暑い日が続いております。
春先から夏にかけて、衣類のムシも活躍する時期でもあります。
以前、私はウール100%の製品や、ましてやカシミヤ製品など持っていませんでした。
ほとんどコットン製品や、ウールアクリルの製品が多かったです。
なので「衣類がムシに食われる」という知識はありましたが、ほぼ経験が無かったです。
自分がこんな天然繊維100%製品を作るまで「衣類のムシ」は小さい頃の話だったのです。
小さい頃は、セーターと言えばウール100%しかない時代だったので、冬物入れ替えのときに母がよく言っていました。
「あら、コレあんまり着てない『よそ行き』やったのに、ムシに食われてしもうたわ!」
セーターに空いた小さな穴を見て、そんなふうに言っていたのを聞いています。
そして衣装箱(ヤナギゴオリ)に樟脳を入れ忘れたことを後悔していました。
秋口になると、時々お客様からウールの5本指靴下やセーターなどのお写真が送られて参ります。
「袋に入れたまま、しまっておいたウールの5本指靴下にこんな穴が空いていました。
交換してくださいね!」
お写真を確認させていただくと、まったくムシさんが食べた穴だったりいたします。
「袋に入れてしまっておいたから大丈夫のはず!」
そう思われた場合、ちょっと違っているのです
ムシさんにとって袋など、外から入ってしまえば逆に守ってくれる砦になってしまうのです。
私も色々な防虫剤を試しました。
完全ナチュラルな製品も試しましたが、やっぱり大変な匂いだったりもします。
結局、個人的に今は無香のムシューダで落ち着いている次第です。
エステー ムシューダ1年有効 引き出し・衣装ケース用 32個入り [防虫剤]
(税込 ¥887 ヨドバシカメラ 送料無料)
ヨッシーが監修しているメディアページでも、何度か「ムシ」特集をしております。
6年前の記事もございますが、お時間がございましたら是非ご確認くださいね。
私のウール・アンゴラ・カシミヤ製品の保存方法ですが、できるだけ密封できる衣装ケースに、きれいに畳んで入れて、ムシューダを少なめに1〜2個同梱します。
秋に開いて、まだ「おわり」の文字が出ていなかったら、翌年も同様にしているのです。
できるだけ密閉すると1個でも良いくらいですが、開放感のある保存方法だと保存途中で「おわり」の文字が浮き出てしまうのです。
それは良くないなぁって思っています。
少しでもご参考にしていただけましたら嬉しいです。
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