青島&コブラの『月刊 お笑い・エンタメ時評!!!』 第四十一回
と題しまして、この九月にメジャーデビューしました、ハロープロジェクトの期待の新人グループ「こぶしファクトリー」を特集いたします。
デビュー曲は、シャ乱Q『ラーメン大好き小池さんの唄』のカバー。
こぶしファクトリーはBerryz工房の後継に当たるグループなので、先日特集いたしました、『Berryz工房がカバーすべきだった日本の名曲10選』にちなみまして、この特集を考えました。
そして、本日はモーニング娘。12期メンバーフィーチャーのこのコーナーから!
尾 形 降 臨 !
今週の「はーちん」こと、尾形春水(はるな)ちゃんは、MBSラジオ『ヤングタウン土曜日』に、半年ぶり二回目の出演。新人ながら、確実に爪痕を残しました。
細切れですが、ほかにも聴きどころは多かったと思います。初回の放送の時よりもよりしっかりとした受け答えで、「猫をかぶっている」ようには見えませんでした。
初回の放送の時は、セクシーボイスで色っぽいせりふを言う「癒せません」のコーナーで、外見が「東大寺で煤払いをする坊さんみたいだ」と形容されるディレクター氏を、得意の大阪弁でノックアウト!
もうこのころから片鱗は見せていたようです。
この功績を生かして、日本テレビ『踊るさんま御殿』などで活躍できるといいですね。
新コーナーも絶好調!
ハロプロ研修生、ただいま解析中!
このコーナーでは、次世代のハロープロジェクトを担うハロプロ研修生たちにスポットを当て、その個性的なメンバーを二人ずつピックアップして、そのキャラクターをつぶさに解析していこうという趣旨のコーナーです。
今回はこの二人。
高瀬くるみ
先日、Eテレに放送された『オトナヘノベル』内でのドラマ「小さな花束」にて、モーニング娘。10期メンバー、工藤遥が無気力症候群に襲われてしまう少女「上野彩夏」役で主演をしたのですが、その友人役がこの高瀬くるみでした。
もともと、「とちおとめ25」という、栃木県産の苺をアピールするアイドルグループに在籍し、地方アイドルファンの間では、期待のエースとして注目されていました。栃木県内で開催されたミュージカルでは、主演を務めるなど、実績もあり、今年の春の研修生実力テストでも「即戦力」と評されるなど、デビューまで待ったなしの人材です。
もともと、「とちおとめ25」という、栃木県産の苺をアピールするアイドルグループに在籍し、地方アイドルファンの間では、期待のエースとして注目されていました。栃木県内で開催されたミュージカルでは、主演を務めるなど、実績もあり、今年の春の研修生実力テストでも「即戦力」と評されるなど、デビューまで待ったなしの人材です。
今年の夏のハロープロジェクトのコンサート、サンプラザ中野での公演において、プレゼントコーナーで上手くまとめることができずに狼狽えてしまい、半べそを掻く姿がTwitterで出回ると、「このころからをデビューさせない事務所は糞」というツイートがウソのみたいな数でリツイートされました。
アップフロント社のYouTube内チャンネル「GREENROOM」第16回での、『ハロプロ研修生 発表会 2015~9月の生タマゴShow!~ 歌唱審査編』にて、その目に余るポンコツぶりが披露されると、ハロコンに行っていなかったハロプロファンも、途端に大盛り上がり。(笑)
※43分~
動画のサムネイルも、奇しくもこの子! もしかしたら、数年後にはとんでもない人気者になっているかも?!
そして、今回もかかせないのが、このコーナー!
月刊佐藤優樹 マンスリーまーちゃん!
今回のまーちゃんは、「ついにテレビ番組でのフィーチャーが始まったのか?!」という話……。
日本テレビの朝のワイドショー『スッキリ!』では、注目のメンバーとして紹介。
「帰国子女」という誤報が混じりながらも、とりあえず世間のかたに広く見てもらうきっかけになったのではないでしょうか。(モーニング娘。内で帰国子女といえば、12期・野中美希)
NHK『ガルポプワンダーランド』では、モーヲタとしてつとに有名な、作曲家・ヒャダイン(前山田健一)と、振付師・竹内夏海の二人がツボを心得たトーク回しで、まーちゃんに話を振り、場の空気を和やかにさせていました。
まーちゃんは、司会者がうまくコツをつかむとトーク番組でもなかなか冴えたトークをしてくれます。
アイドルグループには、必ず1人は「妖精さんが見えます」と言ったり、「ぬいぐるみとお話します」と言ってしまうような「不思議ちゃんキャラ」の人がいますが、まーちゃんはそういう不思議ちゃんでなく、「不思議そのもの」として、寛容な気持ちでとらえることがコツといえます。
「ナスカの地上絵」や「イースター島のモアイ像」などの不思議なものを見ても、いちいち「どうしてこんなところにこんなものがあるのか」と考えたりしないのと同じで、鷹揚な気持ちで「モーニング娘。にこんな子がいるのか」と受け止められれば、それでいいと思います。
去年の六月に上演された『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』において、まーちゃんは「マーガレット」という少女の役をやったのですが、その歌唱指導に当たった「エッちゃん先生」こと、新良エツ子先生が、「彼女の発想であのキャラクターはできた」という告白してしました。
新良先生は、まーちゃんの勢いに圧倒され、思わずOKを出してしまったそうで、それをそのまま舞台で披露して、あのプリンセス・マーガレットが誕生したのですが、これも、新良先生が「どうしてそう思ったの?」と懐疑的にならず、まーちゃんを受け止めたからこそだと思います。
こういう貴重な才能をつぶすのは無駄なツッコミなのです。
日本テレビの朝のワイドショー『スッキリ!』では、注目のメンバーとして紹介。
「帰国子女」という誤報が混じりながらも、とりあえず世間のかたに広く見てもらうきっかけになったのではないでしょうか。(モーニング娘。内で帰国子女といえば、12期・野中美希)
NHK『ガルポプワンダーランド』では、モーヲタとしてつとに有名な、作曲家・ヒャダイン(前山田健一)と、振付師・竹内夏海の二人がツボを心得たトーク回しで、まーちゃんに話を振り、場の空気を和やかにさせていました。
まーちゃんは、司会者がうまくコツをつかむとトーク番組でもなかなか冴えたトークをしてくれます。
アイドルグループには、必ず1人は「妖精さんが見えます」と言ったり、「ぬいぐるみとお話します」と言ってしまうような「不思議ちゃんキャラ」の人がいますが、まーちゃんはそういう不思議ちゃんでなく、「不思議そのもの」として、寛容な気持ちでとらえることがコツといえます。
「ナスカの地上絵」や「イースター島のモアイ像」などの不思議なものを見ても、いちいち「どうしてこんなところにこんなものがあるのか」と考えたりしないのと同じで、鷹揚な気持ちで「モーニング娘。にこんな子がいるのか」と受け止められれば、それでいいと思います。
- 演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」 [DVD]/アップフロントワークス(ゼティマ)
- ¥6,000
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新良先生は、まーちゃんの勢いに圧倒され、思わずOKを出してしまったそうで、それをそのまま舞台で披露して、あのプリンセス・マーガレットが誕生したのですが、これも、新良先生が「どうしてそう思ったの?」と懐疑的にならず、まーちゃんを受け止めたからこそだと思います。
こういう貴重な才能をつぶすのは無駄なツッコミなのです。
なかなか「ツッコミたがり」ばかりが席巻しているの世の中では、なかなか生きにくいかもしれませんが、うまくグラインドすれば、まーちゃんは大ブレイク間違いなしだと思います。
《今回のトピックス》
あらためて、明文化されると寂しいものがありますが、あなたの作った伝統が途絶えるということはないと思います。
ただ、これからも「つんく♂節」が唸る曲を書いていてほしいです。
・モーニング娘。が新曲をドロップ!
- Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気(A)/UP-FRONT WORKS
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今回も、トリプルA面シングル。『Oh my wish!』と『スカッとMy Heart』は、つんく♂の作詞作曲。『今すぐ飛び込む勇気』は、作詞が三浦徳子と児玉雨子の共作。作曲がたいせーという、久しぶりのつんく♂名義に非ざる作詞作曲の楽曲となりました。
『Oh my wish!』は、企画的センターとして、9期・鈴木香音と10期・工藤遥を起用。ダンスチーム等他チームに分かれるという、モーニング娘。初の試み。
『スカッとMy Heart』は、久々のファンク調。マリンルックの衣装も可愛い。
『今すぐ飛び込む勇気』は、曲が先行して出来上がった曲。作曲した当初は暗いイメージの曲だったそうで、詞が付いてみると、明るいイメージの曲に転向したとのこと。多分にプラチナ期(2007~9年ごろのモーニング娘。)の楽曲をほうふつとさせます。
今後は、二曲がつんく♂作。一曲は違うアーティストが提供の曲となるのでしょう。楽しみです。
・モーニング娘。が「'15」になって初めてテレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演。
10時間スペシャルにも出演が決定しています。年末のスペシャルにも登場できれば、紅白歌合戦も射程距離に??
・8/19、川崎チッタにおけるモーニング娘。の新曲発売記念イベントの模様をコブラ塾長がレポート。
↑動画にないシーンもたくさんあったそうです。
・℃-uteが、10周年記念の「℃-uteの日」公演を無事に開催。
新曲は、ロック調とバラード曲の二曲ということで、バランスがいいですね。わざとデビュー当時に寄せたセットリストやMCも面白いと思います。
・ハロープロジェクトのコンサート、最終日・福岡公演の模様をレポート。
Discovery公演。各グループのそれぞれの代表曲を見せていく演出でしたが、一曲だけあった、High-King『シンデレラコンプレックス』に参加していたまーちゃんが、元モーニング娘。・高橋愛のクオリティを軽く超えていたことをお知らせいたします。- C¥C(シンデレラ¥コンプレックス)(初回生産限定盤)(DVD付)/ZETIMA
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一階の下手最後列と最悪の席でしたが、へとへとになるくらい楽しめました。(笑)
・Juice=Juiceの二回目のライブハウスツアー、熊本公演の模様をレポート。
℃-ute姐さんの背中に、あと三歩で追いつくところまでに来ています。
立派に、アイドルグループからダンス&ボーカルユニットに変化してしまいました。たった「三年で」ですよ!!
・「TOKYO IDOL FESTIVAL 2015」の模様をレポート。
今年も塾長と行ってまいりましたが、特集するほどのことはなかったかと思います。
それでも、チャベラさんからあっきゃんが脱退したり、モッシュおよびリフト行為のあった現場からそのステージを行ったアイドルごと出禁になったりと、今年も波乱が多かったです……。
ここ20年くらい、この画家の追っかけをやっておりまして、久しぶりの新作展が開催されるということで調べてみたら、茨城県水戸芸術館から全国を巡回することが判明。九州は鹿児島での開催でした。
- 山口晃 前に下がる 下を仰ぐ/青幻舎
- ¥2,376
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水戸芸術館での「前に下がる 下を仰ぐ」展は、Eテレ『日曜美術館』でも特集され、観に行きたかったのですが、かないませんでした。
それでも、いたずら大好き・山口晃の本領は、霧島でも十分に発揮されていたと思います。
双眼鏡を持っていないと観られない絵や、バラックでできたインスタレーションまで、小さな空間に様々な仕掛けがあって、来る人をあきさせない工夫が随所にありました。
わたくしも、平日に行ったのですが、入場口にはちょっとした行列ができるくらいの人気でしたよ。
・樋口真嗣監督の映画『進撃の巨人』を批評。- 進撃の巨人(17) (講談社コミックス)/講談社
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原作は諌山創の連載中の漫画。
「日本特撮の最高水準とVFXの融合を目指す」というすさまじく高い志のもとに製作が進んだそうですが、要は演出も高水準であってほしかった。
でも、この作品を見れば、「またまだ日本特撮は踏ん張れる!」とさえ思える作品です。
- 進撃の巨人(17) (講談社コミックス)/講談社
・矢島舞美写真集『Nobody knows 23』書評
- 矢島舞美 写真集 『 Nobody knows 23 』/ワニブックス
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期待していたよりは「ん~? そうでも……」といった感じ。(;・∀・)
やっぱり写真集は、一にも二にもロケ地選びです。
(本日の百八軒レコメンド!)
- ねぇバーディア 初回限定盤B/T-Palette Records
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TIF2015では、念願のスマイルガーデンでの大トリを務め、終始涙ながらのパフォーマンスだったNegicco。
ハロプロの各ユニットが洗練されたダンス&ボーカルユニットに成長していくなか、真にアイドルグループとしてその姿勢を崩さないのはNegiccoだけだなと思います。
ご視聴の際は、ねとらじのホームページへアクセス→右上の「番組検索」から「青島玄武」と入力→「play」をクリックで、iTunesやWindowsメディアプレイヤーなどが自動的に立ち上がり、ご視聴いただけるようになります。
今回の特集に関しましては、別項での記事を参照していただく必要になります。合わせてご覧くださいませ。