私は団塊の世代よりも、少し遅れた昭和28年生まれです。
大幅に人数が減った年代で団塊の世代が去った小中学校では、たくさんの空き教室が出ていました。
その空いた教室は、たいして使わない視聴覚室や工作室とかに転用されていましたね。
夫が団塊世代のせいもあり、家族づきあいする友人達も4〜5歳上が多かったです。
20代後半からの友人も多くて、みんなで徐々に歳をとっていった感じでしょうか。
そして当然ながら、みんなで更年期も迎えたわけです。
家族づきあいをしていたせいか、色々な細かいこともよく聞いていました。
普通だったら口にしないこと、例えば月経がどんなふうに終わるのか?!
そんなことも、みんなが少し年下の私に教えてくれていました。
そんなことを聞いて数年後、私は思いました!!
「こんな状況になること……聞いていて、本当に良かったぁ!」
先日、お客様からお電話で「更年期の生理不順」についてのご質問をいただきました。
年若いスタッフが対応していましたが、まだ経験していないこともあり要領を得ないので、私が代わらせていただいたのです。
「私は40代後半ですが、生理が長くなってしまって10日も続くのですが……!!」
冷えとりをしているにも関わらずそんなことが……というご質問でした。
私は自分の経験や友人達の話を伝えしました。
そして、喜んでいただけたのです。
「生理の終焉の頃の話って、誰も話してくれないです」
本当にそうかも知れません。
小学校の高学年になったとき、女子だけが講堂に集められて暗幕の中「雌しべと雄しべ」から始まる月経についての意味深なフィルムを見ました。
そして、その後保健室の先生からお話を聞きました。
まだ脱脂綿を重ねる当て方などを教えてくれて、当時発売されていた「アンネナプキン」という手のひらサイズで小判形のモノも見せてくれました。
(まだ脱脂綿が殆どで、価格も高かったアンネナプキンを使っている人は少なかったようです)
私はおふざけタイプだったので、
「それじゃ私はそれを絞って献血するわ〜!」
なんて不謹慎なことを友達と言って、周りを笑わせていました。
(今、考えると恥ずかしいです!先生にも睨まれました。)
教室に戻ると、ヤンチャな男子達が女子だけが何を聞いてきたのか?!
不思議がって、教えて欲しいと何度も言われました。
「聞いたら『子宮のこと』って先生が言ってたけど『子宮って何や?』」
とか言ってたのを覚えています。
つまり「月経」は隠すべきものって感じが暗黙の了解だったわけです。
(今は変わってきているのでしょうね!)
月経の始まりも密かにお赤飯を炊いてましたから、またその終焉もあまり口にすることが無かったのは自然の流れなのかも知れません。
(信じられないことですが、当時の生理用ショーツは内側が全面ゴム張りの黒でした)
これからお伝えする私や友人達の体験は素人が言っていることなので、まず何かあったらガンなどの兆候ではないことをしっかり診てもらってくださいね。
こちらは女性医師のサイトですが、是非ご確認いただきたいです。
私は少し早かったのですが40代半ば過ぎに閉経いたしました。
中学3年の修学旅行時に「月経まだの人?」と挙手したらクラスで2〜3人だけで、私もその中に入っていました。
あとの2人は一番前と次の席の本当に華奢な女の子です。
私はすでに身長が170㎝近かったのですが、ブラも要らないような体型だったことは確かです。
(楽天的な母でも心配して、婦人科に連れて行かれる寸前にめでたく初潮を迎えました)
月経周期はずっと28日以内で、だいたい前月の4日前にきっちり始まる周期だったです。
32日周期だという友人は56歳でも、まだ普通に生理があると言っていたので、月経終焉時期は周期も関係しているのかも知れないですね。
完全に閉経に至るまでの数年間は、周期がめちゃめちゃ乱れました。
数ヶ月無くなっていたり、極端に少量になったり、逆に半月ほどずっと生理中だったり。
私の場合の最後は「もうホントに最後だよ〜〜!」って子宮がその存在を声高にアピールしているのかと思うくらいの出血がありました。
私の家系は、祖母や伯母・母などみんな、安産の多産で更年期障害は全く無くて、生理痛とも無縁の「子宮」にだけは恵まれた家系でした。
ただ布ナプキンなど無い時代なので、今なら布ナプに変えることで、そこまで量が多くなく過ごせたかと思う感じです。
就寝時に使う当時で一番大きなナプキンも、数時間でボトボト滴るくらい経血が排出されました。(過多月経と言うようです)
そして、教えてもらって新生児用の四角い紙おむつを使いました。
それらは、先に閉経した先輩友人が自分用に使って残ってしまったというのを貰い受けました。
足りなくなって、買い足した覚えもあります。
紙おむつを当てていても、畳の上に座っていると洋服も透して畳にジトッとシミができそうになって慌ててしまったり……。
友人は、真っ白のパンツを履いていて駅で急に大変なことになって、上着を腰に巻いたりもしました。
それは突然やってくるので、更年期の外出時には絶対に白っぽいボトムやスカートはダメだと教えてもらった感じです。
お電話の方もおっしゃっていましたが、そんなに経血が出てもなぜか元気なんです。
私も、普通だったら驚くような量の経血でも、貧血にもならず元気だったです。
(でも貧血になる人も多いらしいので、そんな時は受診してください)
とっても不思議な感覚でした。
私を含めて、それは経血が多くなる人の例で、みんながみんなそうではなくて、普通に最後は徐々にティッシュ数枚で大丈夫になって、どんどん間隔が空き、ゆっくりと無くなって終わった人も聞いています。
どういう関連で違うのか?
それはわかりません。
私は、何人もの友人から聞いていたので自分の時は
「ああ、これかぁ。ほんまにびっくりするな!」
「これでも大丈夫って不思議やけど……」
そんな感じでスッと通り過ぎることが出来ました。
もちろん定期的に、子宮がん検診も行っておりました!!
(不正出血を更年期の月経不順と間違う例もあるとか……)
以上の話は布ナプキンが無かったころのことで、今少しずつ月経事情も変わってきているかと思います。
こちらのサイトもわかりやすいです。
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