望月六郎的日記『中年勃起』 -268ページ目

逮捕から釈放を受けて

11月12日

いやー、昨日はさすが疲れました。

130円の売れ残り『夕刊フジ』が読みたかったばっかりに深夜11:30逮捕、で釈放は早朝6:30!!

7時間の拘留、取り調べは53才の体にはちと厳しいものでした。


『中年勃起』どころかなえっぱなしの一日。

で、昨日のブログ読み返してみると怒りと眠気のせいか誤字脱字のオンパレード。

恥ずかし哉。


僕を捕まえた奈良県警の小さな警官は、中岡新…じゃなくて慎太郎君・・・・マジで笑えます。

父ちゃん母ちゃん、でっかい男になってほしかったんだろうな。

大きなほうの警官は山田辰哉君。

曰く『盗みはモーゼの時代からの大罪…』云々説教してくれました。

登場と共にいきなり手錠をかけた山本某・・・お前どこの国からやってきたんだ?


神奈川県警も奈良県警もここんとこ不祥事続きだったな。

林さんに『こんなことして何のためになるの?』と聞いたら困っていたっけ。


大声で忠告しまーす!!!!警官も警察も裏金プールしてんじゃないぞ。

税金、盗むのやめろよ。

130円以上だったら許さないから。


僕の逮捕、釈放までに関係した警官の数を思いだす。

神奈川県警4名およびパトカーを運転していた1名、それから僕のションベンを見張っていた1名。

そしてはるばる奈良からやってきた奈良県警の3名。


僕自身、反省はしています。

しかし、どうなんだろうこれ?


愚才は、警察から電話をもらった際『何を窃盗したのですか?』と問い

『ホームの床に置いてあった新聞を一部抜かれて…』との答えにその場で噴き出したそうです。

8時過ぎ、やっとさで帰宅した僕に『とんだ災難だったよね、御苦労さま』と言いました。


今日のところはこれぐらいにして明日からは前向きに生きます。

劇団創世記も書こうかな、と思っています。

それじゃあ。



逮捕される

11月11日

昨晩遅く神奈川県警に逮捕されました。

昨日は季節講師をやりに横浜国大に行きました。

3時半、横浜駅着。構内駅前、これでもか、というほど警官がいました。

唐ゼミ演出家の中野敦之のお迎え、ハイエースでキャンパスに到着。

星君に写真のアップの仕方を教えてもらった後、15人ほどの学生と話し合い。

そのまま教室で飲み会。

早春の上映会に向かって、自主映画作品作りのお話。

僕を脱線に導く室井教授とともにおいしい酒を飲みました。


9時過ぎに解散。もう少し行くかってことで室井さん、中野さん、学生大竹君と横浜西口の牛角に行きました。

で、11時頃お開き。僕は横須賀線に乗るべくJRに向かった。

ところが、人身事故のアナウンス。京浜東北線のみが動いています

「ついてないや」で、京急へ。11時40分の急行高砂行き発見。浅草橋で総武線に乗り換えれば新小岩に12時半過ぎには到着できそうだ。

発車までまだ20分以上あります。


「長旅だし新聞でも買っとくか」

改札を通り目の前のキオスクに入るも新聞類はすでに結束済み。

そこで階段でホームに…そして目の前にしまったキオスクがありました。

通り過ぎると、裏に結束された新聞の束。

貰っちゃおう…もちろんいいことじゃないのは判ってました。


スッと立ち上がり前を向くと前方に警官二人。

まずかったかな、と思ったけど取りあえず電車が到着するホームの反対側に行きました。

するとだ後ろから『もしもし…』と声を掛けられました。

「済みませんでした。まずかったのは判ってます」

僕は結束に新聞を戻したのですが、若い警官はそれを抜き取り僕に持たせ「窃盗です」の一点張り。


奈良県警の暇人、山田辰哉君、体は小さいが名前は立派な中岡新太郎君に対してただ早く帰りたい一心

の僕は丁寧に対応していました。

「これ乗らないと帰れないんで今日のところは見逃してください」

山田君曰く「そんなに早く帰れると思うな」

無線で応援読んでたら、やってきましたこれまた奈良県警の山本某。

いきなり背後からやってきたかと思うと『窃盗の現行犯。逮捕します」

ノーチャンスのスピードで手錠が掛けられます。

二人が左右を挟んで駅構内を連行。

待っていたパトカーに乗せられて神奈川県警戸部署へGO。

ホントかよ。


まず簡単な取り調べ、いかつい林さんギロリと威圧的な存在感を醸し出すも

僕の話を聞いてるうちに意欲が失せて過程がありありと判ります。

「取り調べがすんだら奥さんにでも迎えに来て貰って」

とかいうもんだから、こっちは「嫌です。こっちの都合もあるんだ。こんな事の為に夜中タクシー飛ばしてくるわけないだろう。今日は泊めてもらいますから」



短い長所にどれだけ掛けたらいいのか林さんかなりお困りの様子。

自分の立場ではいえないけど「やりすぎな面もあるよな」だそうで取り調べ室を出たり入ったり。

23分ほど中座。

腰縄を打たれて椅子に縛り付けられている僕の逃亡を見張っている若い神奈川県警の警官に

「深夜、長時間、取り調べもせずに、しかも休ませずに放置しとくってこれ、人権蹂躙なんじゃないの?」

おどおどしてドアを開けて何か外に向かって話したかと思うと

「すいません、もう5分待って下さい」

林さん帰って調書の仕上げ。

3時30分調書、そして身上書制作終了。

被疑者のための写真4枚。

両手の指全部、掌を記録されます。

若い警官が「どう、全部指紋を採られる心境は?」

こっちは「別に」

4時30分です。

「釈放するには身元引受人が必要だから」

「こんな時間に誰か呼ぶわけにはいかないでしょう。俺、ここで寝て行くから」

椅子にくくりつけられ、トイレに行く時は施錠をされた上二人に見張られてのションベン。


寝れないから、『これ取って』と腰縄を指差すと『規則ですから』と繰り返すだけ。

「じゃ、いいや、俺捕まってもいいから」と腰縄自分ではずして床に寝てました。

しかし、7時、中野君が来てくれての釈放までの2時間、若い警官は鼾をかいての俺の見張り。


御苦労さま。

おい、これでいいのかよ、日本の警察。


まあこっちも反省することはあるけど、他にやることあるんじゃないのかよ。


奈良県警の諸君APECのお仕事しっかりやれよ。

山田辰哉君、中岡新太郎君、立派な名前をもらったんだからもっと大きなことやんな。

それじゃじゃ、また

二枚目

5分後


望月六郎的日記『中年勃起』



チクショー、まだわかんねー。


そのうち慣れる。


それじゃあ。