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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!



投打ともにいいところ無く、最下位ベイにあっさりと負け・・中島が「中田翔にはポジション渡さないよ」的なマルチヒットを打った以外はホントに見所も見せ場もない試合でしたとさ。トホホ・・・

そんな感じだから、その中田翔の話をしようか。

原監督と栗山監督の強いパイプで成立した、この無償トレード・・不祥事を起こした中田翔、もはやファイターズで野球をやるのは厳しい、最悪引退に追い込まれるかという状況のところを、原監督が救いの手を差しのべた形となった。

これにはホントにビックリで、私にとってはまさに青天の霹靂だった。他チームの問題児を、わざわざ囲い込んでどうすんのよ・・私にその気持ちがあった事は正直認める。このご時世、暴力行為は問答無用でコンプライアンス違反、どんな言い訳も許されない・・という一般論を述べるに、ここでは止めておきたい。当事者以外に事の真相は分からないからだ。

ただ、ここでひとつ・・中田翔を取り巻くチーム事情や環境が、中田を抑止する力が働かなかったのでは?と思わせるフシがファイターズにはあったのではないだろうか。

プロ野球界というのは、良くも悪くも縦社会。先輩・年長の抑止力は絶対なのだが、今のファイターズには、中田よりも年長者が殆ど居らず、間違った方向を向いてしまった彼に諫言出来る存在がいなかった事が今回の件に繋がったのでは・・というのは想像に難くない。

そうなると、彼にとっては環境を変えるしか道はなくなってしまう。ならば、彼を更生させ、なおかつ野球人として再生させられる環境・・となると、やっぱり最適なのは我がジャイアンツという事なのだろうか。

随分と上からモノを言ってしまって申し訳ないが、原監督が賛否両論を覚悟の上で中田に手を差しのべたのは紛れもない事実だ。そうなれば中田はもうやるしかない。ハッキリ言ってしまえば、これはもうマイナスからのスタートだ。贖罪には自分の過去・現在・未来に真剣に向き合った上での野球への取り組みや、普段からの立ち振舞いで示していくしかない。

トレードが決まった以上はチームの戦力として大いに期待している。やるからには心を入れ替えて野球に精進していってもらいたい。

頑張れ、中田翔。

頑張れ、ジャイアンツ。