どうも、今年もカラ梅雨の模様……。
今日の奈良県の気温は３０度を超えるそうです。
こんな暑い時期に、冬用新商品の説明も、汗が出てきそうなのですが、どうか聞いてくださいませ。
昨年カシミヤ毛布を売り出しましたら、すごい人気になりました！
続けて作ったのですが、サンプル段階で風合いが変わっていて、没になり現在に至ります
カシミヤというのが、本当に難しいのです。
年々、質が落ちており、本当に良いカシミヤ糸が手に入らなくなってきています。
それで、今回は毛布用のカシミヤをあきらめて、コートや服地用のカシミヤ糸を使って毛布にする方法を選択しました！！
これなら、昨年のカシミヤ毛布より落ちる風合いになるわけが無いのです。
それも、一般的には肌に触れる毛羽部分だけをカシミヤにして、縦糸はウールをつかう手法が普通になっています。
でも、シルクふぁみりぃでは、縦糸も同じカシミヤ糸を使って毛布を作る方向を選ばせていただくことになりました。
先週末に、東洋紡糸の高級カシミヤ糸をつかって、毛布を織り上げてくれる工場の専務さんが来てくださいました
彼は、お顔を出せないので、こんな感じの写真でスミマセン！
各業界で、いろいろ差し障りがあるということなのです。
でも、とっても優しい、良い方で、ウール系の毛布では、確実に良いものを織り上げてくれそうです。
国産繭毛布をご覧くださって言われたことは
「ここの毛布やさんに、絹毛布で勝てるとこはありません！
すごいもん作りはりますねぇ！！」
ということです。
私は、「やっぱり～
」と心で思いましたヨ
彼の作ってきた毛布をご紹介します。
柔らかい上質のカシミヤで織り上げて、起毛してくれました。
そのなめらかさは、最初に販売させていただいたカシミヤ毛布と同じ風合いに仕上がってくれていました！！
起毛をどの程度するか、２種類作ってくれていたのですが、最初からふわふわにしてしまうか、少し起毛を押さえてしっかりした生地にしておくか。
かなり迷いましたが、シルクふぁみりぃでは、後者を選ぶことにいたしました。
あと、新製品にもう１点がございます。
表側がカシミヤ、そして肌に当たる部分がシルクのエアーケットです。
空気を一杯含んだケットは、きっと温かいと思います。
この暑さでは、試して使うことができないこと、残念です！
シルクとカシミヤなので、１枚でデトックスが出来そうなんです
徐々に生地を拡大してご覧いただきますね！！
フワフワして、触っても気持がいいです。
カシミヤヤギの放牧の問題などもあります。
今回のカシミヤ毛布が終了しましたら、次はカシミヤとほぼ区別が出来ないと言われている、ヤクを使った毛布にチャレンジしようかと思っています。
なのでカシミヤ毛布は、これで最終製品となるかと思います。
また、今年の秋口に出来上がって参りましたら、よろしくお願いします。
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