反省会 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

昨日
DJ KAWASAKIと
BACK TO BACK終了後、
反省会をしました。

果たして
アレで
良かったのかと。

いくつかの山場があり、
興味深い
攻防もあった。

パーカッションバトルだとか
ゴスペル・タイム、
新作のクロス・カウンター。

何より、
彼の
チャレンジには
目を見張るモノがあった。

LOVE AND LIVE/SHUYA OKINOの
後の
SOUL DRUMS/BERNARD PURDIE
とか
DRUMLESSONの
後の
SERGIO MENDES

評価に値するよ、ホント。

誰が
タマナシ・ハウスやねん!!

DJ KAWASAKIが
叩き上げのDJである事が
改めて証明されたんじゃないでしょうか。

但し、
反省すべき点がなかった訳じゃない。

一年前は
僕が攻める立場だったけど、
今回は
彼が
果敢に立ち向かって来た。

でも、
自分が彼を追い込む場面は
ほとんどなかったような・・・。

ま、
打たれても全然効かなかったし、
要所要所で
強いインパクトを
DJ KAWASAKIが残したけれど
アベレージでは
僕に部があったかもしれない。

そういう意味でドロー。

ただ、
問題は2つ。

僕は
保守的過ぎなかったか?
DJ KAWASAKIは、
僕を意識しす過ぎてはいなかったか?

BACK TO BACKは、
ゲーム性の強い
DJプレイだけど、
駆け引きに神経を使う前に
エンターテイメントである事を忘れてはいけない。

それは
競技ではなく、
パフォーマンスなのだ。

アマチュアじゃなくて
プロなのだから
オーディエンスを楽しませなくてはならない。

あの、
セオ・パリッシュですら
片足をDJブースに、
そして、
もう一方の足をダンス・フロアーに
と言っているのだ。

立ち技の格闘技
よりも
寝技の格闘技の方が
その攻防の妙が分かりにくかったりするように、
僕達の
バック・トゥ・バックは
フロアーから見た時に
その意図が理解されにくくはなかったか?

勿論、
盛り上がったよ。
でも、
もっと盛り上げられたと思う。
もっともっと・・・。

昨日のイベントが
パーティー・ピープルにどう受け取られたのか
今は判らない。

煽りも大事だ。
世界初(おそらく)の
生プレイリストby twitterも
画期的ではあった(笑)。

でも、
それは
プロとしてイベントを盛り上げる為の
仕掛けに他ならない。

一番大切なのは
ダンス・フロアーのリアクション。

聴衆を挑発し
その興奮に触発される。


このポジティヴな
スパイラルこそが、
パーティーの
カタルシスを
生み出すのだ。


その心理を知らない愚か者には
決して理解できない真理。

誰かさんみたいに・・・。

カワサキ君、
昨日はお疲れさま。

君の健闘を讃えるよ。

もう
君と
精神の拳を交わす事はないと思うけれど、
僕の助言を忘れないで欲しい。

これから
立ち向かう相手は
僕みたいに
優しくはないんだよ。

そして、
来場者の皆さんにも
御礼を。

ご期待に応える事ができたかどうか
判りませんが、
この反省を踏まえて
僕達は更に進化する事を試みます。

僕とDJ KAWASAKIの
最後の
BACK TO BACKにお越し下さって
本当にありがとうございました。