企業は後半戦に向けた経営計画の立案をしている最中です。
そんな中、「中途採用のニーズはありませんか?」と営業を仕掛けるのが人材関連企業。
今は、ハローワークも、求人サイトも、人材紹介会社の求人案件も。
掲載される求人はほとんど似たり寄ったりですから、差別化を図るのが難しい難しい・・・。
真っ先にニーズを拾ってきたモン勝ちの様相になっています。
ただ。
僕も仕事柄、毎日のように求人チェックをしていますが、ここ最近、中途採用のニーズに変化
が見られ始めているように感じており、そこにはある共通キーワードが存在するんです。
それは、第2新卒。
一昔前(それこそ1年前)であれば、卒業後1~2年足らずのローキャリアの募集ニーズは、
2006年・2007年頃の重要旺盛な時期と比べて激減。
「そんな社会人経験の浅い奴は要らん!」といった声が大勢でしたが、ここにきて特にハロー
ワークの求人案件を中心に、若年層のニーズが増えつつあるように感じています。
「東海の人材紹介会社の状況 」ということで、以前書きましたが、東海の雇用環境にも薄日が
差し込みつつあるのは事実ですが、ではなぜ第2新卒のニーズが増えているのか?
僕が思うにやはりその背景で一番大きな要因は、政府(厚生労働省)による緊急雇用対策が
若年層の採用に向け背中を押しているのではないかと予想しています。
2011年度からは「新卒1万人の就職支援 」ということで、政府は更に雇用対策を強化する方針
でいます。
いつまでも政府の援助を期待していてはいけませんが、これを機に若年層の失業率が改善に
迎ってくれればと思います。
さて、来週もこの求人動向が続くのか・・・。
人知れず、とても楽しみにしている今日この頃です★