結婚式
11月22日
二日前、20日のことです。
今年二度目になる結婚式に呼ばれました。
場所はお台場、日航ホテル。
新郎は私の甥、『リョータ』で新婦は『マリちゃん』。
以前『リョウタ』に『マリちゃん』を紹介された時、「だいぶ年上なのかな・・・」と妻と話した。
今日、その実態が掴めました。
『リョータ』は26才で『マリちゃん』はオヴァー40なのである。
『マリちゃん』は『リョータ』の若さに引っ張られてか、
実年齢よりかなり若い肌の持ち主であることが判明したのだ。
2時30分に全員集合。
互いの家族の紹介。
『リョータ』はいきなり髭が生えた青年のパパになっていた。
3時30分挙式。
お台場の景観が舞台となったチャペルは、恥ずかしい程フェミニンな空間だ。
しかし、恋に溺れている二人にはお似合いのシチュエーションかも知れないな、と感じた。
5時30分から披露宴。
イタリアレストランに50名ほどが集まって二人の門出を祝った。
私の劇団ドガドガプラスの演目に共通するテーマは『恋愛至上主義』だ。
つまり『ならぬ恋』に身を焦がすヒロイン、ヒーローが主人公なのである。
『リョータ』も『マリちゃん』も大いに山あり谷ありの関係なのだろう、たぶん。
しかし、私の甥っ子はその愛を貫いたのだ。
式の最中、『リョータ』はずっと笑っていました。
大いに関心、そして勉強させられました。
幸せになってください。
・・・それじゃまた。
劇団ソーセー記Ⅲ
11月17日
5年前の初夏、酒宴の会話で劇場名を聞いた私は翌日PCでいろいろ調べてみました。
具体的に言えば、一日の使用料、席数などです。
酒の勢いと、言うこともあるのでU子に
『ホントにやる気あるの?』
と聞くと
『勿論だ』
そうで私は翌日劇場に予約の仕方を聞きました。
相手さんの都合で、予約は急がなくてはならない事が判りました。
再びU子に確認すると
『大丈夫』
だそうで、予約という手筈になったのです。
『さて、こうなった以上本書いて、演出するか』
だとしたら、ダンサー兼女優さん達に会っとかなくちゃだな、って感じでU子に連絡取りました。
数日後、我が家の二階にU子プラス5~6人の女の子がずらりと並んだのですが・・・
想像とのギャップで大きくて・・・・ショックがありました。
別にブスとかいうのではないんです。
ただ若く、幼く、化粧もしたことないような子がずらりと並んでいました。
誰もが緊張した風で、U子先輩に連れてこられた感がなくもありません。
私の想像するダンサー像は、派手目のU子を基準にしていました。
その上、自分がダンサーに向かって本書く以上エロチックなものがいいかな、なんて考えていたのです。
『う~ん、こりゃ難しいことになったな』
などと考えていると、
翌日U子から連絡がありました。
『スクールの先生に反対された』
らしいのです。
『うちの子たちを巻き込むならば、あなたはやめて貰います』
ぐらいの勢いだったらしく
『それじゃ、今回のことはなかったことにしようか』
と私はホットして電話を切った位でした。
で、その翌日劇場に、予約解除の連絡をしました。
記憶ではまだ5か月前ぐらいだったように思います。
すると、30万ぐらいのキャンセル料が派生すると告げられたのです。
『どうしよう?』
と、U子は困ります。
困っていたのはこちらも一緒ですがまだ5カ月ほどの時間もありました。
何にもしないで30万払うのは癪です。
『大丈夫、何とか俺、やってみるから。気にしなくていいよ』
なんて感じで答えました。
それがきっかけです。
自前で人間集めなきゃならぬ。
つまり劇団の第一歩ですね。
しかし、ホントのところ『・・・どうしようか?』
そんな感じでした。
この続きはそのうち・…それじゃまた。