毎週日曜の朝に「NHK俳句」という番組が放映されています。これまでも時々見てはいたのですが、私も番組に合わせて、下手でも一句ずつ作ろうかと思うようになりました。できるだけ続けていこうと思います。
今回のテーマは「牛乳」でした。”牛乳”と聞くと”牛乳瓶”を思い浮かべる世代です。丸い厚紙製のふたで口をされ、さらに薄いセロファンで飲み口が覆われていた頃の牛乳瓶です。紙製に変った後も風呂屋さんなどで売られていましたが、最近はそれもなくなったのでしょうか。風呂屋さんに行かなくなったので分かりません。紙製に変った頃も最初は三角パックでしたが、長方形のものに変りました。現在の小学校ではどの様な牛乳パックが使われているのでしょう。それにしても、昔はたった200mlの牛乳だけでよくあの給食を食べ切れたものだなあと不思議です。水筒など遠足の時しか持って行かなかったですからねぇ。
牛乳瓶並ぶ給食一年生
(ぎゅうにゅうびん ならぶきゅうしょく いちねんせい)
季語は「一年生」です。春の季語ですね。世間は広く、四月には様々な一年生が誕生しますが、小学一年生が最も一年生らしいです。ランドセルも印象深いので尚更というところでしょうか。
けれども一年生は一年生としての大変さも苦労もありました。個人的に一番苦労したのは給食でした。体が小さくて沢山食べるタイプではなかったので、時間内に食べ切れないし、何より好き嫌いがあって食べられないものもありました。パンは持って帰れますが、後は残飯となります。今思えば随分と食べ物を粗末にしていました。
給食は当番制で生徒が自分たちで給食室から運んで机に配膳して行きますが、一年生はまだ小さくて力がないので、六年生のお兄さんお姉さんが代わりに準備してくれます。準備が終わり、皆の机の上にそれぞれ一本ずつ白い牛乳瓶が立てられ、それが教室中を満たしている壮観な様子には驚きました。それから一転、この一本の牛乳だけで給食をのどに詰まらせることなく全て食べられるのだろうかと心配で気持ちが沈むのでした。
子供の頃は当たり前に飲んでいた牛乳が飲めなくなったのは中年を過ぎた頃だったでしょうか。よく言われる、お腹の中がゴロゴロするという感覚が実際に分かるようになり、気が付くと牛乳を飲むたびに胃の調子が悪くなるようになりました。ビールやお酒を飲むのが当たり前になると、胃のほうも子供の頃とは変わって来るのでしょう。体には良いはずなので飲みたいところですが、それで体調が崩れてしまうと逆効果です。それで最近では背も縮んで来ているのでしょうかねぇ。





