シルクリブスパッツは、ホントに人気の製品です。
数多くのスパッツを編み上げておりますが、スパッツの中で年間2位か3位の売上製品なのです。
(1位は毎年、ダントツでマーガレットロングパンティです)
そんな大切なスパッツですが、今販売しておりません……
昨年後半以降ロットの製品の糸が少し変わってしまっていることが判明したからです。
起こった現象は!?と言うと、天然繊維につきものの毛玉です。
10月に購入されたお客様をリサーチすると、
「毛玉はいつも通り出なかったよ!」
という方と
「急に毛玉が出てビックリした!」
というお客様と両方おられました!
つまり、その頃がターニングポイントかと思われます。
(編み上げて販売している製品は、徐々に入れ替わるのできっちり決められないのです)
編み上げに指定している糸は、ずっと最初から同じものです。
松村のココンという絹糸で、価格的にもキロ1万円を超えるの高級絹紡糸になります。
京都の商社さんで、呉服なども専門で日本の絹糸価格はここが決めるくらいの大きな会社なのです。
シルクリブスパッツは、これまで毛玉がとっても出にくいという特長のあるスパッツでなので
急に毛玉って……驚きでショックでした。
すぐに、担当の方にお電話しました。
とっても誠実な担当者さんで、原糸を調べに中国へ飛んでくれました。
(日本の絹糸はもうほぼ無くて、だいたい中国かタイ・ブラジルから原糸は来ます)
昨日の経過電話では、一番最初の原糸の撚りが弱かったようだということが判明したそうです。
調べていただいて感謝です。
ここ1週間ほどのことなのですが、スタッフも試着を繰り返して、どんな様子か見ました。
愛用スタッフも多くて、以前の製品と現行製品の試着後洗濯後の違いも歴然とわかりました。
判明後、ずっと続けて試着用してくれているスタッフは、もともとこのスパッツの愛用者なのですが、最初の洗濯で毛玉が出て、その後は増えずにそのままの状態で履けるとか。
ちょっとだけ安心しました。
ただホントに不思議なんですが、
「今まで毛玉が出なかったのに、今回購入した製品には出てるけどナゼ?!」
っていうご意見は、最近2件ほど頂いただけなんです。
皆さん、ホントにお優しいなぁって思った次第です。
松村の担当者さんが、中国から帰って明日こちらへ来てくださいます。
これから対策を考えていくことに!!
とりあえず、在庫分は糸代だけですがお安くなりそうです。
毛玉ができにくい、これまでと同じスパッツをどうすれば編み上げることが出来るのか?
改良してくれた同じ糸で作るか、長谷川さんの糸に変えるか?!
難問は続きます……。
うちの傑作品のスパッツなので、早く通常通り販売させていただきたいです。
いつも、お読み下さってありがとうございます。
今日は困った事実をお伝えいたしました。
できましたら、クリックよろしくお願いします!!
いつもありがとうございます
こちらもできましたら、よろしくお願いします。