80と50の親子読書 | シチリアを旅するなら。。。

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日本の学校も夏休みになったのかしら?
長ーいと思っても
すぐ終わっちゃうんですよね。
 
長いと言えば
イタリアの学校の夏休みは3か月ありますからね、
それで「えーーーーっ!」となって、
「宿題もないよ」で、
さらに「えーーーーっ!」となってしまって、
言いそびれてましたが、
イタリアの夏休み事情、さらに驚くべき事実が隠されてまして、
な、な
なんと
それは
日常的な塾や習い事もみんな夏休みになるということ。
 
日中子どもだけになっちゃう子のための
サマーキャンプや
語学塾みたいなのはあるにはありますが、
学校がやってる間にしてる習い事やスポーツクラブは
学校が夏休みになると、それも夏休みになっちゃう。
 
宿題もないし
塾もクラブもなくて
ほんとに何もない。
 
この辺の子供たちは、教会がやってるサマースクールや
スポーツクラブ主催のサマーキャンプに参加するか、
おじいちゃんおばあちゃんちに行く感じ。
 
サマースクールやキャンプもおじいちゃんおばあちゃんちも
遊びが基本なのでね
 
夏休み3か月の間に
その前の9か月間学校で教わったことを
みーんな忘れちゃって新学期を迎えてる感じです笑い泣き
 
小学校の先生で
「本を読むように」って言ってくれた先生もいたけど、
終了式で校長先生から
「夏休み中も、早寝早起き規則正しい生活を送るように」
なんて言われることもなくて、
ほんとに自由。
 
 
責任のあり場には殊に厳密なイタリア社会、
夏休みは完全に学校の管轄外ですよーってことなのでしょう。
 
その点
日本の先生って
ほんと大変ですよね。
 
と、話がどんどん横道にそれていきそうなので
今日の本題
 
大人の夏休みのための本の紹介です。
 
日本に出発の際、
機内で時間を忘れるほど夢中になって読める本がいいなーと
本棚を眺めて鞄に詰めた一冊
シチリアにいらした方から頂いてたもの。
 
行きの機内で読み始め
実家に着く前に寄り道してる間に読み終えて、
いいお話だったので、
実家の母にも読んでもらおうとあげたら、
母も夢中になって読んじゃったみたいで、
滞在中に返されて、
シチリアに一緒に帰ってきました。
 
 
日本→シチリア→日本→シチリア
日本ーシチリア間を一往復半してた間は丸善のカバーがしてあったのですが、
読了して改めて本棚に納めるにあたり
カバーを外したら、
「わーこんな表紙だったんだ」とちょっとびっくりした表紙でした。
 
表紙はともかく、
アラ50とアラ80の親子が夢中になって読み進められて、
ほっこりさせられた本でした。
 
中島京子さん
いつもあたたかい目線で弱者を見つめてくださってる方だなぁと思ってまして、
最新作「やさしい猫」も楽しみ。
 
 
何より
私の手元に置いていってくださったKさん
ありがとうございました!