53歳、クワガタムシを飼う〜その7 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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7月28日にオープンする

Miyashita Park内の

The Shibuya Souvenir Storeへの

納品と設営を無事に終えた

僕と妻。

 

しかし、

宿泊の為に

事務所に戻ると

(2Kで一部屋がオフィス・スペース、

もう一部屋がベッド・ルームなんです)

問題が発生していた・・・。

 

一部

急遽差し替えることになった

ジャズ・ミュージシャンの

肖像画を

取りに寄った時にはなかった

貼り紙が

マンションの入り口で

僕の行く手を阻んでいた。

 

「廊下にモノを

置かないで下さい!

ただちに撤去します!!」

 

乱雑な文字で書き殴られた

警告は、

明らかに大家さんの怒りと

本気度を伝えていた・・・。

 

実は、

クワガタムシの飼育マットの匂いが強烈なので

(自宅で飼育ケースを最初キッチンに置いていたら

ゴキブリとクワガタムシの区別が付かない妻は

その容姿ではなく、先に匂いで悲鳴を上げていた)、

作品の差し替えの際に、

玄関の外に飼育ケースを置いて

Miyashita Parkに向かったのだ。

 

 

ベランダに置けば良かったのだけれど、

その小さな空間は、

洗濯機にゴミ箱、

エアコンの室外機で

ほぼ埋まってしまっていることもあり、

住民が共有するスペースに

置いてしまった。

明らかに僕のミスだ。

 

でも

そんな大きなものじゃないのに・・・。

 

幸いにして、

家賃支援給付金の申請に必要な

事務所の契約書に

大家さんの印鑑が押されていないことが発覚し、

捺印のお願いをしていたこともあってか

僕の携帯に電話はかかって来なかった。

 

飼育マットも

使用して何日か経つと匂いは薄れるし、

たったの2泊だから大丈夫だろうと

高を括った。

 

出発の朝、

撤去されていないことを確認し、

僕は安堵した。

 

蓋を開け、

再び長旅に出る前に

僕は

クワガタムシ用のゼリーを交換した。

 

(次回、最終回!)