今朝のニュース
人員減の日曜シフトなので新聞読み解きをがっつりしてる。
その中で印象的だったのが
イタリアのBig3それぞれの昨日の動向を伝える記事。
イタリアのBig3と言えば
ローマ教皇、大統領、首相。
昨日のローマ教皇はね
ヴェローナで行われた平和の祭典に出席
そこでイスラエル人とパレスチナ人と3人で抱き合い
平和を願うというパーフォーマンスをされました。
世界中の大半の人がパレスチナの地に一日でも早く平和がきてほしい。
と願っていて、
ローマ教皇や国連事務総長は何度も停戦を呼び掛けてるのにね、
結局はその国の為政者にしか、
その国の運命は決められないってことを痛感させられてますね。
そんな中だけど世界中の学生たちや市民は声をあげ、
ローマ教皇も魔法の杖はないけど平和を訴え続けています。
イタリアBig3の一人、マッタレッラ大統領は昨日、
ピアノを弾く動画を配信した小児がんで闘病中の女の子に、
コメント欄で酷い誹謗中傷があったことに怒って、
女の子に「Complimenti per la tua forza あなたの強さは素晴らしい」
とメッセージを送ってました。
大勢から誹謗中傷を受けた一人の女の子に大統領からメッセージが届くなんて、
世の中捨てたもんじゃないと思える社会じゃないですか。
もう一人のBig3、メローニ首相は、
3月にアメリカフロリダ州知事デサンティスとの交渉が成立し、
昨日帰国した、殺人容疑で終身刑を受け24年間服役中だったイタリア人と面会。
「Fiera del governo わが内閣の誇り」と喜びを分かち合いました。
罪の有無に関係なく
自国に帰りたいと願ってる者を
自国に帰えらせる努力をしてくれる国って、
やさしいなと思います。
この終身刑服役囚のことは詳しく知りませんが、
極右政党のイタリア首相と極右的デサンティスがイタリア系ということで、交渉がうまくいったんでしょうかね。
イタリアも政治家の質の問題は大いにあり、
それについてはまた後日書こうと思いますが、
昨日のBig3の行動は
弱き者、少数派の立場に立ったものだなぁ~と思いました。