私達の子育ての時代(半世紀前)と違って、今は本当に大変な時代になってきています。
私は大規模な千里ニュータウンの集合住宅で子供を生みました。
裏には大きな公園があって、子供達は1歳代から小学生になっても大勢の子供達と裏の公園で遊んでいました。
夕方6時前後になると、窓々からお母さんたちの声が響きました。
「○○ちゃ〜ん、ご飯やで〜〜!!」
遊び呆けていても、何度か呼ばれると泥だらけのまま、みんな自宅の階段に向かって走って帰るのです。
2歳半くらいまでは、お母さんも一緒に出ています。
私もその時代は、一人で遊んでいる2〜5歳の子達達を自分の子供と同じように面倒を見るのです。
転んだら傷を見てあげたり、おしっこをさせてあげたり、色々細々と面倒をみました。
それは順繰り順繰りで、自分の子供も2歳半になったら一人でも外に遊びに行くという感じです。
自分の子が近所の子供たちを連れて帰ってきたら、母親同士連絡しあってテキトーなランチをみんなに食べさせたり!!
(それはホントに何でもいいんです。そうめん炒めでも良かったくらい!)
今ならアレルギー問題もあるので考えられないですね。
お母さん同士も仲良くて、出かける時には「お願いねぇ」って言っても言わなくても、お母さんが留守なら、お互いに子供の面倒を見合っていました。
小さな子供を対象にした犯罪も、まだ考えられない時代だったので本当にラクでした。
40年以上前の話ですが……。
今「シルクふぁみりぃ」のパソコンシステムや絹糸の太さと機械の関係など全般を仕切ってくれているスタッフは3番目の子供の次男です。
彼は3、4歳の頃、雨の日も家の中から公園を見ていました。
砂場が雨でドロドロになったのを見て「ちょうどいい感じになったなぁ!」って言うのです。
翌日、雨がやんだら彼は砂場で一日中遊びます。
泥遊びはとんでもなく楽しそうで、色々なものを作って遊んでいました。
でも、目の周りだけうま〜く汚れていませんが、あとは全身ドロドロになっていました。
帰ってきたら、襟首をつまんでお風呂場で服を脱がせながら流しました。
よく泥が目に入らなかったなぁって今も不思議に思うのです。
今は、子供が外でどんな目に遭うか心配な、大変な時代だと思います。
お母様方の心配や、ママ友さん達とのお付き合いの大変さなども感じます。
隣町の行政では、子育てほっと情報を妊婦さんに配布しているそうです。
香芝市のお隣には大阪の柏原市もあるんです!!
その中に「シルクふぁみりぃ」を掲載しませんかってお尋ねいただいたのです。
是非お願いいたしました。
ありがとうございます。
子育ては基本的に楽しいものですが、最初の子供を育てるとき、自分の思いが大変だった気がします。
二人目からは様子がわかっているのでラクチンでしたが、初めての子供は
「自分の自由がこんなに無くなるなんて知らなかった……!」
そんな方向で、急に呼吸を止めて水中生活が始まったような気がしたものです。
母は仕事をしていてなかなか頼れなかったので、近所の先輩ママに色々教えてもらったりしました。
育児書は読むほど不安要素がいっぱい出てきて、先輩ママの
「そんなん全然大丈夫よ!」
「気にしないでいいわぁ!うちはもっとひどかったよ」
そんなお声に安堵したり致しました。
私も4人生んで4人育てて、孫も2人ほどは小さい頃だけ育てました。
かつての新米ママだった自分に、安心の声を掛けてくださったお返しをしたいものです。
「大丈夫ですよぉ〜〜!!」って。
では、いつもお読みくださってありがとうございます。
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