12月後半の北海道は、空港到着時からすっかり雪国。
積雪の影響で、列車は遅延。
乗換駅での待ちぼうけは、特に日暮れ後は凍え死にますよ
今回は札幌に直行はせず、新千歳空港から意外と近いので初の苫小牧に行く事に。
一泊して翌朝から野鳥散策をしつつ、夜に札幌に向かうというプラン。
これが、大正解でした
札幌での散策はイマイチだった為、苫小牧での初日がこの旅の殆どの収穫となりました
せっかくなので容量を気にせず、いつもより高画質でお届けしてみます笑
苫小牧港周辺の海辺
マイナス気温だったこの日、凍えながら海岸に到着すると遠くに海ガモが!
シノリガモ
相変わらずの変わった模様。
なんだか愛嬌があって大好きなカモなので、いきなり会えて良かった
潜水系カモなので、潜ったり飛び出したりで撮影は大変だけどね
ホオジロガモ
シノリガモやホオジロガモを撮ってたら、背後になにやら気配が。
コミミズク
毎度の事ながらトビがカラスに追われてるのかななんて最初思ってたら、まさかでした。
コミミズクは人気の野鳥ですからね。
こんなに簡単に見れるなんて、やっぱり北海道は凄いな
カモメ達もいっぱい
オオセグロカモメ
シロカモメ
シロカモメ セグロカモメ ワシカモメ
シロカモメとワシカモメは、冬の北海道の海に行ったら見たいと思ってたんですよね~
見つけられて嬉しい
海岸から港に向かう途中。
低い松の街路樹から、聞きなれない野鳥の鳴き声とバリバリ音が。
イスカ
激レアなイスカが、スズメの様な状態で近距離に沢山
松ぼっくり食べてる所を目の前で見てても、あまり逃げないし。
イスカをこれだけ近くで撮れる環境、贅沢過ぎでした。
今回の旅は、もうこれで充分って感じ
更には、エゾアカゲラも松の木に飛んできた。
港の街路樹なはずの松なんだけど、盆栽的でなんだかお洒落。
港市場で名物のホッキカレーとか食べたかったけど、先を急いでたので諦め
その後、港周辺の住宅街を通ってた時に見慣れない野鳥が飛来!
カササギ
苫小牧周辺か九州でしか見れない、局地的に分布する変わった野鳥ですからね。
今回、初めて撮れて良かったです
苫小牧港に着くと、またまた海ガモ達がお出迎え。
ウミアイサ
シノリガモ
港は関係者以外立ち入り禁止の倉庫地区が多く、海に近づけない場所だらけ。
移動距離があり、雪道歩くのツラくなってきたのでここで諦め。
苫小牧港のフェリーターミナル周辺まで行けば、他にも色々見れたのかも
苫小牧港で予定外に時間を使ってしまい、バス移動するもメインの目的地が日暮れ間近
ウトナイ湖 苫小牧市
オオハクチョウ
イメージよりだいぶデカいですよね~群れでいると迫力が凄い。
この時期の北海道、日没がまさかの16時。
慌ててサンクチュアリの方へ向かったけど、だいぶ薄暗かったし引き返すころには真っ暗。
ここではオオワシやオジロワシ、そしてシマエナガを見たいと思ってたんだけど残念
遠くにオオハクチョウ。
マヒワが一瞬。
ミヤマカケスはもはや、就寝中。
野鳥散策初日は、これで終了。
バスで新千歳空港まで移動し、更には札幌へと向かいました。
これだけ贅沢に沢山の野鳥を見れて、この先どうなってしまうんだろう。。
しかし、結果的にこの一日で運は尽きたようです
苫小牧で雪道を3万歩近く歩いていて、足が限界に。
新千歳空港から札幌まで、外国人や帰省客で満員列車だった事でも足へのダメージ倍増。
翌日はくたばってしまったけど、夕方なんとか公園へ様子見に。
真駒内公園 札幌市
シマエナガ
遠かったので、これ以上トリミングするとモヤモヤしちゃうのでこれが限界。
でも小さくても、やっぱりシマエナガは可愛い
出遅れて先を急いでたし遠過ぎるのもあって、早々に撮るのを諦めちゃったけど。。
結果的には、近くに来る可能性を待てば良かったのかも。
公園の奥までクマゲラを見に行ったけど、タッチの差で巣の中に入ってしまった。
飛んでるのを目撃はしたけど、撮る事は出来ず
この時期の北海道、15時には野鳥が寝てしまう感じですかね~寂しい。
真駒内公園 札幌市
今回は目的を絞って北海道にやって来てたので、札幌では真駒内公園一択です。
でも残念ながら、見たかった野鳥は現れず目標は果たせず。
代わりに飛んできてくれたのは、この子。
カワガラス
撮影初めて出来たんですよね~嬉しいです
シメ
エゾアカゲラ
ミヤマカケス
シロハラゴジュウカラ
ハシブトガラ
真駒内公園での常連さん達。
ただし、北海道でないと見れない野鳥もなにげいるからね
公園の奥は、雪山も登ってみたけど何もいなかった。
クマゲラが巣に戻る夕方まで待つか迷ったけど、まだ時間があったし凍えちゃうので撤収です。
オオタカ
雪上の獲物を探し回ってて、逞しい。
今回の札幌では外食を一切しなかったのですが、昼は公園、夜は疲れてコンビニ飯。
仕方ない。
唯一北海道グルメっぽい物を食べたのが、新商業施設「ココノ ススキノ」の店舗。
小樽なると屋
ざんぎ弁当
なると名物のザンギは、秘伝の味付けという事もあってやはり特別です。
しかも、揚げたてで提供してくれましたからね~
めちゃくちゃ美味しかったです
サッポロクラシック富良野ヴィンテージにも、よく合います
ココノの地下には、スーパーダイイチが入りましたからね。
缶ビールもそこで。
繁華街に巨大なスーパーが出来たのは、品揃え豊富だし旅先で便利なので有難いです
ライブがあって公園に行けなかった日もあり、あっという間に旅は最終日。
予想以上に天候が悪化し、かなりの吹雪。
ダメ元で真駒内公園に行ってみたけど、鳥の気配は皆無でした。
本当はこの日、小樽港にも行こうと思ってたんだけど。。
吹雪なのに空港と逆方向に向かうのは、万が一電車が止まるとかあったら危険。
空港から近い方が良いと思ったので、空港まで行ってからバスでウトナイ湖に行く事に。
しかし車窓で眺めてたら吹雪が強まっていて、サンクチュアリ周辺の森が真っ暗。
野鳥が出てこない雰囲気なので、諦めて下車せず終点の苫小牧まで行ってしまいました
途中、車窓からカササギが見れてたんだけど。
到着時は薄暗くなってしまい、歩いててもなにも居ない。
徒歩だと、時間があっという間に過ぎるんですよね~北海道は広過ぎる。
苫小牧港周辺では何も見る事が出来ず、最後に今回の旅のスタート地の海岸へ。
ここで、救世主が。
ミミカイツブリ
初めて見る野鳥です
ハジロカイツブリに似てるけど、模様がやや違うのと目と嘴の間に赤い線があるのが特徴。
日が暮れてて撮影は厳しかったけど、ISO感度を激下げでなんとか
ホオジロガモ
オオセグロカモメ
シロカモメ
今回の野鳥散策は、これで終了です
余裕をもって帰りを遅い便にしていたので、新千歳空港到着後はまったり。
松尾ジンギスカン 新千歳空港フードコート店
最後くらい、北海道グルメを頂かないとね
特上ラムジンギスカン定食
松尾ジンギスカン特製タレでしっかりと味付けされた、特上のラム肉。
やはり絶品です
もやし多めで肉少な目なのは、観光地ならではのご愛敬。
美味しいジンギスカン、ご馳走様でした
ここではいつも、お気に入りのジンギスカン卵とじ丼を食べるんだけど。。
特上ラムをしっかり味わうも、たまには良いですね。
至福の時間でした
そろそろかな~出発ロビーへと向かったのですが。
こんなところにも吹雪の影響が出ていて、出発機の到着遅れでまさかの出発2時間遅れ。
出発2時間半前から空港にいるのに、暇過ぎる
そして成田行きにしていた為、帰りの電車が心配。
(羽田便は欠航が多かったので、そこはラッキー)
ただしこの日は大晦日なので、都内まで行きさえすれば終夜のJR臨時列車があるのが救い。
成田空港に到着し、駅のホームで年越しを迎えながら京成線の終電にギリ間に合いました。
各駅停車での、成田から都内までの旅路はゆっくり過ぎる
JR総武線に乗り換える為、京成船橋駅で下車。
乗り継ぎの待ち時間が有るので、年越し蕎麦を食べてない代わりに年明け蕎麦を頂きます
車や 船橋
もりそば (石臼挽き十割蕎麦)
コシの強い、本格的な十割蕎麦。
やや太めの麺はワシワシとした食感で、蕎麦の風味も当然あります
量少ないけど深夜なので丁度いいし、これ、390円ですからね。
コスパ最強の美味しい年明け蕎麦、ご馳走様でした
元旦の終夜列車はやってない路線が今年は多く、JR総武線で行けるとこまで。
電車を降りてから徒歩約40分、明け方4時に旅は終了しました。
飛行機遅延が無ければ、ちゃんと家で年越しを迎えられる計画だったんだけどね
でも今回も、沢山の野鳥を見れた北海道旅
雪の影響もあったけど、なんとか行って来れて良かったです