昨日も最下位ドラゴンズに敗れて連敗となった我がジャイアンツ、今日のカープ戦に敗れると2年連続のV逸が確定する・・もはやそんなことはどうでもいい。今年のチームは明らかに優勝に値しないチームだったのだから。
岡本がシーズン通して低空飛行気味に不振を託った事、この試合に象徴されるように「8回の男」が最後まで現れなかった事、これだけが理由ではないけれども、大きな要因になったことは否定のしようがない。
岡本が昨日は3安打を放って復調の兆し・・は悪い事ではないが、彼の本質はそこではない。4打数1安打でも、ここぞの場面での印象深い一打こそ彼に求められるものではないのだろうか。
打率は2割5分でも、ここぞの一打・・それを体現しているのが、誰あろう中田翔だ。
もう中田も「4番は和真の席」だなんて甘いセリフは吐かないだろう。となればもう岡本は実力で中田から4番の座を奪い返すしかない。
チームは「8回の男」に平内を立てようとしていた。そのチームの意図はよく分かるし、実際に平内はそこに填まりそうな片鱗も見せていた。
だが、まだまだ平内には荷が重かったのは明らかだったね。このポジションに収まるためには経験値と精神的スタミナが必要だというのが、この一年で本人もよく分かっただろう。ならば自分の課題はもう明白、それに向かって精進する事だ。そこはもう自分自身で乗り越えていかなきゃだよ。
残り試合、どうやったら次に繋がるか・・そう考えたら、一試合たりとも無駄に消化出来ないはずだ。
頑張れ、ジャイアンツ。
