澤村がかわいそう・・はあえて言わない | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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 ◆中日0─0巨人=延長12回規定により引き分け=(8日・ナゴヤドーム) 巨人は延長12回の末、0―0で今季8度目の引き分けに終わった。沢村がプロ最長の10回を投げて2安打無失点ながら、打線の援護をもらえず7勝目を逃した。7奪三振に無四球だったルーキー右腕は、今季151投球回となり、巨人新人では03年木佐貫以来8年ぶりに規定投球回へ到達。横浜に3連勝した首位ヤクルトとのゲーム差は4・5に広がった。

 これが最後の打者ということは分かっていた。10回2死。沢村が迎えたのは和田。140キロのフォークで三振に仕留めると、残った精神力を振り絞って2度ほえた。11回の攻撃で代打を送られて降板。7勝目はならなかった。しかし、プロ最長の10回を投げて2安打無失点。非の打ちどころのない投球だったが、チームは引き分けた。「勝たないと意味がない。踏ん張れたことは良かったです」。試合直後は、悔しさだけが残った。

 10イニングをわずか96球で投げ切った。無四球で7奪三振。ここまで直近10試合で7度も3回までの失点を許していた課題の立ち上がりは、逆転の発想で乗り越えた。序盤はキレで勝負。140キロ中盤の直球を軸に、あえて後半勝負に転じた。「2―1とか1―0(のロースコア)になるのは分かっていたので」。最速150キロをマークしたのは最後のイニング。これまで、最速はほとんど初回。終盤に計測したのは、プロ初めてだった。

 先発ローテーションからの降格を覚悟して臨んだ一戦だった。開幕から唯一、先発ローテを守り続けている。しかし、11敗目は自身に重くのしかかった。首位攻防3連戦の初戦、2日のヤクルト戦(神宮)で逆転負けを許した。「これだけチャンスをもらっているのに、結果が出せていない」。悲壮の決意で、はい上がった。

 首位攻防の初戦を落とした後、原監督は「荷が重かったかな」と評した。しかし、ばん回して余りある投球に「過去の話はいらないよ。安定感はあった」と称賛した。川口投手総合コーチも「一番いい投球だったかも分からない」。白星を手にすることは出来なかったが、周りをうならせる投球だった。

 今季の投球回は151に到達し、巨人の新人では03年の木佐貫以来となる規定投球回を突破。しかし、目標は03年上原浩治(現レンジャーズ)以来の200イニング。勝ち星は「最低10勝」を掲げている。首位ヤクルトとは4・5ゲーム差に広がった。逆転優勝に向けても、実現させないわけにはいかない。(スポーツ報知)


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おはようございます。


澤村は、どうやったら勝てるのだろう・・と思わずにはいられなかったね。


10回無失点・・・「勝ちたかったら完封せよ」という声も上がっていたが、彼は見事にそれを体現してみせた。それでも勝てなかった。


あとは何が足りないのだろう。もう必要以上に「チームのため」はもういい気がする。前に「目先の1勝にこだわれ」って書いたけど、こう考えてみてはどうだろう。「目の前の相手に絶対勝つ」と。


年間規定投球回数もクリアーし、新人王に最も近い存在な事は間違いない。「勝ち星」という部分だけがカープの福井に遅れをとっている。新人王獲得に向けて、この遅れが致命傷にならないことを祈るばかりだが、新人王にこだわる必要もない。新人王は一生に一度。取れればそれに越したことはないが、肝心なのは、そこからの野球人生なのだから。


それにしても、菊池雄星が4失点しても勝ったのに無失点でも勝てないなんて・・・でも「澤村がかわいそう」はあえて言わないよ。これも勉強、これも試練。これ以上、ツバメをスイスイ飛ばさないためにも、昨日のようなピッチングは必要不可欠。そして、相手のエース級の投手とロースコアで投げ合って投げ勝つ・・「自分の勝ち星よりもチームの勝利」は言わんでいい。澤村は徹底的に「勝ち星」にこだわるべきだ。そのためには「目の前の相手を倒す」気概を持ち続ける事のように思う。



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