今時のというタイトルにしたのには、理由がございまして、
日本全体のトレンドが去年あたりから、そのベクトルの向きが今までとは、正反対の方向に大きく舵を切り始めたからなのですが、
それに気づかずに、従来通りの投資手法で不動産投資に取り組んで、本当に良いものなのかと???
自分自身が疑問を抱いたからに他なりません。
具体的には、世の中全体のトレンドが、
デフレ → インフレ への転換が行われている真っ最中です。
となると、
お金の価値が低下 ↓
物(不動産ほか)の価値が上昇 ↑
する方向に動いているということに他なりませんが、どの程度の期間そうなるか?というのは?ですが、
仮に、20年間デフレだった物ならば、20年間インフレという可能性もなきにしもあらずで、そのように長期化するのであれば、
不動産の投資手法が大きく変わらざるを得ないと思われるのです。
日本も、世界も、今は、AIの登場や、過去のバブル崩壊過の反省もあり、
投資家も賢くなっているため、
短期間でバブルに踊って、その後弾け散るというのは到底考えにくいので、
20年間 じわじわ、不動産の価格が上昇すると予測しても何ら不思議はないと思われます。
なので、収支も5年、7年、10年ではなく、15年、20年のスパンで、見た方が無理がないことでしょう。
また、
インフレシフトの影響は、すでに建築費には大きく表れており、
東京の都心では顕著に不動産も新築価格の押し上げが起こっており、
その連鎖で、中古価格も上昇!!している。
とは言っても、これが全国に波及する訳ではありません。
日本の人口構造上の問題もあり、財政上の問題や、国策が道州制やコンパクトシティ化に向かっている以上、
今後益々
エリアごとに、上昇するエリア、下落するエリアに分かれていく現象が加速していくと思われます。
具体的には、不動産価格が上昇する都市部では、今の利回りはじわじわと低下する圧力がかかり、
不動産価格が下落する郊外では、需要次第で、一時的な利回りの上昇が見られることでしょう。
なので今後20年は、
不動産価格の上昇が見込まれるエリアで投資を行うことが、大変重要なポイントとなることが起こり得ます。
見るべきポイントしては、他にもございます。
1.エリア
2.建築際調達価格
3.賃貸状況
4.物件周りの土地状況
次回以降、順に解説して参ります。