今日は何の日でしょうか。わたしの頭にあるのは、2011年3月11日から今日までの長きにわたって陸の上のタンクに溜められてきた福島第一原発の放射能汚染水が海へ棄てられる第一日目です。

 

 殺傷兵器には研究開発のための時間と金を使っても、生命と自然を守ることには、こうした行動をとるんだ。地球の人類文明の低さと現段階であらわれている人間の愚かさを如実に示しているとおもいます。そして、今日は超古代から高い霊性を維持してきた日本民族のイメージも戦後のエコノミックアニマルをへて、だいぶ変わってきていますが、ここでさらにマイナス度を加えることになりそうです。2023年8月24日の今日。歴史に残る一頁となることでしょう。

 

 朝、起きてからいちおうデジタル版のニュース(テレ朝News動画とテキスト)で確認してみると、こんなことが言われていました。

福島第一原発の処理水の海洋放出です。政府と東京電力は気象条件などに問題がない場合、24日午後1時ごろにも始めるとみられます」という出だしで、安全性に関しては、「放射性物質のトリチウムの濃度を測定した結果、濃度が1リットルあたり1500ベクレル未満であることを確認したということです」とだけ簡単に片付けられていました。

 核分裂によって放出された放射性物質の核種は、もちろんトリチウムだけではありません。東電の発表した資料によれば、以下のとおり。

 

 

 

 「○○○○ベクレル」というと、「ちゃんと数字をだしているのか」と信用し、「未満」というと、「じゃあ大丈夫なのか」と安心してしまう、という国民の予想される印象にアピールした台本ですね。

 

 ホメオパシー効果のことを考えると、たとえ微量であろうと、放射性物質から放たれる波動が細胞に伝わり、健全な振動数を狂わせることにより、細胞が損なわれ傷つけられ、健康に異常をきたすという発症機序のメカニズムがあるのではないかとおもいます。

 

 自然の海にない物質をわざわざ入れるというこの発想をなんと形容したらよいのか。 

 

 セシウムなら摂取した魚の筋肉に、 ストロンチウムなら骨にたまります。ヨウ素が甲状腺異常に、セシウムが癌に、ストロンチウムが心筋梗塞などにつながることは、チェルノブイリの原発事故の被害者が証明しています。フクシマでも当時の小学生が大学生、社会人となり、4回も手術を受けたり、大学をやめざるをえなくなるといった目にあっている若者4人が昨年、訴訟(原告は6人)を起こし、法廷の場で真実の証言をするも、加害者側の東電は責任をまったく認めず。(日航を相手どった日航機123便墜落事件の犠牲者遺族による訴訟のケースと対応の構図はまったく同じ)食物連鎖をへて濃縮されてゆくから、マグロなどの大きな魚がより危険になります。

 

 結局、そういう運命なのか・・・と、残念に感じながらも、こっちも頭を切り換え、意識を転換させてゆく必要を感じてもいます。

 

 

 海が何十種類もの核種の入った水で汚染されれば、そこに棲む魚はそれらを取り入れますから市場にならぶ品物もどこの海で獲れたかによりいっそう気をつかわなくてはならなくなるでしょう。311のあとしばらくは寿司屋でもかなり気をつかっていましたが、いつのまにか忘れられています。それに世界中の海はつながっているし、食品の成分でも、魚の産地でも偽って表示していないという保証はどこにもない、信頼感がもちにくい社会になっているのも事実です。

 

 これからは、従来の危険性のレベルをはるかに上回る汚染レベル、未知数レベルの魚が出回ることになり、それを買って食べることで、人体に悪い影響がでてくることが懸念されます低線量被曝が怖いといわれているように、長い年月をかけて体内に放射能をだしつづける物質が蓄積してゆくことで、知らぬまに健康が破壊されてゆくことになっても、国も電力会社も漁協も小売店もだれ一人として責任を負ってくれる人はいません。打ってすぐに死亡というケースでさえも、国はこれをワクチンとの因果関係において認めようとはしないありさまですから、推して知るべしです。

 

 わが家で起きている事実をお話しすると、最近魚を食べたあと、体がかゆくなったり、お腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったり、手足がしびれたり、頭が痛くなったりということが起きています。昨日この話題になって、これはもしかしたら、この2年以上で国民の8割にあたる何千万人もの人々がmRNAワクチンを打ち、身体に毒物を蓄積し、生活をつうじて排水されたものが河川や海に放出されていることと無関係ではないかもしれないことに思い至りました。ちょうどもう魚を買って食べるのはやめようかと話していたところでした。

 

 あくまでも疑惑のレベルではありますが、こうした状況下で、さらにまたこういう行為におよぶとは、馬鹿な真似をするのもほどほどにして欲しいよ、中国はじめとした近隣諸国からの批判や懸念も無視するかのようにもはや日本政府とも呼べなくなった(つまり傀儡政権だよ。早く気づけ国民全員)このクニ(と、それにしたがう漁協と小売業者。そして、以前と変わらずおとなしく金払ってスーパーで買い物する消費者)の環境省の管轄の下でこんな無謀なことを東電にやらせているのか……

 

 

 畜舎を燃やして、少数の金持ち以外は、人造肉や昆虫食を食べさせるのと同じねらいで、海洋汚染で天然魚を獲れなくし、マーケットに出回る養殖魚の比率を百%近くにするといったことを計画しているんだろうか。と、考えたとき、そういう業まみれのエレメンタル(想念エネルギーをもった生き物)とこの星の上で「同居」するという人生脚本をたずさえて誕生してきた以上、「禍転じて福となす」の喩えのように、この機会をチャンスに変えてゆかれないかとおもいました。

 

 

 そこで、昨日思い出したのが、2004年に本が出てすぐに買って読んで衝撃を受けたオーストラリアのジャスムヒーンさんのことでした。水と空気のほかは、一定期間なにも食べずに生きられた彼女自身の経験から、人間の可能性を示してくれた人でした。それよりも少し前の2000年くらい知り合った友は、彼女が来日した際、セミナーに参加しています。彼と語り合うなかでブレサリアンという用語も覚えたのでしたが、その彼はもともと食糧問題に関心があり、脱サラして農業の道に転じ、さまざまな方法を模索し、学んだ末に炭素循環農法に出会ってその実践者となり、今に至ります。

 

 ジャスムヒーンさんによると、誰もが何かに飢えているといいます。

 多くの人が愛に飢え、ある人々は富に飢えています。そして健康と幸福への飢え。あるいは報復を求めている人、調和と平和を求めて叫びつづける人。正義と真実と優しさが勝利して愛する人を戦場に送らずにすむ世の中が来ることを切望し、渇望している人々。

 また、権力への飢えに取り憑かれて他を支配し、征服することに走り、コミュニケーションへの飢えが他との和合につながり、知恵にたいする飢えは、自分自身の深みに触れさせ、真実への飢えは、われわれをスピリットの発見や高次の霊とのコンタクトに導くことがあります。

 

 しかし、あらゆる飢餓感を満たすことでそれから解放されるためには、最終的には彼女がDOW (Divine One Within-内なる神)と呼ぶ存在と出会い、つながる必要があるということをわたしたちに教えています。

 それは、わたしたちの思考に耳を傾け答える用意があります。私は誰か。なぜここにいるのか。この肉体をもつ存在にたいし、より高次の目的があるのか。すべての人が地球上で平和に暮らすことができるのか。どうしたらみんなうまくやってゆかれるのだろうか。そうした問いかけがはじまるまでは、DOWは休眠状態にあるといいます。

 

 

 プラーナで生きることが可能であることを自らの経験をとおして証明してくれたジャスムヒーンさんは、ご自身の著書の中でこう書いています。(『神々の食べ物 聖なる栄養とは何か』ナチュラルスピリット2007年刊 P.21より)

 

「ありがたいことに一人ひとりの人間の身体には、本物の栄養を提供する完璧で無限の供給者が備えつけられています。私たちのDOWにはすべての飢えを満たす力があるのです。」

 

 彼女が分類するわたしたちの飢えとは、以下のとおりです。

 

・肉体的な飢え

・感情的な飢え

・精神的な飢え

・霊的な飢え

・共同体や地球的な飢え

 

 これらすべての飢えが満たされないかぎり、わたしたちは絶えず不満を感じるといい、しかも一人ひとりの人間にすべての飢えを満たすための知識とツールが細胞レベルでコード化されているといいます。つまり、生まれながらにして必要なものを備えつけていて、自分で栄養補給ができるのだということなのですね。

 

 最後に紹介するのは、三つのレベルの聖なる栄養プログラムです。(前掲書からの要約)

 

レベル1  平均寿命70歳代で、時間をかけゆっくりした身体の衰弱を経験する。肉体的、感情的、精神的、霊的な病気にかかりやすく、健康、幸福、平和、豊かさのレベルは変動する。レベル1の人々がベータ波の領域を離れることはめったいない。

 

レベル2  すべてのレベルにおいて十分な栄養に満たされ、個々の存在は健康、幸福、平和、豊かさの持続可能で満足のできるレベルを経験する。レベル2の人々は脳波をアルファ-シータ波の領域に保つ傾向がある。

 

レベル3   地球資源の多くを必要とせず、(もし望むなら)物質的な食物を摂らずに身体の健康を維持し、病気にかかることなく生命を維持することができます。レベル3の中には老化の進行や、死からも解放される人々がいる。レベル3生命体は超常的な能力の多くを使い、脳波のパターンをシータ-デルタ波の領域に保つ傾向がある。

 

 

 レベル3まで期待できないとしても、せめて多くの人々がレベル2まで到達できる社会になってゆくとよいとおもいますね。

 

 脳波がベータ波ということは常に欲望の次元に意識が固定され、ストレスフルな状態にさらされているということでしょう。内側の飢餓感を埋めるのに常に外側から欲望の対象を取り込むのに余念がなく、目に飛び込んでくる情報に反応して思考、感情が引き回され、それらの発信するパルスで過密となり、短いストロークの波長が稠密に意識を占めているおかげで、ゆとりやスペースがない状態ですね。いつも不安定さを安定にもどそうとして、振り子がふれつづけ止まることがない、というのは、もっともマインドコントロールされやすい状態といえます。

 

 だから、これからはそうならないように、食べ物をよく選ぶことが大事ではないかとおもいます。それは既成観念をいったん手放すことでもあります。「考えずに買っていた」から、「よく考えて買う」へ。選ぶ基準となる目盛りを細かくしてゆく。農産物でも生産の過程はもちろん保存や流通の段階で、何か体によくないもの、有害なものが加わっていないか、ということを考え、体にとって摂取の必要な成分ごとに見てゆく。となると、とくに肉や魚、卵、遺伝子組み換えの心配のある豆腐をはじめ大豆製品などは有害なものが入っている可能性があるので、気をつける必要があります。

 

 海が放射能汚染され、魚がキケンになると、とくに発育過程にある子どもたちにとっても、骨格をつくるのによい干したイワシなどを粉砕したダシやふりかけなどを食べさせるのにも注意が必要になってきます。自然由来のものを避けて、化学合成したダシや調味料などを使わなくてはならなくなってしまう心配がでてきます

 

 

 ところでわが家で毎朝、食べている豆乳ヨーグルトには、マルベリーリーフ(桑の葉)パウダーやバオバブパウダーのほか(すべて有機栽培)、ビーガンコラーゲンというものが入ります

 

 

 このコラーゲンは、ふつうは肉や魚にふくまれていると考えられています。またコラーゲンは、皮膚、血管、骨などをつくる成分です。たんぱく質の一種であり、そのたんぱく質のうちでも30%をしめる重要な栄養素です。肌の真皮の70%が繊維状のコラーゲンでできており、骨の体積の約半分をコラーゲンがしめ、関節の軟骨部分にはコラーゲンが多くふくまれています。牛や豚や鳥など動物由来、魚由来(フィッシュコラーゲンは皮や鱗から取れます)のコラーゲンを摂取しない菜食が主体の人には不足しがちな栄養素でもあります。写真にご覧の製品VEGAN COLLAGEN(ヴィーガン・コラーゲン)は、いまわが家で使っているものですが、インドで開発された世界初の植物由来のコラーゲンです。なにを使っているのだろうとおもって原材料名を見ると、ブロッコリーとにんじんでした。

 

 

 骨を丈夫にするとか、お肌を若く保つのにいい、とおもって、よく考えもせず、調べもしないで乳製品や魚を買って食べる態度を改め、思考をまずコラーゲンという元素にまで還元してみて、こんどはその質をよく確かめるのです。サプリメントというのは、まさに抽出された成分ですが、人工的なものも多いので、注意が必要です。化学合成されたものではない、自然由来のサプリメントは、食べ物という概念で、安全なものだけを注文して摂取しています。

 

 

 

 

□参考記事

 

 

⭐️記事中で、強調されていることに、つぎのことがあります。①トリチウム主体の処理水といいながら、実は、ALPSで除去できないストロンチウム90など数十の有害核種が、環境基準値の2万倍を超えて含まれていること。引用ここまで。

311の直後から、ものすごく希少な真実の情報を伝えてくださってずいぶんと助かりましたtokaiama氏は今回もまた大切なことを伝えてくれています。