映画 最後まで行く 公式HP
(監督)藤井道人
(出演)岡田准一 綾野剛 広末涼子 磯村勇斗 杉本哲太 駿河太郎 清水くるみ 柄本明
年の瀬 刑事・工藤(岡田)は、危篤の母のもとへ急ごうと雨の中で車を飛ばしていた。そのとき署長から着信が入り、署内での裏金作りへの関与を問われた直後、妻からの電話で母の死を知らされた彼は動揺し、車の前に現れた男をひいてしまう。工藤は男の死体を車のトランクに入れて葬儀場に向かい、母とともに焼こうとする。そこへ「お前は人を殺した。知っているぞ」というメッセージが届く。送り主は県警本部の監察官・矢崎(綾野)で、工藤は矢崎から追われる身になってしまう。
マズい男vsヤバい男
岡田准一さんが演じる工藤がダメ男で、事故の後の行動がマズイし・・・
しかし何とか切り抜けたりするので運はいいのか?と思ったり。
とにかくあたふたする岡田さんが面白すぎます。
けど、矢崎が現れてからはもう地獄の始まりですよ!
綾野剛さん、登場から不気味です。
何故矢崎が工藤を追うのかの謎や恐怖、アクションがノンストップで繰り広げられて心の中はずっとヤバい状態になっていきました。
真実の数々が明らかになる度に興奮しヤバい。そしてヤバすぎて笑ってしまいます。
最初は工藤みたいな人嫌だし、そりゃ奥さんにも愛想つかされるわと思っていたけど(広末さんが岡田さんを見る目がまた凄かった)、矢崎がその上をいくヤバい人だし、娘を助ける為に必死になる姿を見て何故か工藤を応援したくなりましたよ。
刑事役の駿河太郎さん、同僚思いのいい人なのに・・・またそんな・・・で 気の毒です。
組長・柄本明さん、貫禄十分 やはりおいしいとこ持っていくんだね。
最後しんみりとして終わるんだなと油断してたら綾野剛さんが
あんな顔よく出来るな~っ!人の体と心の限界って! とことんなんですね。
岡田准一さんと綾野剛さん凄かった。強靭。
いやー面白かった。
観た映画
「もっと超越した所へ。」 「いつか、いつも・・・・・・いつまでも。」