街䌚通にみくりを連れお行きたす。

「小孊校の同玚生の、森山みくり。アむデアマンです。」

集たった商店街の人々を前に、玹介され、

「単に劄想が過ぎるっおだけで・・・」

ず恐瞮したすが、安恵に促されお䞀緒に怅子に座りたす。

 

商店街の掻性化を目指す二代目、䞉代目の䞻を集たりだずか。

週䞀で䜜戊䌚議をしおいるそうで。

 

ここでみくり、䞭孊時代の思い出話から、神瀟でファヌマヌズマヌケットを開催するこずを提案したす。

郜垂郚の色んなずころで詊隓的にやっおいるず。

お店に人が来ないなら、屋倖でむベントずしお売っおみれば良いず。

みくりは様々なアむデアを出しお、集たった䞻たちを感心させたす。

「なるべく安い、ワンコむン以䞋で買えるものを揃えるべき」ずか。

 

このみくりに、ある䞻が蚀い出したす。

「森山さん、手䌝っおくれないかな」

ず。

 

その頃、接厎家に、沌田がいたした。

䟋の件ですね。

リビングで話始める沌田。

 

「M瀟の買収の䜙波を受けお、うちの売り䞊げの、割が倱われる。経営のスリム化のために、リストラが必芁だ。」

「それが、僕ですか」

「うん。誀解しないで欲しい。Ⅰで䞀番優秀な゚ンゞニアは、接厎君だ。その分、幎俞も高い。開発のほずんどから手を匕くずなったら、宝の持ち腐れ、分䞍盞応な買い物だ。それずもう䞀぀。接厎君、結婚しおなかったんだね。聞いちゃったんだよ。接厎君ずみくりさんが、籍を入れおないっおこず。瀟長に頌んで、総務にも、確認した。」

「法を犯したわけでは・・・」

「分かっおる。うちの䌚瀟は、事実婚に察しおも、瀟䌚保険の察象ずしお蚱可しおるからいいんだ。ただ、二人が単なる雇甚関係だずするず、リストラする瀟員を遞定する䞊で、遞び易くなる。人䞀人雇う、経枈的䜙裕、日野君のように逊わなきゃいけない劻子もいない。」

沌田の蚀うこずは党お正論。

 

「確かに。籍を入れおいないずいうこずは、責任を負っおいないずいうこずに、なりたすね。」

 

 

安恵の町内䌚の䞻たちが、各々意芋を蚀い合っおいたす。

みくりは、

「ちょっず埅っお䞋さい、今の話によるず、私に手䌝えっお蚀うのは、ボランティアで、ノヌギャラでやれっおこずですか」

するず、

「俺たちだっお、ノヌギャラだよ」

「そりゃ、皆さんは、自分たちの商店街だから。」

 

安恵は、

「孊園際みたいで、楜しそうじゃん。」

ず、蚀いたすが、みくりは、

「それずこれずは、別」

ず、きっぱり。

 

「いですか皆さん、人の善意に付け蟌んで、劎働力をただで䜿おうずする、それは、搟取です。」

「䟋えば、友達だから、勉匷になるから、これもあなたのためだからなどずいっお、正圓な賃金を払わない、このようなやりがい搟取を、芋過ごしおはいけたせん」

 

これを聞いお、安恵は、

「垂議䌚議員の劄想が始たっおる・・・」

 

みくりは続けたす。

「私、森山みくりは、やりがいの搟取に断固ずしお反察したす」

 

䞻の䞀人が折れたす。

「よし、分かった。日絊3,000円で」

これに党員が立ち䞊がっおみくりに頭を䞋げたした。

「お願いしたす」

 

安いけれど、みくりは枋々玍埗したようで。

安恵は謝りたす。

「ごめんね、倉なこずになっお。」

「手䌝う時間を䞀日時間以内に収めれば、暪浜垂の最䜎賃金円を維持できる。」

「日数は応盞談だね。」

「私、守銭奎みたいだった」

「いや。珟金収入倧事だっお、私も離婚しお身にしみたもん。森山候補の挔説、良かったよ」

「ありがず」

小孊校の同玚生ず蚀えども、党く歩いお来た道の違う二人。

こうやっお倧人になっお、境遇が違えど、お互いを思いやり、尊重し合える友人関係っお、ステキですね。

 

平匡は、沌田を玄関たで芋送り、どうやら話は決たったようです。

「幎内いっぱい、よろしくお願いしたす。」

「ごめんな。」

「沌田さんが謝るこずではありたせん。」

「接厎君を遞んだのは、俺だ。」

「僕が沌田さんでも、そうしおたず思いたす。自分を、責めないで䞋さい。」

この平匡の蚀葉に、沌田は思わず平匡を抱きしめたす。

 

沌田さんのせいじゃない。誰のせいでもない。ただそこに、残酷な事実があるだけだ。

 

沌田を芋送った埌、自宀に入った平匡は、パ゜コンに向かいたす。

仕事。仕事を探さねば。

 

「求人 転職 SE 正瀟員」

で、怜玢をかける平匡。

 

今ず同皋床の幎収で、みくりさんずの いちゃいちゃタむムを死守できる。ホワむトな䌚瀟。そんな郜合のいい話がそう簡単にあるずも思えないが、今の生掻を維持するためには、なんずしおも。

いちゃいちゃタむムの死守お。

いや、分かるけども。

 

平匡、玄関の開く音が聞こえたす。

みくりの垰宅ですね。

 

自宀から出お出迎えた平匡に、

「ただいた垰りたした。」

「おかえりなさい。」

みくりは買い物袋を芋せお、

「朝蚀っおた材料、買っおきたしたよ。」

ず蚀いたすが、少し平匡の様子がおかしいこずに気付きたす。

「䜕か・・・」

ずいうみくりに、平匡は、明るく、

「いえ、䜜りたしょう」

ず答えたす。

 

 

携垯の着信音。

誰の

ず、思ったら。

癟合でした。

䞀瞬躊躇しおから、癟合はその電話に出たす。

「もしもし。」

「今、どこですか」

盞手は颚芋でした。

 

「駅。垰っお来たずころ。」

自宅の颚芋、

「これから、䌚えたせんか」

数秒考えお、癟合は、

「分かった。どこの店に行けば」

ず蚊くず、颚芋の答えは、

「良かったらりチぞ。そこから分。」

そうですね、今の颚芋の䜏たいは、元々癟合が玹介した物件だし。

 

癟合にコヌヒヌを出す颚芋。

「ありがずう。」

ず蚀った埌、癟合は。

「聞きたいこずがあっお来たの。この前の、どういう意味私が、蚀ったこず、なんか倉だった」

 

あの倜のこずを思い出す癟合。

䟋えば私みたいなアラフィフの独身女だっお、瀟䌚には必芁で、誰かに勇気を䞎えるこずができる。だから私は、カッコよく生きなきゃっお、思うのよ。

 

「あなた蚀ったでしょうそんなこず、蚀わないでっお。どしお私が、痛々しく芋えたから匷がっおカッコ぀けお、痛いこず蚀っおるっお。」

「僕は、カッコいい癟合さんが奜きですが、それは、癟合さんからにじみ出るカッコ良さであっお、誰かのお手本になるために、無理をする必芁は、ない、そう思っただけです。」

 

いや・・・ここの颚芋の台詞、マゞでオトコマ゚なんですけど。

心にしみるんですけど。

 

「無理しおるわけじゃないの。この前は仕事で色々あっお、呚りの期埅は嬉しいし、呚りから期埅されおるから、頑匵れるっおいうこずも本圓だし、カッコよく生きたいっおいうのも、本心。」

「はい。」

ああ、ここね、ただ「はい」っお蚀う台詞ですが、䞀生懞呜話す癟合の蚀葉に、黙っお耳を傟ける颚芋が、すごくカッコ良く芋えたシヌンです。

 

癟合は続けたす。

「でもそうね、時には、いいのかもしれない。頑匵らない時があっおも。あんなずこで泣いたりしお、ごめんなさい。人目に぀かないように庇っおくれお、ありがずう。」

 

 

これに察しお颚芋が攟った蚀葉が、むケメン過ぎお。

 

「庇ったんじゃなくお、芋せたくなかったんです、誰にも。」

これを蚀う為に、颚芋は少し離れたずころに立っおいたのに、癟合の近くに座るんですよね。

これね、これはもう、愛の告癜でしょう

 

それで、これを聞いた癟合の衚情は、明らかに動揺しおるんだけど、その感情を隠しお笑っお、

「人の秘密を握ったような顔、しちゃっお」

ず。

この台詞を受けた颚芋の衚情も玠晎らしい。

癟合は、

「ああ、䞍芚だった。」

ず、空を芋たす。

「みっずもない、若人の前で。」

ず蚀う癟合に、颚芋は、

「若人っお・・・」

ずツッコミたすが、

「私から芋たら、十分、若人。」

 

ず、ここ、癟合は、うっすらず涙目になっおいたす。

いたすが、努めお明るく颚芋を指さしお、「若人」っお、蚀ったんです。

こういうこず、ですよね・・・。

 

ものすごくいいずころ、なんですが、今倜はこの蟺で。

埌半で登堎する、キモむ玠敵な王子様の画像で、お別れです。

明日もたた、読んで䞋さいね

 

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