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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

先週はThe Room20周年記念イベントvol.3、
Tokyo Jazz Meeting~一夜限りの復活!に
お越し頂きありがとうございました。

カナダから注目のDJ/プロデューサー、
JOHN KONGをゲストに迎え、
サンフランシスコから
クロスオーバー・シーンのNo.1MC、
CAPITAL Aが遊びに来てくれたり、
しかも、
僕と
Soil&"Pimp" Sessionsの社長が
結成した新ユニット
Gucci Boysのお披露目があったりと
Tokyo Jazz Meetingが世界と連動し、
しかも
日本が海外のシーンを牽引していた

"あの頃"の空気を
堪能して頂けたのではないでしょうか?

ここで、
一つ問題になるのは、
Tokyo Jazz Meetingを休止した後に
僕が新しく始めたレギュラー・パーティー、
SOUND SANCTUARYは
今、
一体どういう
位置付けにあるのか?

という事
なんですよね。

毎週末、
国内外のTOP DJがプレイしていた
Tokyo Jazz Meeting・・・。
そして、
ここ数年僕は、
クラブにかつて来ていたけれど、
来なくなってしまった方々や
大人の音楽好きの方の為に
BVLGARIのテラスで
NU-JAZZ LOUNGEなるイベントを
月例でやっていたりするので・・・。

では、SOUND SANCTUARYは
何をコンセプトにしているのか?

それは、
Tokyo Jazz Meetingでもなく、
NU-JAZZ LOUNGEでもない何か。

まず、
The RoomがTAMARIBA宣言した以上、
僕は、
TAMARIBAとは何かを
証明して行かなければ
ならない訳です。


BARでもなく
CLUBでもなく。

奥まったDJブースから飛び出し、
敢えて聴衆の至近距離に舞台を構え、
手の届く範囲から音楽を提案してゆく。

作り手が聴き手の輪の中に入る事で
お互いが気軽に話しかける事もできるし、
彼らのニーズを読み取り、
制作にインスピレーションを反映させる事も加速するに違いない。

今まではお越し頂いても
ロング・プレイの時はお話もできなかった
異業種の方々と親近感を取り戻し、
新たな交流を画策する事もできる。

ピーク・タイムに至るまでの時間帯は
思い切ってリスニング・ミュージックに
シフトし、
クラブ・ジャズの新機軸を打ち出す事もできる・・・。

TAMARIBAスタイルは
収容人数を減らしてしまう事から
十分な予算が確保できなくなってしまったので
海外アーティストをブッキングする事は難しいのですが、
それを逆手に取って、
海外で通用する国内DJを
積極的にブッキングしてゆく事を選択しました。

つまり、
TAMARIBA
という概念だけでなく、
日本人DJを
改めて世界に紹介する
という機能を
この
SOUND SANCTUARYに
持たせたい


僕は考えているのです。

今週末は、
既に海外ではビッグ・ネームでもあるので
世界に紹介ってのも変な話なんですが、
ドラムン・ベースのDJとしてではなく、
クラブ・ジャズ/
クロスオーバー系のアーティストとして
僕が皆さんにプレゼンしたい
MAKOTO
が登場。

僕と彼がサシで共演するって
初めてでしたっけ?

かつて、
KYOTO JAZZ MASSIVEが
MAKOTOの音源を、
彼が
僕達の音源をREMIXしているだけに
嬉しいリアルなコラボレーションです。

東京だと
あ、
沖野さんと
MAKOTO君ね
って思われるかもしれないですが、
これ、
ロンドンだったら
ちょっとした
ビッグ・イベントですよw。


果たして、
僕達は
先週の
あのクオリティーを
越える事が
できるのか?


その当たりにも注目して頂きたい。

KYOTO JAZZ MASSIVEのニュー・アルバムにも
参加をお願いしているMAKOTOと
沖野修也が、
TAMARIBAで
世界基準の音楽を
皆さんに
お聴かせします!