お客様から時折いただくご質問があります。
(月に数回程度です!)
ウールやシルクを強アルカリ系の洗剤でお洗濯されての表面変化や色ムラ、型崩れなどについてのご質問です。
お洗濯に使われた洗剤の名前をお聞きして検索すると「ウールやシルクもお洗濯できます」という説明が確かに書かれています。
明らかに表面が溶けてしまってベタベタする感じの生地に変貌しているチコリの肌着!!
少し可愛そうになってしまって、私はその後何度も何度もマザータッチで洗いました。
5回ほど洗ったら、色抜けは戻らなくても、生地の雰囲気は少し薄地になった以外はある程度戻ってくれました。
(ちなみに私はそれを着ています!!)
そうなってしまう洗剤名をお聞きするとセスキ系や石鹸系の強アルカリ表示でした。
(弱アルカリ系はそこまでひどくはなりませんが、やはり返品されます)
その強アルカリ洗濯用品も検索すると本当に「ウールもシルクも洗えます」とちゃんと表記されているのです。
でも、アルカリでタンパク質のシルクやウールは溶けてしまうのです。
お洗濯で、肌着の表面がベタベタになってしまうのは悲しいです。
表面の溶け具合で、色ももちろんムラになります。
編み上げニットの場合は、ところどころが溶けて、編みキズの感じにもなってしまいます。
でも洗剤に「ウールもシルクも洗えます」と書いてある以上、お洗濯での変形もこちらの製造上の責任となってしまうことは必至です。
シルクもウールも限りある資源です。
純石鹸やセスキは天然の洗剤で地球的にも良いかと思います。
そのへんの折り合いが本当に難しいですね。
お客様は、使った洗剤も教えてくださるくらいなので、全然悪意があるわけではありません。
素直に信じて使われただけなんです。
今、書いていて思いました。
きっとその強アルカリの洗濯用品を販売されている方は、表面を化学的処理されたシルクやウールで洗濯試験をされたのかも知れません。
ウールも防縮加工時に表面を樹脂で覆うと多分強アルカリも大丈夫になるのでしょう。
シルクも表面を化学処理をしていれば、平気なのかも知れません。
大丈夫と言われている天然系の石鹸や洗剤で洗って、色々な不具合が出たお客様も困られただろうなって思います。
なので是非シルクやウールは、やはり中性の洗剤で洗ってくださいね。
もし、一般に売られている洗剤成分にご不安がある場合は、飲んでも大丈夫と言われているマザータッチで洗ってください。
こちらはポイントが72円分付きます。
このサイズで、洗濯機30リットルの場合100回分なんです。
大家族で60リットルの場合は50回分です。(誰でもわかりますね)
ずっと以前には粉の洗濯用石鹸なども使ったことがありました。
でもそれは、すごい独特の石鹸臭で着ていると気分が悪くなったりして……続かなかったです。
(当時は化繊やコットンしか着ていなかったのですが)
この同じ匂いになった不具合製品をご返品されるお客様も多いです。
私は敏感肌で、柔らかい部分の皮膚は常に色々トラブルがありました。
マザータッチを使って洗いはじめて、肌の弱い部分のトラブルが無くなって驚きました。
洗剤って、どんなにすすぎをしてもやっぱり繊維に残るんだと分かった次第です。
最近になって、日曜ショールームオープン時にご来店下さったお客様に教えていただきました。
「私はマザータッチを手荒れにスプレーしているのよ!
クリームを塗るよりもいいわよ。
母に伝えたら『ほんまやなぁ』って言ってたわ」
お聞きした私が思ったこと!!
「いえ、それは無いんじゃないですか?いくらマザータッチが良くても……!」
口には出さずに「え?!本当ですか?」とだけお答えしました。
自宅に帰ってから、早速試しました。
驚きました。
ホントに、ベタベタしないのにカサつきがしなやかになってびっくり!!
理由を含めて半信半疑ですが、またマザータッチの社長のところに行きたくなりました。
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