プロパンガス某社 取締役のM様にお越し頂きまして、
今後のプロパンガスについて熱くお話しいただきました。
まず冒頭で、注目したのは、
料金について、
「実は、都市ガスに比べて、プロパンガスは高くない。」
というお話。
高くなっているのは、
「ガス料金に、オーナーの設備貸与費用が乗っかっているから高いのです。」
という正論。
プロパンガス業界では、
従来、営業の一環として、賃貸オーナーに、設備貸与を餌にして、業況を拡大してきたという歴史がございますが、
昨今、「消費者からガス料金が高過ぎる。意味がわからない」という訴えがあって、
法改正と至りました。
楽町記事 こちら
要は、
オーナーが無償設備貸与を受けていたツケが、入居者のガス料金の高騰を招いていた。
(=ガス料金の値上げとして、消費者が無断で負担させられていたという黒歴史)
は、今後、許されなくなります。
具体的には、
業界への法令改正は
2024年4月に施行されます。
プロパンガス業者には、
不当な営業の禁止、利益供与の禁止、紹介料支払いの禁止などが科され、
実質これで、
利益貸与は無くなります。
さらに
2025年の4月から、
今後ガス料金について、オーナーの設備貸与があり、ガス料金を値上げしている場合は、その旨を、請求書等に明記することに、なったのです。
これも時代の流れですね。