本当の戦いはこれからだ | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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 巨人は23日、育成選手の福元淳史内野手(27)=176センチ、75キロ、右投左打=と山本和作(かずなお)内野手(24)=182センチ、87キロ、右投右打=を支配下選手登録した。ともに契約金1000万円、年俸440万円、背番号は福元が「58」、山本が「91」。08年育成ドラフト組の2人は東京・大手町の球団事務所で会見し、福元は「しっかり準備をして、チームに貢献できるようにしたい」、山本も「失敗を恐れずにアピールしたい」と決意を新たにした。

 巨人で育成から支配下登録されたのは9、10人目。過去、山口と松本は08年と09年のセ・リーグ新人王に輝いた。福元が「自分も活躍して、新人王を取りたい」と言えば、山本も「尊敬している。負けないように頑張りたい」と力を込めた。

 会見後は東京Dに行き、原監督やナインにあいさつした。指揮官は「これから少し階段を上れば、こちらも(1軍選手として)選んでいく状況になる」とエール。サクセスストーリーになるかは、ここからの踏ん張りにかかる。(5月24日、スポーツ報知)


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おはようございます。


1日遅れてしまったけれど、福元淳史選手、山本和作選手、支配下選手登録おめでとう。


・・実は、この2人、育成選手3年目。支配下登録されるためには今年がラストチャンスだったのだ。


育成選手には3年間というタイムリミットがあり、背番号は3ケタ、1軍の試合に出られるのはオープン戦のみ・・野球をする条件としては決して恵まれてはいない。しかし、その「野球が出来る」「野球をさせてもらえる」という視点で見れば、この環境を一概に恵まれていないとはいえない。


私は、イースタンの試合を観にG球場や鎌スタに出かけるといつも思うのは、「この子たちは今、どんな思いで育成選手として野球をやっているのだろうか」という事だ。


2軍でどんなに頑張っていても、1軍に呼ばれる事はない。そのうち、そんな2軍の環境に甘んじていって気がつけばタイムリミットを迎える・・そう、「流される奴」は消え去るのみ。彼らにそんな「危機感」みたいなものが果たしてあるだろうか、と。


福元や山本は必死だったと思う。実際、イースタンの試合を観ていて彼らは必死にプレーしていた。その必死さ=首脳陣へのアピールになっていったのは嬉しく思う。


まぁ、時として明らかな「空回り」も見受けられたけど・・それくらいの気合でいかなければ、この世界で生き残っていけないよね。


さぁ、支配下登録されたら、今度は1軍のキップを掴むための戦いとなる・・まだまだスタートラインに立ったにすぎない2人。プロとして「生き残る」事と「成功する」事は次元の違う話。そう、プロ野球選手としての本当の戦いはこれからだ。


福元淳史と山本和作・・この2人が近いうちに1軍に上がって東京ドームのカクテル光線を浴びる時が来ることを楽しみにしている。



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