「冷えとり」とは全然関係ない話題で、申し訳ありません
孫が遊びに来ていますが、昨日の日曜日、遊園地やプールも暑いですし、久しぶりに映画に連れて参りました!
「おおかみこどもの雨と雪 」はジブリでは無いので、ジブリアニメのファンである私にとっては、
「どうかな~!?」っていうのが正直な前感想でした。
それが、見始めてしばらくして、涙が止まらなくなりました。
全然期待していなかったのも、よかったと思いますが、人の優しさ、母親の優しさ、獣であるオオカミの優しさ、自然の優しさが画面からあふれてきました。
乾いたタッチで、現実的な部分もある程度押さえて、淡々と描かれていましたが、底に流れている作者の何かが心に伝わる感覚です。
私は小さいときから、映画を見てると大きな声で泣くので、よく叱られました。
5~6才のとき、大声で泣いて、ものすごく叱られたのは、「人間の条件」という暗~い映画でした。
「かじ(梶)」と呼ばれている主人公が、大変な目に遭う場面で、泣かずにいられなくて、大声で号泣したのを覚えています。
母は、外へ連れ出すと、続きが見れないし、座席の周りから苦情が入るし、本当に困っていました……!
(ごめんね、お母さん!)
そして、思い出すのは昔は野良犬が多かったこと。
電車に乗って私は靴を脱いで、全身を窓に向けて外を見ていました。
(市バスが走る前は、街中を市電という電車が走っていました)
雨の中、やせた野良犬がゴミ箱をあさっているのが見え、ゴミ箱の中には何も無いのです。
その姿を見たら、もうダメでした。
「ギャー!あの犬、食べるものが無い-!」と電車の中で号泣。
電車を降りることはできないし、実際5才の私には何もできないし、当時はよだれを垂らしている狂犬病の野良犬も多くて、近づけなかったりもしました。
(現在もアジアではそんな状況ですが、日本も50年前には同じだったのです)
本当に困った子でしたね。
でも、今もその犬の光景が目に焼き付いているのです。
母は育てにくかったと思います。
今回、孫を連れておもしろい映画だと思って出かけましたが、やっぱりポタポタ涙が出ました。
そして、なぜか心が、ほっこり癒やされる感じもありました。
何を見ても泣くので、父が私をからかって、いつも言ってました。
「また、ユミコのペッペが始まった!」と笑っていました。
「ペッペ」というのは、涙を何度も手で拭く様子を言ったみたいです。
早くに離婚して生き別れ、その後死別した父の言葉を急に思い出したこと不思議です
ところで、やっと糸が巻き上がってきましたので、諏訪繭の5本指靴下 を、明日くらいから編み始めてくれます。
少しお時間がかかりそうですが、いつ頃できあがるでしょうかねぇ。
楽しみです
また、マーガレット ブラカップつきキャミソール
とフリルパンティ
も出来上がってくる予定です
もうすぐお盆で、工場は徐々に長いお休みに入ります。
それまでに出来あがるのは、ムリかと思います!!
また、出来上がってきましたら、お伝えいたしますね。