ある場所のお話-1

夜の種族のみなさんこんばんは。
静寂をたたえた夜の時代、芸術が魔術だったころに思いを馳せて

さて今宵はある場所のお話-1
現在東京の子午線標は時間が封印されたような空気の場所にあります。
吹く風も匂いも風景も、過去からのメッセージのようです。
たった一人でそこに立ち、耳を澄ませば静寂の彼方からほんの少しだけ
あの頃の「音」が聞こえてきます。

今夜もまた、静寂に帰ろう
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アンデルセン童話集のお話-1

夜の種族のみなさんこんばんは。
静寂をたたえた夜の時代、芸術が魔術だったころに思いを馳せて

さて今宵はアンデルセン童話集のお話-1
随分以前に出版されたアンデルセン童話集があります。
装丁、挿し絵、細部にも神経がゆき届き、少年少女向けであるからこそ全力で美しく
完成度の高い書籍を目指したことがわかります。「子供だまし」は子供には通用しない、
とりわけ感受性の必要な世界では。
物語の息継ぎに挿し込まれる数々の「絵」、装丁デザイン、訳、すべてから大事なものを受け取りました。

あの童話集の制作者のみなさまに感謝いたします。

今夜もまた、静寂に帰ろう
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