「精密機械」の威信をかけて | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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◆広島4―2巨人(16日・マツダスタジアム) グライシンガーの乱調からリズムを乱した巨人が、今季初黒星を喫した。初回、ラミレスが3戦連発となる3号2ランで幸先のいいスタートを切ったが、直後に先発した右腕が3安打を集められ、あっさり同点。2回も3安打を浴び4失点KO。打線も中盤に拙攻が重なり、17日に20歳となる2年目・今村にプロ初勝利の誕生日プレゼントを献上。外国人選手の明暗が分かれ、連勝が止まった。

 一瞬、動きが固まった。グライシンガーの思考回路も止まっていた。1点を勝ち越され、なお2回2死二塁。広瀬の痛烈な打球が、中前安打となると、ハッとして本塁のカバーへ走った。「試合前のブルペンから制球が悪く、修正できずに試合に入ってしまった」。痛恨の4点目を与えると、直後の3回の打席で代打を送られた。

 精密機械の異名を取った姿は、どこにもなかった。開幕前の最後の実戦となった3日の中日戦(ナゴヤD)から中12日の登板。直球、チェンジアップは高めに浮き痛打された。2回6安打4失点。右すねに打球を受け1回0/3で降板した昨年8月3日の阪神戦(東京D)を除けば、“自己最短”のKOとなった。「間隔が影響したかは分からない。今までのキャリアの中で一番悪かった」。08年6月27日以来、このカードでは4年越しの5連敗となった。

威信を取り戻すためのマウンドだった。昨年3月に右肘を手術して迎えた復帰4戦目、同8月24日の中日戦(東京D)。再び右肘を痛めた。5回にチェンの投前への送りバントを処理した際、無理な体勢から一塁へ送球したのが影響した。「肘の故障自体は、野球にはつきものだ。ただ、投げられるようになったのに、そのプレーで全て一からやり直しになったことが精神的にきつかった」。昨季は6試合で0勝2敗。復帰白星で、忌まわしい記憶を払拭するはずだった。

 この後は17日に先発するゴンザレスを登録するため、外国人枠の兼ね合いで当初の予定通り、いったん出場選手登録を抹消される。「手探りな部分もあるが、中5、6日で回れないのは僕だけではない。フォームの修正など、最善を尽くす」。ファームにはイースタン最多タイの3勝、防御率0・82と絶好調のトーレスも控え、決して安泰な状況ではない。

 打線もあと1本が出せなかった。2点ビハインドの4回2死から登板した今村の前に4回2死一、二塁、5回無死一、二塁、6回1死一、二塁と再三の好機を作りながら、決定打は出せず。高卒2年目右腕にプロ初勝利を献上した。原監督は「打線は全体的には悪くないけど、勝負強さが加わらないと」と促した。今季初黒星を、投打に一層の刺激とする。(スポーツ報知)


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おはようございます。

グライシンガーの2回4失点で今季はチーム初黒星・・まぁ、もちろん敗因はグライだけではない。ラミちゃんの1発だけで終わった打線にある事は確かだ。カープの2年目の若武者、今村にプロ初勝利を献上した事実は大いに反省すべきだ。


それは、あえて置いておいて、グライシンガー・・制球力を生命線にする投手が制球に苦しんだ上に球速も140キロを切るようでは、正直どうにもならない。


彼の投手生命は崖っぷちだ・・今後外国人枠の関係で1度出場登録を抹消されるが、その間に必死で建て直ししないと彼自身の働き口が無くなってしまう。


2軍ではトーレスが好調で、1軍のチャンスを虎視眈々と狙っている・・私も先日ジャイアンツ球場でトーレスの好調ぶりを観てきた。グライがモタモタしているなら、トーレスにチャンスを与えるべき。帰国したまま制限選手になったバニスターの穴はトーレスで十分埋まると思う。


昨日の試合で降板後、ベンチで細かくメモを取るグライの姿があったという・・研究熱心な男が、このまま終わるとは思わないし、思いたくない。


ただ、精密機械だって人間だ・・と言って済まされる情況に、今のグライはない。彼の一層の奮起を願う。「精密機械」と呼ばれた男の威信を取り戻すために。



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