各所で評判になっているこの映画、遅ればせながらようやく見た。
バーチャルでのトラブルがリアルに影響を与えたり、
結局は人間同士の絆こそが最大の力であったり、
多少の誇張はあるものの、この中で描かれている事象は、
極度の情報化とシステム化が進んだ「現在」という時代を
ものすごく上手に表現している。
こうして思い返してみると、特段トリッキーなアイディアが入った
プロットではないことがわかるが、退屈せず、むしろ充実して
見られたのは、ひとえにアニメーションとしてクオリティが高いから。
個々のデザイン、動き、画面配置・・・これらがセンス良く作られているから、
見ていて気持ち良く没頭できるのだ。
あと音楽のチョイスと当てる場所が絶妙。
制作者たちの本気が伝わってくる完成度。
確かに評判になるのもわかる。
今、この2009年だからこそ生まれた良作。









