Silent Code -7ページ目

さて今宵はアンデルセン童話集のお話-2

夜の種族のみなさんこんばんは。
静寂をたたえた夜の時代、芸術が魔術だったころに思いを馳せて

随分以前に出版された全8巻のアンデルセン童話集があります。
僕は特に第一巻の挿し絵に心惹かれます。
シンプルで影絵のようなイメージあふれる絵達。
僕の右脳にはあの挿し絵が沢山、沢山ぺたぺたとスタンプのごとく刻印されています。

書き手の決めつけがないイメージとしての王様や羊飼いの挿し絵が、逆にイマジネイションをかき立てくれました。

イメージはつねにふわふわと雲のようにつかみどころがなく、それも僕にとっての物語でした。

今夜もまた、静寂に帰ろう
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さて今宵は詩、タイトルは「螺旋階段」

夜の種族のみなさんこんばんは。
静寂をたたえた夜の時代、芸術が魔術だったころに思いを馳せて

闇と光の踊り場に佇み
螺旋階段をのぞき込む

闇と光の踊り場で風と影絵がワルツを踊る

螺旋にまとわり影絵が詩う

闇と光の踊り場に佇み
螺旋階段を見上げる

今夜もまた、静寂に帰ろう
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さて今宵は地球儀のお話-1

夜の種族のみなさんこんばんは。
静寂をたたえた夜の時代、芸術が魔術だったころに思いを馳せて

宇宙から眺める夜の光で地球を覆い尽くした地球儀があります。
人類の営みが光で表現されているのです。
手塚治虫さんのマンガで月面に取り残された主人公が、地球で光る核爆弾の閃光で
人類の消滅を知る場面があります。

美しさと切なさが同時に存在した絵でした。

今、この地球の光は私たちをどこに導くのでしょうか。

今夜もまた、静寂に帰ろう
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