オリーブショーツはどこへ行ってしまったのでしょうか!? | シルクふぁみりぃブログ

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シルクふぁみりぃの店主が日々の出来事や、新製品の情報など色々なことをお知らせしております。
どうぞ、よろしくお願い致します。

 

朝夕の涼しさが嬉しい季節になりました。

でも、日が昇るとやっぱり暑いですねあせる

 

シルクふぁみりぃでは、製品を一から作っています。

完成品を購入して販売するなら大丈夫なのですが、作っていると、その過程で色々なアクシデントが起こってしまうのです。

 

今回のアクシデントはオリーブショーツで起こりました!!

右下矢印実は、最初の予定通り製品は縫い上がってしまっているのです。

 

右上矢印腹巻つきのロング丈と、普通のショーツ丈です。

生成と黒が両方各サイズできています。

 

で・も、最終サンプルを着用すると……脚口がヒラヒラすることがわかったのです。

(この生地は縦カット縫製しても伸びないと工場は言っていたのです)

 

トラブル報告した段階で、全部縫い終わっていました。

(ギャーなんてことでしょう!工場の言葉を信じすぎた私も悪かった!)

 

……で、どうしよう……ガーン

そんなことを思案している昨日でした。

 

お客様からお電話をいただいたのです。

 

「オリーブ生地のショーツはどうなりましたか?

 ずっと待ってて気になっているんです!」

 

「ちょうど今、暗礁に乗り上がっているんですよ〜。

 良い時にお電話をいただきました!

 ありがとうございます。

 実は、足口が伸びる感じで、ショーツの形になって

 いるけど、上下をカットして短い腹巻にするか、

 伸縮コットンテープを脚口に付けるか、迷っているんです」

 

「そうなんですか!?

 あの生地のショーツだったら、気持ちいいと思うんです。

 短い腹巻になんかしないで、何とかショーツにしてください。

 ところで、クロッチは2重になりました?」

 

本当に、よく製品を把握しておられる方でした!

急所をきちんわかっておられるのです。

 

「実はクロッチが一重なんです。

 それもあって、余計に迷っています。

 でも、脚口にゴムレースを縫い付けた試作品を昨日着用しましたら気持ちよかったです」

 

「それじゃぁ、待っていますね!」

 

困ったときって、私はいつも助けてもらっています。

 

スタッフは、もうややこしいショーツを作らずに、上下をカットして、すっきり短め腹巻を作った方がいいのでは……という意見です。

 

でも、もうショーツの形になっているのです。

 

右上矢印こちらも、股下をカットしてウェストゴムをカットしてしまうと、ヘアバンドかな……。

確かにこのヘアバンドは可愛いですよ。

でも、でも、私はもったいないと思ってしまうんです。

 

右上矢印上下をカットしてしまうと、ホントに使えない腹巻にしかなりません。

ブラシートくらいの丈になります。

でも、基本的にスベリの良い生地では無いので、ブラシートに向くかどうか!?

 

そして、私の少し困ったことは戦中派の母に育てられたこと。

生活していると、母の言葉の端々が出てくるんです。

 

「まだ食べれるもんは絶対捨てたらアカン」

「まだ使えるもんは、最後まで使わんとモノがかわいそや」

「捨てるんはいつでもできる」

 

断捨離と逆方向とも言えるので、うちはなかなか片付きません。

 

母は、どっちかというと新しいタイプの人でした。

でも、やっぱり戦時中の大変さを身をもって体験しています。

タオルなどは、破れそうになるまで使うんです。

破れそうになったら、雑巾に縫って使う。

 

つまり、うちのタオルはみんな使い込んでいるというわけです。

新しいフカフカのタオルも、時々おろしますが、ガサガサタオルも何本も使っています。

 

何を言いたいかと申しますと、せっかく縫われた製品の上下をカットして捨てたくないのです。

不備ながらも、ショーツとしての一生を全うさせて上げたい。

たとえアウトレットであったとしても……そんな気持ちです。

 

ゴムレースを裾に縫い付けた試作品は、試着後洗濯もしてみました。

少しレースがきついのと、化繊だったので痒くなりました。

伸縮テープを生地の上のオンして、化繊ではなくコットンにしたらどうでしょうね。

 

先程、担当者の方が来てくださいました。

伸びてしまう脚口に伸縮コットンテープを生地の上にオンして、縫ってほしいとお願いしています。

 

「こうですか?」

 

「そうなのよ。肌に触れないように縫って欲しいの!」

 

「ゆったり感を重視するんですね!」

 

「そうそう、見かけよりもゆったりする方向でね!

 テープが少々波打ってもいいからゆったりで……」

 

そんな会話を今、交わしました。

縫い付ける時は、伸縮するテープを引っ張って縫うのではなく、ショーツ生地を引っ張って縫うくらいでってお願いしました。

 

 

さて、どうなるでしょうか?

 

昨日お客様から頂いたお電話の話もしました。

彼は言いました。

 

「このショーツを待ってくれているお客様がいてはるんですか!?

 なんか、メッチャ嬉しいです。

 ありがたいですねぇ……。

 持って帰って、すぐに縫ってきます。」

 

次の展開は、出来上がったサンプルの再試着です。

どうでしょうねぇ……!?

 

楽しみです!!

 

ところで、今週の日曜日9月3日はショールームオープン日です

 

そんなに多くはありませんが、アウトレットが出ています。

 

でも、今回ネットで出たアウトレット品を手にとってご覧になってご判断いただけそうです。

 

いつも、お読み下さってありがとうございます。

オリーブショーツの行方については、追跡ブログを書かせていただきます。

 

また、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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