シンプルな自然の中の日々 | サイレントルーツの実

サイレントルーツの実

先住民文化と歩く毎日のつれづれ。
食・子育て・自然農・鉱物や菌類。癒し。語りべ。
民族楽器とともに語る昔話への道・先住民の方々との日々。
淡路島移住生活・母子疎開支援

皆さん、ご無沙汰しておりました。日記ほぼ一ヶ月ぶりの更新です。

青春18切符で広島慰霊に行っていたり、夫の実家の茨城鹿島に一週間行っていたりしていました。


ということで、前後しますがUPします。

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20日夜帰ってきてようやく日常生活が戻ってきた感じです。

朝から晩までダンスするように動いてました。
ぼっとする時間はゼロで
海での釣りとアイヌ刺繍が瞑想の時間。

毎日海へ行っていました。
海は生きてるなぁ~、と肌で感じてきました。
毎日行っていた場所は何人も海へ流されあがってこない危険地帯だけれどサーフィンのメッカでいつもサーファーがいる場所。
生き物がうごめき、浜辺には時にはミイラ状になった猫らしきものもあって色んなものが打ち上げられている、
いのちがとても近い場所。

まだ日が昇る前に起き、
ラージャヨガ、太陽礼拝、アファメーション、外で朝の儀式をし
朝ごはんの下準備を終わらせ。

サイレントルーツの道-心臓強化坂

20分かけて自転車で子供と海へ行き(急な坂があるので体力増強合宿のような日々)
水平線に赤い朝日が昇ってくる海を眺めながら釣り糸をたれ、
地元の釣り人と会話をかわし(毎朝行っているので顔なじみになる)
海の潮を読み。

サイレントルーツの道

朝8時頃帰り、朝ごはん。仏さんの仏壇にご挨拶。
その直後にはトンコリやフルートを奏で
その間に子供は夏休みの宿題。

合間に食事の下準備。
買い物。(往復約一時間のサイクリング)
洗濯。
時には海でシュノーケリング。
時には墓参り。

サイレントルーツの道-アイヌ刺繍:作・サイレントルーツ

夕方3時頃からまた海。
夜は釣りの仕掛け作り。
夫の実家のご近所さんとバーベーキュー(私だけ魚・野菜にしてもらった)やら花火やら。(映画「めがね」のよう) 釣った魚を食べ。合間に読書(地域通貨の本)。アイヌ刺繍。
そして仏さんの仏壇にご挨拶。


サイレントルーツの道


寝る前は瞑想、アファメーション。
外で夜の儀式。チベット体操。

忙しいけれどシンプルな日々でした。
何せ都会のように人がいない。
遊び場所はカラオケぐらい。
そして稲穂たなびく畑、海、風。

サイレントルーツの道-稲穂


自然児の私にとってはこんなに遊び場所あふれるところはない。
地元の人たちがこっちへ越してこいや~と会うたびラブコール。
子供は釣り場で釣り人のオジサマたちのアイドルになっていた。
ご近所の人、釣り場の人たちが何やかやと食べ物を持ってくるので
滞在中3キロも太ってしまったくらい。
年を重ねる毎に夫の実家の地域の知り合いが増えていっている気がする。

茨城・鹿島という場所は最初とてもつっけんどんだけれど顔見知りになり慣れてくるととてもあったかい場所。
車のない私たち家族一同、夫の両親が2000年に突然移住してどうなることかと(夫は一人っ子)思った時期もあったけれど
義父が発病・看取ったりと大変な時期もあったけれど
色々な人間関係もあるけどそれも含めて
守られていたんだなと実感。


満天の星空の下、広大な海の前にいると自分はちっこいなと思う。

人間も自然の一部だからもともと広大で、自然に向かうのは忘れてしまった自分を思い出そうとしているのかもしれない、なんて東京に帰ってきて思いました。

サイレントルーツの道-海の一部

物心ついた頃から釣りを父から教わっていたことに感謝。
全てに感謝。

転送されるはずだったミクシーもなぜか携帯が古くなって書き込むこと、読むことができない状態。(私の携帯はムーバ。早く取り替えなきゃな~。)
仕方ないので夫が東京で転送していてくれて(夫は仕事で一足先に東京に戻っていた)。
ありがたや~。

不思議なことに帰り際にセッションの予約やらイベント企画やらの電話がかかってきて。
目に見えない糸電話で皆つながってるみたいです。

今は肩が日焼けで痛い。
ラベンダーを入れた水風呂で手当てしながらたまったメール作業をこなしつつこれから秋にかけての次なる予定を企画中です。