![$修三郎のジャイアンツ兄さんブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110907/23/shusaburou/3f/de/j/t02200143_0450029211469053226.jpg?caw=800)
(セ・リーグ、中日3-2巨人、14回戦、7勝7敗、7日、ナゴヤドーム)惜しかった…では片づけられない1敗だ。目立つのは詰めの甘さ。試合後、会見場に現れた巨人・原監督の充血した目が無念さを物語った。
「あと1本? そうですね。3点目が重かったというところですね」
3点目のチャンスはあった。3点を追う五回には高橋由、坂本、阿部の3連打で1点を返し、藤村の適時打で2点目。なおも二死一、三塁だったが古城は空振り三振に倒れた。
六回は一死二塁、カウント3-0から高橋由は遊飛。そして最大のヤマ場は八回だった。4番手の浅尾を攻めて一死満塁としたが、両リーグトップの得点圏打率を誇る坂本がまさかの遊ゴロ併殺打。「いい場面でまわしてもらったので同点にはしたかったのですが…」と肩を落とした。
中日先発は左腕のチェンが予想されたが、巨人サイドは右腕の山井も想定して5番に東野を偵察メンバーとして起用。敵の“奇襲”を封じることには成功したが、8残塁が攻めきれなかった証しとして残った。
「あす(8日)、切り替えていきます」と原監督。首位のヤクルトとは4ゲーム差。残り33試合しかないことを考えればこれ以上、離されるわけにはいかない。(サンケイスポーツ)
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おはようございます。
あまりにも大きすぎる「あと1点」「あと1本」の壁・・そこを突き破れるチームが上位へ行けるということ。残念ながら、昨日のジャイアンツは、それが出来ずじまいで一歩後退という結果になってしまった。
ドラゴンズ戦は常にロースコアの接戦。「1点・1本」の争いは必定。昨年から散々そのことを思い知らされてきたはずだ。しかし、残念ながら、今年のジャイアンツはそういう部分で昨年から進化・脱皮が出来ていないと言わざるを得ない。
ドラゴンズの奇襲先発を封じることは半分はできた。あのやり方は敵の常套手段。しかし、それを失敗だったと相手に言わしめることは出来なかった。自分が一歩前進しても、相手が二歩前進すれば、それはすなわち「一歩後退」を意味する。
残り33試合。これ以上の後退は「脱落」を意味する。「あと1点、あと1本」にこれまで以上にこだわっていかなければ、今年も「あと1点、あと1本」に泣く結果になる。
わがジャイアンツよ、それでいいのか。あの爺さんに「巨人が優勝できなければヤクルトを応援する」なんて言わせておいていいのか。残り試合、泥臭いくらいに「あと1点、あと1本」にこだわり続けて欲しい。
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