今のモーニング娘。を作ったのは誰か。
つんく♂ともいえるし、黄金期の栄枯盛衰を経験したメンバーでもあるし、それを支えたファンでもあろう。
しかし、それだけが正解とは思えない。
何かを忘れてはいないか?
それが、モーニング娘。8期メンバーである。
光井愛佳
1993年1月12日生まれ。滋賀県出身。
8期オーディションは、黄金期ほどではなかったが、今を思えば個性の強い女の子が大勢応募してきたと思う。
1次審査通過者に河村唯(アイドリング!!!)、田名部生来(AKB48)、鬼頭桃菜(元SKE48。現在はAV女優・三上悠亜)
2次審査通過者に柏木由紀(AKB48)、渡邉ひかる(SUPER☆GiRLS)
最終候補者に佐藤すみれ(AKB48→SKE48)、吉川友、花田奈都美(蝶屋ミスジャポン2009グランプリ)、アニソン歌手のayami(増田絢美)
と、明らかにアイドル戦国時代の分水嶺となったころを象徴するオーディションだった。
光井愛佳の合格は、モーニング娘。ファンの嗤笑を買った。
多くのファンが、吉川・佐藤・増田の誰かが合格すると信じてやまなかったのだ。
光井愛佳は合格したその日から不遇の立場となった。
その中にあっても、在籍中の活躍は改めて評価せざるを得ない。
カッコイイ系の唄が多かった当時のモーニング娘。の曲の中で唯一の『アイドルソング』である、『私の魅力に気付かない鈍感な人』のソロ。
関西人として、バラエティ番組やコンサートのMCなどでツッコミ役として活躍。
先輩でありながら「暴れ馬」の異名をとる久住小春を黙らせる迫力。(笑)
彼女ほど、モーニング娘。の真の魅力を再確認させてくれた人物はいないと思う。
モーニング娘。は「かわいいアイドル」ではなく、あくまでも「かわいくなっていくアイドル」なのだと。
AKB48の快進撃があり、モーニング娘。の人気が低迷していた時期であり、それだけに見た目のインパクトで勝負できる人材をファンが渇望していただけに、わたくしとしても首肯せざるを得ないが、つんく♂はあくまでも自分の意地とポリシーを曲げなかったのだ。
そこにファンが気付いた時は、もう手遅れだった。
卒業。
慢性化した足の怪我という非常に残念な理由だっただけに、いまだに惜しまれる声が上がっている。
自分の体のことを知りながら、モーニング娘。の未来のために、9期メンバーへ檄を飛ばしていたのかと胸を締め付けられる思いがある。
その9期が、モーニング娘。'14からの、いわゆる「新生モーニング娘。」の土台となり、マツコ・デラックスや松岡茉優などの芸能人が「モーヲタ」をカミングアウトするきっかけを作り、モーニング娘。のコンサートに多くの女性ファンを呼ぶきっかけにもなったことを忘れてはならない。
少なくとも、9期はそれを決して忘れていない。
9期・鈴木香音は、卒業コンサートで同期3人で歌う曲に、光井愛佳と歌った楽曲『乙女のタイミング』を選んだ。
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多くのファンがきょとんとしていたが、気付いたファンはここで号泣のピークを迎えたという。
現在では、モーニング娘。およびアップフロントの女性アーティストを世界に紹介する宣伝役として活躍。
留学して体得した英語を駆使して、モーニング娘。のヒューストン公演にも同行し、現地のファンへの取材も行った。
ジュンジュン
1998年1月11日生まれ。中国・湖南省出身。本名・李純。現在は改名して、李沁謡。
正確には、8期追加メンバー。リンリンも同じ。なので、光井愛佳は先輩にあたる。
このころのモーニング娘。は本当にテレビに出なくなった。本当に寂しかった。
そんな中で、唯一のコメディリリーフとして活躍したのが彼女だった。
ジュンジュンがいたから、モーニング娘。を観ていても暗い気持ちにはならなかった。
本当にありがとう、ジュンジュン。(笑)
今では、地元の湖南省で一端の女優さんをしています。
地元のテレビ局で、ハロプロの歌を歌うこともある。
これからも、日本と中国の懸け橋になってほしい。
リンリン
1991年3月11日生まれ。中国・浙江省杭州出身。本名は銭琳。
とにかく、歌がうまい。どれくらいうまいかって、べらぼうにうまい。
なにしろ、まだ小学生のころに、胡錦濤国家主席の前で、杭州市の代表として歌を披露したことがあるくらい。
と、明らかにアイドル戦国時代の分水嶺となったころを象徴するオーディションだった。
光井愛佳の合格は、モーニング娘。ファンの嗤笑を買った。
多くのファンが、吉川・佐藤・増田の誰かが合格すると信じてやまなかったのだ。
光井愛佳は合格したその日から不遇の立場となった。
その中にあっても、在籍中の活躍は改めて評価せざるを得ない。
カッコイイ系の唄が多かった当時のモーニング娘。の曲の中で唯一の『アイドルソング』である、『私の魅力に気付かない鈍感な人』のソロ。
- プラチナ 9 DISC/ZETIMA
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関西人として、バラエティ番組やコンサートのMCなどでツッコミ役として活躍。
先輩でありながら「暴れ馬」の異名をとる久住小春を黙らせる迫力。(笑)
彼女ほど、モーニング娘。の真の魅力を再確認させてくれた人物はいないと思う。
モーニング娘。は「かわいいアイドル」ではなく、あくまでも「かわいくなっていくアイドル」なのだと。
AKB48の快進撃があり、モーニング娘。の人気が低迷していた時期であり、それだけに見た目のインパクトで勝負できる人材をファンが渇望していただけに、わたくしとしても首肯せざるを得ないが、つんく♂はあくまでも自分の意地とポリシーを曲げなかったのだ。
そこにファンが気付いた時は、もう手遅れだった。
卒業。
慢性化した足の怪我という非常に残念な理由だっただけに、いまだに惜しまれる声が上がっている。
自分の体のことを知りながら、モーニング娘。の未来のために、9期メンバーへ檄を飛ばしていたのかと胸を締め付けられる思いがある。
その9期が、モーニング娘。'14からの、いわゆる「新生モーニング娘。」の土台となり、マツコ・デラックスや松岡茉優などの芸能人が「モーヲタ」をカミングアウトするきっかけを作り、モーニング娘。のコンサートに多くの女性ファンを呼ぶきっかけにもなったことを忘れてはならない。
少なくとも、9期はそれを決して忘れていない。
9期・鈴木香音は、卒業コンサートで同期3人で歌う曲に、光井愛佳と歌った楽曲『乙女のタイミング』を選んだ。
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多くのファンがきょとんとしていたが、気付いたファンはここで号泣のピークを迎えたという。
現在では、モーニング娘。およびアップフロントの女性アーティストを世界に紹介する宣伝役として活躍。
留学して体得した英語を駆使して、モーニング娘。のヒューストン公演にも同行し、現地のファンへの取材も行った。
ジュンジュン
1998年1月11日生まれ。中国・湖南省出身。本名・李純。現在は改名して、李沁謡。
正確には、8期追加メンバー。リンリンも同じ。なので、光井愛佳は先輩にあたる。
このころのモーニング娘。は本当にテレビに出なくなった。本当に寂しかった。
そんな中で、唯一のコメディリリーフとして活躍したのが彼女だった。
ジュンジュンがいたから、モーニング娘。を観ていても暗い気持ちにはならなかった。
本当にありがとう、ジュンジュン。(笑)
今では、地元の湖南省で一端の女優さんをしています。
地元のテレビ局で、ハロプロの歌を歌うこともある。
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これからも、日本と中国の懸け橋になってほしい。
リンリン
1991年3月11日生まれ。中国・浙江省杭州出身。本名は銭琳。
とにかく、歌がうまい。どれくらいうまいかって、べらぼうにうまい。
なにしろ、まだ小学生のころに、胡錦濤国家主席の前で、杭州市の代表として歌を披露したことがあるくらい。
当時のモーニング娘。の顔は、リーダー・高橋愛であった。
実力は誰にも引けを取らず、いまだに多くのアイドルの指針となっているが、その高橋を陰で支えていたのは誰でもない、リンリンだったと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=56yQAhkGVp0
https://www.youtube.com/watch?v=dIR-YlYPUnw
リンリンの存在が、モーニング娘。を国民的アイドルから、実力主義のリアル・アイドル路線へ転向させ、いわゆる「プラチナ期」(2008~2009)という牙城の二の丸となった、という評価は誇張ではあるが虚構ではない。
いまだにプラチナ期の楽曲は好まれてモーニング娘。のコンサートでも披露されている。
鈴木香音卒業ライブでも披露された『すべては愛の力』
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リンリンの存在が現在のモーニング娘。の指標となっていることは言うまでもない。
現在のリンリンは、中国に戻り、アーティストとして活躍。
また、なんと、アイドル・グループのプロデュースも手掛ける。「Idol School」である。
元東京事変の亀田誠治や、前山田健一などの日本の著名なクリエーターにも楽曲制作を依頼。日本への逆輸入も視野に入れ、様々な音楽ジャンルを展開。
また、メンバーには徹底した日本語教育を施し、計画的に日本進出をもくろんでいる。
その関係か、今も時々日本へ来ているらしく、ツイッターで成田から帰中するとつぶやくと、多くのリンリンファンが押し寄せた。
一緒に記念写真も撮って、ちょっとした握手会状態だったらしい。(笑)
ファンも彼女のことを忘れず、とるものもとりあえず手作りのうちわなどで見送りにしきたことに感銘を受けた。
ジュンジュン・リンリンは、いつも日本のファンのことを思っている。
4月14日、16日の熊本地震の際は、日本語で九州のファンへ向けてメッセージを送っている。
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何かとバカにされ、過小評価されてきたモーニング娘。8期メンバー。
彼女らがモーニング娘。であった時代、ファン過ごした時代を片時も忘れていないように、われわれもまた彼女らの応援を続けていかなければならないと、あらためて心から思う。