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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

そろそろ
自粛モード解禁でいいんじゃないですか?

決めるのは個人の自由ですけど。

被災した人が今も不自由な暮らしをしているのに、
僕達は呑んだり、踊ったりしていてもいいんだろうか?

そういう気持ちは大切です。

でも、
店側の立場から言わせて頂くと、
僕達は、お客さんが来る来ないは知る由もないけれど、
店を開けなきゃ、生きていけないんです。

そう、
スタッフはお客さんをもてなし、
お酒を作るのが仕事。

DJは音楽をかけるのが仕事。

震災直後の週末、
キャンドル・ナイトの
アンプラグドで営業しましたが、
やはり
とても皆さん外出できるような状況じゃなかったようで
あえなく12時で閉店。

でも、
「みんなに会えて良かった」
「こうしてみんなで集まった方が節電になるのでは?」
なんて意見もありました。

実際に
The Roomも
被災者の皆さんへの配慮、
節電の為、
アーティストの来日中止等の理由から
いくつかのイベントを取りやめました。

来週行なわれる筈だった
19周年パーティーも
延期する事にしました。

確かに、
まだ、祝う!モードじゃないので・・・。

それでも、
エンタメ業界(縮めると軽薄な感じするなー)に対し、
不謹慎だ!
との批判があるのを恐れての自粛は
そろそろ止めにしませんか?

もう一度言います。

スタッフは
お酒を作るのが仕事。

DJは
音楽をプレイするのが仕事。

僕達を批判する人も
自分の仕事、自粛してますか?

先月はほぼ半月、まともな営業ができず、
店の維持費や従業員の給料も危機的状況。

募金したくても
家賃が払えないスタッフもいるでしょう・・・。

僕達だって
生きて行く為に
働かなくてはならないのです。

そして、
僕も
DJ活動を再始動します。

今夜は
震災後初のプレイです。

しかも、
新しいパーティーの第一回目。

SOUND SANCTUARYがスタートします。

もう一度、
僕が信じる音楽とは何か?

追求して行きたいと思っています。

24年前、
何もない所から
始めた時のように。

ちなみに、
急遽、入場料を500円だけ下げました。

フロアーを閉めて
バー・スタイルに変更したので
そのお詫びに・・・。

その500円で
募金するも良し、
もう一杯呑むも良し。

今、
音楽家として
被災地の人や
復興の為に何かできる事はないかと
模索してもいます。

その為には
自分は
どんな
音楽家であるのかを
もう一度
見つめ直す必要があると思っています。

その為にも
SOUNDO SANCTUARYは、
重要な機会なんです。

沖野修也が
プレイする音楽は
人の心に訴えるものがあるのか?
感情を揺さぶる事ができるのか?
生きる力をあたえられるのか?

そんな事を自分に問うて行きたいと思っています。

PS

盛り上がって来たら
フロアーも解禁?解放?しますので。