あなたは、そこそこの強さの野球チームに

所属している小学生。


練習試合で、なぜか全国大会優勝経験のあるチームとの対戦が決まった。


監督は、真実を言うだろうか?


「おまえらが勝つ可能性は10%あるか無いかぐらいだから。たぶん負けるだろうな。」

と言うだろうか?


たぶん言わない。


「全力を尽くせ。勝つ可能性は少ないかもしれない。でも悔いのないように走るんだ。悔いのないようにバットを振ってこい。おまえらには、勝つ可能性があるんだ!」

ぐらいの言葉はかけるんじゃないかな。


真実だからって、言っていいとはならない。


真実が、モチベーションを上げるともかぎらない。





むかしむかしアフリカのあるサバンナの草原に、
いろいろな動物達が住んでいました。

ライオンやしまうま、ぞう、キリン、サイなど
いろいろな動物達が、水浴びをしたり、木登りをしたり、かけっこをしたり毎日楽しく暮らしていました。


ある日のことです。
ライオンくんは思いました。

ゾウくんの長い鼻はうらやましいなあ。
だってあの長い鼻を使って、シャワーみたいに水遊びができるんだもの。
僕にはあんな長い鼻は無い。
そう思って、少し悲しくなりました。


またある日のこと、ゾウくんは思いました。
しまうまくんの、あの体のシマシマはうらやましいなあ。

だってあのシマシマはとてもきれいで、カッコいいんだもの。
僕にはあんな体の模様はない。
そう思って、少し悲しくなりました。


別のまたある日のこと、しまうまくんは思いました。
キリンさんのあの長いくびはうらやましいなあ。
だってあの長いくびがあれば、高いところの食べ物が取れるんだもの。
そう思って、少し悲しくなりました。


ある夜のこと、
動物達はダンスパーティーをすることになりました。

ハチドリのみんなは、
みんなで華麗なダンスを踊ってくれました。

それを見たフクロウは、
ハチドリさん達はうらやましいなあ。

だって皆んなで合わせて華麗に踊れるんだもの、
とつぶやきました。

それを聞いていたハチドリ達は、
フクロウくんの目は、暗いところでもよくみえるじゃないか!きみのほうがうらやましいよ
と言いました。

フクロウくんは驚きました。そして言いました。

そうなの?他のみんなも暗いところでも良く見える眼を持っていると思っていたよ。この目がうらやましいの?
今まで僕にはみんなのように、個性のある素晴らしい何かがないと思っていて悲しかったんだ。

それを聞いていた、ライオンやしまうま、ゾウやキリンたちも話し始めました。僕は、ゾウくんの長い鼻がうらやましかったよ!
何を言っているんだい!ライオンくんの、いるだけでいげんのある姿は誰にも真似できない!
僕はシマウマの体の模様がカッコイイと思っていたんだ。
チーターさんの足の速さは、金メダルだよ!

それぞれみんなは、自分が持っていないものをうらやましいと思い、
自分とみんなを比べて悲しくなっていたのでした。
そして、自分の持っている才能に気付いていませんでした。

みんなは大笑いしました。
おかしなことをしていたからです。

もうこんなのはやめよう。
ぞうくんは言いました。
僕がみんなの背中にシャワーをかけてあげるから、シャワーを浴びたくなったら言ってよ!

キリンさんは言いました。
お腹が空いたら、僕に言ってよ!
僕は高いところの実をとるよ。

フクロウさんは言いました。
何か無くした物があるなら言ってよ!
暗いところでも僕の目は見えるんだから。

そうやって、動物達は自分のできる事で皆んなが喜ぶ事をやってあげました。

そうしたら、不思議な事ですが、
悲しい気持ちにならずに、みんなは幸せな気持ちになりました。

おしまい








嫌な日も沢山ある。


嬉しい日も沢山ある。


僕らは、どこかで死んでしまう。


明日かもしれないし


30年後かもしれない。


どちらにしても


死に向かって、1日1日消化している。


それなら、クソみたいな日だったとしても


それはそれで、OKなんじゃないかとも思う。


クソみたいな日も、大切な1日だ。


後で思い返すと、クソみたいな1日を良く覚えている。



自分の意見とか想いとか考えとか

とっても大切なものだと思います。


もし君が、自分の意見とか想いとか考えとか

無いのなら

君は何者でもなくなってしまう。

そう、君のアイデンティティそのものだからだ。


だけど、自分の意見とか想いを握り締めすぎたら、もう他のものを握る余裕はないんだよね。


僕は、その自分の意見や想い、「こだわり」と言っても良いかもしれない。


そういうものは、年齢によって変化させると良いんじゃないかなと思ってる。


10代は、まっさらな頭にどういう考えや習慣を埋め込むかが重要。自分の意見とか考えとかよくわかってないから、いろいろな意見や考えに触れて、自分を形成していく段階だよね。


20歳を超えてくると、ある程度社会の事もわかってきて、自分が正しいんだという思いで生きることになる。この時期は、自分をおもいっきり出した方がいいと思う。だれかとぶつかること、意見を戦わせる事は、自分の考えはあくまでひとつの考えでしかないことに気づくから。


40歳になると、自分だけの考えだけでは行き詰まる。仕事では自分にも部下ができたり、プライベートでは子供ができたりする。

そんな環境で、自分の考えや意見を押し付ければ、それだけ周りは離れていく。


若い時は、若気の至りとながされていたものが、

もう40歳を過ぎたら、ただの痛い人になってしまう。


自分の考えや意見は、持っているべき。

でも握り過ぎない。

その状況や場面で、その手を離したり握ったり、他の意見も尊重する。


最近思うんだけと、自分の考えや意見なんてどーでもいーやみたいな。

自分の意見や考えは、自分がわかってたらそれで良いわけで。他の人に伝えなくたって別に良くない?


相手が求めていたら言っても良いけど、

たいがいは求められてもいないのに言うことで、喧嘩になるのがオチじゃない?


それなら、もう勝手に言っててって感じです(笑)


やりたくない

やりたくない

やりたくない


そういう時もある


やりたくないのは、こういう理由だからかもしれないね。


だからしょうがない事かもしれないね


あなたが悪いとかダメとかじゃないんだよ

だから大丈夫だよ


次からはこうしたほうが良いかもしれないね。


そうやって、共感され肯定されたら

動きやすくなるかもね。


ダメ出しや非難は何も生まない


生まれるのは反発だけ


僕は、性別が男だからかな?


女性はあまり思わないかもしれないけど


世界を変えたい


社会に大きな影響を与えたい


誰かの人生に良い影響を与えたい


と昔から思っている。


そういう思いを胸に抱いたまま


死ぬかもしれないし


1ミリだけ世界を変えることができたり


誰かに良い影響を与えられるかな?


人生は死ぬまでの暇つぶし


誰かがそんな事言ってたなぁ。


そうなんかな。(笑)


でも、死ぬまで誰かの為に何かできたら良いな。