マスタリングその3 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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一難去ってまた一難。
しかも、PIRAHNAHEDからのメールはまだ届いていない・・・。

DJ KAWASAKIの
トラック・ダウンをしてくれたエンジニアに連絡を入れると
幸いにして今スタジオにいるので直ぐにデータを作ってくれる事に。

その間にも着々とマスタリングは進む。

今回の作業で、改めてマスタリングの可能性を思い知らされる。
曲によってはマスタリングの前後で、
音が劇的に変わる事があるからだ。

基本的に楽器やヴォーカルが別々のチャンネルに分けられている
トラック・ダウンという作業とは違って、
それぞれの音を、上げたり下げたり、
または、
単独で加工する事ができないのがマスタリング。

それでも、特定の音域を狙ってのレベルの上げ下げや、
コンプレッサーを使うことで
音に迫力が増したりという事が可能になる。
マスタリングでこもっていた音がクリアになったり、
ステレオ感が増したり、
「これ、もうちょっとなー」という事が
完全にではないにしても、
かなり改善されるのが
マスタリングの醍醐味でもある。

残す所3曲、という佳境で、
DJ KAWASAKIがスタジオにやって来た。
大宮から戻って来た彼が、
スタジオにデータを取りに行ってくれたのだ。

誰にも会わずにメールのやり取りで作る
筈だったアルバムの禁を破った瞬間。
つまり、資料は‘基本的に、誰にも会わずに・・・’
という事になってしまった。

スタジオから、メールで送ってくれても良かったのに(涙)。
ま、データを持って来てくれたので、それはそれで感謝(苦笑)。

そして、三度び、メールをチェック。

来たーーーーーーーーーーー!

PIRAHNAHEADからメールが届いているではないか・・・。

色々、あったけどマスタリングは
なんとかその日の内に終了する事ができた。

音源を全て揃えるのも大変だったけど、
マスタリングも大変だったなー。

でも、これで終わった訳じゃない。
まだ、難関を僕は突破していない。

それは、アルバムのカバー・アート。
撮影は終わってるけど、デザインはまだ。

もう、一波乱ありそうだな。