日の暮れるのが、やけに早く感じられるようになりました。
まだ暑いですが、やっぱり暦はきちんと前に進んでいるんだなと痛感します
以前、シルクふぁみりぃで真綿布団を作りました。
そのときは国産真綿にこだわり、500g入れて薄地に作りました。
でも、私自身の感想としては、もっとたくさんの真綿を入れて作りたい!!そう思ったのです。
それで、側生地のオーガニックコットンガーゼの在庫がなくなったのを機に販売を終了いたしました。
その真綿布団を作るとき、国産繭毛布とワイルドシルク毛布をお願いしている泉州の毛布工場にも聞いていました。
当時から、彼も作っていて、いろいろ便宜を図って提案もしてくれていました!!
(ホントに、優しい方なんです!)
私は国産真綿にこだわり、彼も国産真綿も検討してくれました。
でも、たくさんの量を入れると、高いものになり、挫折した経験があります。
ただ、今もお客さまから、何度もお問い合わせをいただきます。
「真綿布団を扱ってください!」
そして今回、再度毛布工場にお願いしに行って参りました。
現在作っている製品を撮らせてもらいましたが、他のショップでは50000円~70000円で販売しているくらいの製品でした。
全容を撮るのは差しさわりがあると思い、一部の面だけを写真にしました。
少しデザインを変えていただき、販売できたらいいなと思っています。
サイズを120cm×180cmくらいにして、真綿を約1350g入れてもらって、作りたいのです。
国産の真綿ではありませんが、厳選した中国産を日本で処理したものです。
側生地はコットンの無撚糸エアーニットガーゼと言って、ベビーのやわらかい肌着用の生地なんです。
本当に、触ると「とろけてしまう感覚」でした。
価格や、実際に私の言うデザインで作っていただけるかどうか、工場の専務に検討してもらっています。
真綿布団は、健康にとっても良いそうです。
病気の人が、真綿布団で寝ると、真綿が毒素を吸収して大変臭くなるとか!
人生の3分の1か、4分の1を過ごすお布団の中で、デトックスできたら嬉しいですね。
専務さん、是非良いお返事をお待ちしております!!
とろけるような、真綿ふとんの感触は、言葉にはならないです。
持つと、指の間から生地がとろけて出てしまいそうなやわらかさなんです。
あと、シルクの毛布を起毛していました。
日本の工場で、こうして職人さんたちが、一生懸命作ってくれていました。
その場で縁ミシンもかけています。
この工場から世界の有名ブランドへ起毛生地を卸しています!!
グッチ、セリーヌ屋、ヨーロッパなどへ納めている生地のサンプルも所狭しと置かれていました。
世界へ開かれている町工場の風景です!
そ・し・て、私はこの工場で、すごいものを見つけてしまいました。
カシミヤ100%の薄地の毛布です。
手で持つと、軽くて、フワっと持ち上がります。
色は、カシミヤそのままの色で、下の写真の中間の色って感じです。
毛布にしておくのはもったいない!!!
そうです!
ストールです。
横は150cmと書いてありますが、実際のサイズは170cmあるそうです。
その毛布生地を210cmではなく、約60cmにカットして、何とかきれいに縁の処理をしてくださいとお願いして参りました。
少~し、考え込んでおられました。
専務さん、毎度無理ばかり言ってごめんなさい!
でも、この生地を見て、この生地のストール絶対に欲しい!!と思ったので、きっとたくさんの方から喜んでいただけると……勝手に思いました。
この上下の写真の、中間の色で、すごくきれいなブラウンでした。
また、すてきな製品が生まれ出てくれたら嬉しいですね。
ごめんなさい!私は待っているだけ……です。