歌声よ、永遠に! 「シャ乱Q」超入門! | カルバートン・スミスの告白

カルバートン・スミスの告白

ふたつ、不埒な悪行三昧……。

シャ乱Q


カッコイイとか、上手いとがでなく、ただ、好き!(;・∀・)


結成は1988年。シャッターズ、乱、QPの三つのグループから、飛び出してきたメンバーから合成してできたのがシャ乱Qである。

1992年、鳴り物入りでメジャーデビューするが、二年間は鳴かず飛ばず……。

1994年、本人たちによる地道な売り込み活動が功を奏し、『上・京・物・語』がスマッシュヒット。



勢いに乗って、『シングルベッド』がミリオンセールスを記録。





1995年、『ズルい女』がミリオンヒット。軽妙なトークセンスもあって、一躍、時の人に。




1996年、『いいわけ』がミリオンヒット。アルバムもミリオンヒットを飛ばす。不動の人気を獲得する。





1998年、モーニング娘。がメジャーデビュー、つんく♂がプロデュースを務めることとなる。





わたくしが、シャ乱Qを知ったのは、お笑い芸人が歌番組を務めるようになった1990年代。『ズルい女』で登場した、『HEYHEYHEY! MUSIC CAMP』だったと思います。





それから、曲を聴くというよりも、「関西のおもろい兄ちゃん」として関心があって、エアチェックしていたように思います。


そこから、どう興味を持ったのかをお話しいたしましょう。



百八軒、選曲の五曲


『黒田節』





ズルい女/Sony Music Direct(Japan)Inc.
¥価格不明
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本格的に興味を持ったのは、たまたまCDショップで見た、『ズルい女』のCDを買って帰って、聴いてみたところ、そのなかのカップリングにひっくり返されたことによります。


「黒田節」って!(;・∀・)




福岡県の民謡「黒田節」は、内容が内容だけに、酒席で歌われることが多く、料理屋が実家のわたくしにとっては、大変なじみのある歌で、ただでさえ「おもろい兄ちゃん」たちが、創意と工夫で、尺八をクラリネットに、小鼓をボンゴに、大鼓をコンガに変えて歌っている様子が感動すら覚えたのです。

なに、このロックと伝統文化のコラボ!(笑)

そもそも、小学校の運動会で、この舞踊を披露しなければならない時があって、その思い出から作ったと言いますが、にしても、CDに入れるまでの発想にはびっくりしました。


実はつんく♂は歌詞を書く際に、俳句が元ネタとなっている説が、ヲタの俳句作家のなかでは当たり前になっているのですが、もうこの時から、その土台があったのかもしれません。






『ラーメン大好き小池さんの唄』




※3分4秒~


ラーメン大好き小池さんの唄~V/RCAアリオラジャパン
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メジャーデビューのきっかけを作った、1991年のBSヤングバトルグランプリに選ばれたパフォーマンス。

イントロの、しゅうとはたけが分かれて、つんく♂が飛び出すあたり、しっかりフォーメーションダンスしてるじゃないですか!(笑)

まるで、Berryz工房『スッペシャルジェネレ~ション』のイントロ部分を見ているみたい。(^^;)




こぶしファクトリーが『ラーメン大好き小泉さんの歌』としてカバーし、この秋にメジャーデビューすることが決まりました。

今までも歌い継がれる名曲です。


すべてはここから始まったんですね。感慨深いなー。






『18ヶ月』




シングルベスト10~おまけ付~/BMGビクター
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ベストアルバムの一曲目に収録されている曲。すなわち、デビュー曲。

軽妙なサウンドはこのころから健在だったんだと改めて気づかされる曲。





『涙の影』




涙の影/BMGビクター
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『シングルベッド』が代表的な曲であり、バラード曲としても有名すぎるため、なかなか表に現れませんが、この曲もなかなかですよ。

ドラマ『Age,35 恋しくて』(主演・中井貴一)の主題歌。日本有線大賞も受賞しているメジャーな曲なはずですが、なぜだが、我々の記憶から外れたところにありますね。
ロッカバラードとしては、わたくしはこっちのほうが出来がいいと思っているんですけど。もったいないですね……。





THE つんくビ♂ト 『STOP~ 泣かないで』




STOP-泣かないで-/ZETIMA
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もともとは、自身がプロデュースしたロックバンド、7HOUSE(セブンハウス)のデビュー曲。

ベースのしゅうが、婦女暴行容疑を起こし、芸能界から追放となると、つんく♂はシャ乱Qをいったん休業して、ハロプロのプロデュースだけでなく、新たなロックバンド・つんくビ♂トを結成したり、ソロ曲をリリースしたり、ハロプロの楽曲をセルフカバーしたりと、精力的に活動してきました。

お笑い好きの方は、どこかで聞いたことがあるかもしれません。




※2分~


そうです。お笑いパフォーマンス集団、キュートンがBGMで使っていた、アレです。(笑)

こんな二次利用もあるんだと驚きましたが、改めて曲を聴き直して、
「7HOUSEのボーカルって、飯田圭織さんの旦那だけど、歌っているの、ほとんどつんく♂やん!」
と、はーちん(モーニング娘。尾形春水)ばりのつっこみを噛ました記憶があります。


ちなみに、℃-uteはキュートンとテレビ東京の音楽番組で直接対決をしたとこがあります。(^^;)




ここは、この曲でコラボしてほしかったな。(笑)





と。こんな感じで、まだまだ語り足りないのですが、基本的なつんく♂さんの活動が見えたのではないでしょうか。

またいずれ、今度はもっとつんく♂さんの音楽の源となる黒人音楽に焦点を当てた特集を組みたいと思います。


我々モーヲタは、なんだかんだ言いながらも、つんく♂さんが大好きです!

今はゆっくり静養してください。

ハロプロは順風満帆とは言えませんが、モーヲタがいる限り、ハロプロが瓦解するナンてことはありません。我々って、けっこう強いんですよ?(笑)


あなたが、また陣頭で指揮する姿が観たいです。


あなたの声は、もうすでにあの子たちのものになっているのですから……。