結婚する時、離婚を経験している母が私に言ってくれた言葉【メルマガ後記より】 | シルクふぁみりぃブログ

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  シルクふぁみりぃメールマガジン vol.088 2018年12月12日配信
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過去のメルマガは残していないのですが、受信フォルダに残っていたメルマガ後記に少し加筆してブログに入れさせてくださいねニコニコ

 

◆後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

関東でもそろそろ雪がチラつき始めたそうです。

私は母の故郷が北陸なので、小さい頃の冬休みや夏休みは兄と共に福井で過ごしました。

 

雪道になった坂を手作りの筏のようなソリで滑ったり、小川も田んぼもみ~んな雪野原になって、輝く雪原を普通に歩ける楽しさも忘れられません。

(なぜかその状態をおしょりん」と呼んでみんなで楽しみました)

 

いつもは田んぼや畑、小高い丘や小川などが全部見事に、雪の平原に変わるのです。

柔らかかった雪が、凍みて固くなりどこまでも歩ける平原が続いて気持ちよかったです。

 

大阪では珍しかったので最初は雪が嬉しいのです。

でも、あまりに毎日降ると「雪はもうええなぁ!」って気持にもなり、そんな自分に驚きました。

屋根に上って、伯父が雪下ろしをしているのを見るのも、長靴じゃないと歩けないのも、だんだん飽きてきたのです。

 

雪国の従兄弟たちは雪の隙間から、黒い土が少しでも見えたら大喜びして、「土や!土や!」と触っていました。

 

いくら冬でも、関西では土は毎日見えるので、喜んでいるその光景が逆に新鮮だったです。

 

夏は小川でオタマジャクシを取ったり、お宮の境内にあるプールに行ったり出来ました。

冬は何も出来なくて、母が新しく買って持たせてくれたボードゲームをして過ごしていた気がします。

 

今思うと、毎年長く泊まりがけで来るワガママな姪や甥を、よく可愛がってくださったなぁって思います。

 

うちの母は、なぜか親戚とすぐに縁を切るタイプです。

中学生になった頃、伯父が亡くなったのを期に、理由はあまりわからないのですが、そんな田舎と縁が切れました。

 

あんなにお世話になってきたのに、急に縁が切れたことが子供心に申し訳ない気持ちで一杯に……!!

 

それ以外でも、毎週会ってたような親しい親戚とも、母は何かあると縁を切りました。

大人になった私は母に内緒で、その大好きな親戚に会いに行ったりしたものです。

 

そして、お正月などの節目には、母と彼らの仲を取り持って、また仲良くお付き合いが続くようにしたり……。

どちらも人としては悪くないので、また仲良しになってくれて嬉しかったです。

 

私は、お付き合いがある人とは、ずっと長く仲良くしていたいタイプなので母の気持ちがわかりませんでした。

 

きっと、生まれてすぐに父親を亡くし、夫婦もうまく行かなくて離婚している母には色々な思いがあったのだと思います。

 

母は、子供達に何でも自由にさせてくれる人でしたが、私が結婚する時、一言だけ言ってくれました。

 

「ゆみこ、自分が間違ってると思ったら謝るんやで!

 私は、それが出来なくて、今まですごい苦労して来たから。」

 

私は……と言うと、謝らないと許してくれない母が育ててくれたおかげで、何でもすぐに謝る性格なんです。

自分が悪くなくても、謝ってしまうのが逆に悪い癖かも知れないくらいです。

 

そんな私に、母が言ってくれた言葉。

今思えば、きっと母は自分自身にも言いたかったのかも知れません。

色々な場面で、謝りたくても謝れなくて、悲しい思いを飲み込んできた母の心を思いました。

 

反面教師もいっぱいして教えてくれた母でした。

思ったことは、どんどん自分の責任で進めていった母の性格は、受け継がせていただいております。

 

大変な中で、愛情いっぱいに産んで育ててくれたこと、母にはただ感謝しかないです。

そんな母が亡くなって7年が経ちました。

 

いつも、お読み下さってありがとうございます。

 

 

 

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