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僕のイラストの為の作品自己解説その11。
『MAY』
![April](https://stat.ameba.jp/user_images/20140312/19/shuya-okino/41/ea/j/t02200276_0574072012873108208.jpg?caw=800)
The Roomのフライヤーとして使用した後に、
The Roomの15周年記念コンピ
(Compiled by Yosuke Tominaga & Hiromichi Oikawa)
に再利用したこのAPRIL。
髪型は一気に仕上がったのに、
表情のニュアンスを出すのに
凄く時間がかかった記憶があります。
眉毛、
視線、
口元。
この3つの要素は
線の向き、太さ/細さで
表情が大きく変化します。
僕はこの一連の美人画では、
できるだけ明白な感情の表現を回避し、
観る人の判断に委ねられるように
しかも
観る人の精神状態や
年の取り方によって
どうにでも取れるような表情を
描く事を心がけました。
対象は顔という具象ですが、
感情は抽象的にしないと
判りやす過ぎて
見飽きてしまいますもんね。
観る度に
印象が変わる絵になってるでしょうか・・・?
女心はそもそも永遠に謎ですからねえ。
その本質を抽出する事ができていれば、
僕の心配は要らない筈なんですが・・・。
しげしげと眺めてみる事にします。