私が小さかった頃の話  【その2】  | シルクふぁみりぃブログ

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私は昭和28年生まれで、私の話はだいたい30年代のことです。

ALWAYS 三丁目の夕日

この映画を見ていたら、全く同じ感じで思わず笑ってしまいましたから……。

 

私の小さかった頃と、駄菓子屋さんは切っても切れない関係でした!

 

一番よく行ったのは、家の並び10軒くらい向こうにある「駄菓子+文房具」を売っている小さなお店……。

店主のおばちゃんは、戦争未亡人とかで背の高い息子さんが1人おられました。

 

いつもカッポウ着を着ていて無口で、彼女の笑顔を見ることはあまり無かったです。

背を丸くして、私たちが小銭を持って買いに行ったら、辛抱強く横に立って選ぶのを待ってくれていました。

 

何も言わずに、ずっと待ってくれるので待つのが大変って感じは無かったのですが、午前中に私1人で行くと

「今、洗濯してるから早う選んでぇ!」

と、声をかけられて

「おばちゃんも、大変やねんなぁ」

と思ったことを覚えています。

 

昭和32〜35年くらいの頃は、まだお小遣いは1回に5円か10円貰っていました。

5円のアイスキャンデーと10円のアイスクリームがあってどっちを買うか悩みました。

 

50銭銅貨は引き出しの隅で見つけるくらいで、もう使用はされていませんでした。

でも1円で2コ買えるお菓子も普通にありました。

 

紙に直接ニッキ砂糖を塗ったニッキ紙や抜き飴、糸ヒモ付きのイチゴ飴、ベロベロという名前のわらび餅、おもちゃの指輪が当たる当てもん。

(そんな駄菓子を食べるのを禁じる家庭も多かったのですが、うちは何でもOKでした)

5円玉を握りしめて、ワクワクしていた自分がまだ私の中には居ます!

 

夜店も楽しみの一つでした。

うちの町内では月のうち2のつく日に開催されていました。

2日・12日・22日が夜店の日なのです。

私は、近所の小学生高学年のお姉さんと行きました。


夜店で買うものは、だいたい決まっていて、そのお姉さんが買うものをまずは一緒に買う感じでしょうか。

関東煮(かんとうだき)と呼ばれていたおでんの「ごぼ天」か「すじ肉」。

私は綿菓子が好きでいつも買いました。

カルメラ焼も美味しくて大好き!

黄土色に膨れた香ばしいお砂糖の味が懐かしいです。

傷痍軍人の人が、そんなお商売をしていました)

そして金魚すくいか、ヨーヨー釣りも欠かせません。

ベタッと平ぺったく押さえて焼くイカ焼きも美味しかったです。

 

だいたい20円貰って行って、全部が5円なので4回楽しめたのです。

自分で買うモノを決められることが嬉しかったのでしょうね。

 

小さい頃は幸せな瞬間がいっぱいあった気がします。

夜店の日はホントに嬉しかったんです。

あのアセチレン灯のニオイが独特で、もしどこかでアセチレンを使っていたら今でも行ってみたいくらいです。

 

あのワクワク感、嬉しくてしょうがない気持、年齢と共に薄れてきました。

でも、あの頃の私はまだまだ、しっかりと心の中でいつもいたずらっぽく笑っているのです。

 

いつもお読み下さってありがとうございます。

 

 

 

 

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