HOLDING YOU,LOVING YOU | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

遂に
本日発売です!

既に一部のお店では店頭に
昨日から並んでましたね。

リミックス・アルバムの筈が
殆どカバー・アルバムというべき
内容の
『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』!

通常、
リミックス・アルバムって
本編の番外編って感じが強いでしょ?

このアルバムはそんな事ないです。
僕が言うのもなんですが、
『DESTINY』と聴き比べても
何の遜色もない。

別ものだから単純に比較できないけれど、
アルバムの統一感は
完全に
『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』の方が
高い。

それに、
ここまでブギーなファンクに振り切って
アルバム作ったアーティストって
なかなかいないんじゃないですか?

DAFT PUNKがGET LUCKY作れて、
JAZZやFUNKやRARE GROOVEの人が
現行のブギーや現行のディスコを作れない訳がない。

池田はよくやりましたよ。

今日は
10日続いた
カウントダウン・ブログの最終回。

HOLDING YOU,LOVING YOUについて。

原曲は、メロウ・ブギーの傑作。
DON BLACKMANの代表曲でもあります。

『DESTINY』ヴァージョンは、
ブギーから離れ、
ヒップ・ホップ・ジャズ的にアレンジしたんです。
だから
オリジナルからは結構離れられた。

それを
ROOT SOULは
ブギーに戻さなければいけなかった。

しかも、
オリジナルがブギーなだけに、
それとは違うモノにする必要があったという事です。

それって
大変だったとおもいますよ。

曲ってのは
耳に入る時、
アレンジと一体化してますからね。

勿論、
いいメロディーというものは存在しますが、
アレンジが
メロディーの良さを壊すという事も起こり得ます。

おそらく
今日、
ROOT SOULこと池田憲一がアップするであろう
もう1つのカウントダウン・ブログで
その辺りの苦労話は書くでしょう。
でも、

「実はさくっとできちゃいました・・・」

とかだったりして。

あいつ、天才だから言いかねないなぁ(苦笑)。

『DESTINY』ヴァージョンでは
菱山正太が美しいソロを聴かせてくれてるんですが、
『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』では
マウンテン・モカ・キリマンジャロ兼CENTRALの
栗原健が渋いプレイで
この曲を"男”にしてくれています。

『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』は
リミキサーとして一人のアーティスト、
ROOT SOULこと池田憲一に
全11曲のアレンジを任せたのですが
素晴らしいミュージシャンの協力があったからこそ
この内容が実現できたんですよね。

『LET NOTHING CAHNGE YOU』で
溌剌とした演奏で曲を更にファンキーにしてくれた
JAZZ COLLECTIVEの廣瀬貴雄。

パーカッションのみならずトランッペットでも参加し、
LOVE AND LIVEと
このHOLDING YOU,LOVING YOUの
2曲のホーン・アレンジを手掛けてくれた
CENTRAL/MANO ARRIBAの西岡ヒデロー。

この曲のサックスのみならず、
他5曲でホーン・セクションに参加し、
JUST DO ITではフルートを吹いてくれた
栗原健。

今回、
ROOT SOULのレコーディングでは
初の弦楽器の起用で参加して頂いた
バイオリン奏者、
武藤ひろおさん。

そして、
全曲のドラムを担当し、
打ち込みでは絶対に出せない
肉感的にして躍動感溢れるドラミングで
このアルバムの完成度を何倍にも高めてくれた
マウンテン・モカ・キリマンジャロの
タイガー岡野。

皆さん、
感謝です!

2/22には
僕の誕生日兼リリース・パーティーが
渋谷のThe Roomであり
そこで
ROOT SOULが仲間と共に
この
『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』

生で演奏するというので
楽しみにしています。

そして、
この週末からは
リリース・ツアーも始まります。
アルバムからの曲もかけますよ!

僕のDJプレイでは、
『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』
に収録されている曲の前後に
僕が何をかけるかを
楽しみにしてて下さい!!

10日間の間
このブログをご愛読ありがとうございました。

なかなか
音楽を言葉で説明するってのは
難しいもんなんですが
裏話を公開したり
思いの丈をぶつけてみたり・・・w。

ここからは
音楽を聴いて楽しんで下さい。

もう僕の話はいいでしょう。

ボーカリスト、
アレンジャー、
ミュージシャン、
エンジニア
によるコラボレーションのお陰で
僕のメロディーが
そして、
僕のフェイバリット・チューンが
こんなにもユニークな作品となって
再び
世に出る事になりました。

一人で出来ることなんて
たかが知れてます。

僕のデモ、
そう
ただの鼻歌なんですが、
酷いもんですよw。

それが
仲間の力を借りて
アルバムとなり
さらに
Replayedされる事により
全く別の作品に生まれ変わった・・・。

こうして
沢山の人との関わりの中で
僕は
生きている
いや
助けてもらう事で
沖野修也という存在が
成立している。

有り難い。
本当に
有り難い。

一緒に
音楽を作る仲間に
そして
聴いてくれる
沢山のリスナーに
どんな言葉を綴っても
僕のお礼の気持ちは
伝え切れません。

恩返しは
更に
いい曲を
紹介する
或は
作る事で・・・。

明日からは
次のアルバムの制作に励みます。

それまで
『DESTINY Replayed By ROOT SOUL』を
聴き倒して下さいね!