今朝も冷え込んでいます。
でも、ここ数日でそろそろ寒さの底をついたかなって思うんです。
春が待ち遠しいですね。
絹糸にかけては日本で一番有名な会社があります。
長谷川商店(ハセガワ)さんです。
ホントにすごい会社なんです。
うちでは、京都の松村さんと、愛知県一宮のハセガワさんで年間何トンもの絹糸を使わせて頂いております。
先週の温かい日でしたが、彼が来てくれて
「実はまた、アウトレットの糸が出たんです!
でも、ええ糸過ぎて使ってもらえるかどうか……!?」
「正絹のこんな糸です。」
と見せてくれています。
差し出されたサンプル糸は、まるで蜘蛛の糸なんです。
蜘蛛の糸って、悪い意味ではなくて細くて丈夫って意味です。
この巻いた糸は、色が色なのでまるで金属のように光っています。
1本の糸が見えるように撮るのは大変そうでした。
撮影アシスタントの郁ちゃんが、頑張って撮りました。
最高級の生糸を撚り合わせて、これだけの細さの糸を作るって、ホントに大変だとわかりました。
撚りの回数を少し間違えた糸ってことですが、誰〜も分かりませんよね。
◯印付けた色の糸が、みんなあるそうです。
キレイなお色もあります。
アウトレットで普通の1/3近くの価格になっても、¥8,640 /1kg
ってことは、一般の絹紡糸と変わりません。
糸の太さは、このサンプル帳表記よりも細くて、26デニールだということです。
(カラーと絹の種類を見るためのサンプル帳です)
絹のストッキングを作るような糸で透明感があります。
ステキな何かの製品になってくれるか、断念するか……。
今のところ、断念の方向に向いている次第です
何か作りた〜〜いのです。
また、アイデアございましたらよろしくお願いします。
私のアイデアって言うなら、同色のカシミヤと一緒に何かを編み上げてもらうことくらいです。
高級な製品なので、ネックウォーマー的な感じとか、肩掛けとか、手袋ってところでしょうか?!
カシミヤシルクになるわけですが、高級糸が混ざってキレイかなって思うんです。
(スタッフは、それだったらカシミヤシルクの糸を買った方がいいって!)
私は主婦が本業なものですから、ついアウトレット素材でお料理をする癖が抜けません。
(シルクふぁみりぃ店主は副業ですって言うと怒られますが……)
夢は広がります。
でも、現実的にどうかってことですね。
いつも、お読み下さってありがとうございます。