5年前に振られた「元カレ」に・・ | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

$修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

 ◆広島4─3巨人(17日・マツダスタジアム) 巨人が、まさかの連敗を喫し、貯金がなくなった。広島のルーキー・福井の前に走者こそ出すものの決定打が出ず敗れた。前日(16日)の今村に続き、プロ初勝利を献上した。原監督は「3番、7番がつながらない」と小笠原、ライアルに奮起を促した。

 口元は緩んだが、目は笑っていなかった。原監督は試合後の会見で、開口一番、つながらない打線に首をかしげた。「もう少しつながらないとね。(打っているのは)由伸1人だもんね」。3安打の5番には拍手を送ったが、あと1本が出ない現状を嘆いた。

 チャンスはあった。7回まで投げた福井に対しては、毎回走者を出す展開だった。が、得点したのは3回の坂本の適時打と4回の高橋の本塁打の2点だけ。2回1死一塁ではライアルが併殺打に倒れ、走者を2度置いて打席に立った小笠原のバットから快音が響くことはなかった。「3番、7番。このへんがつながらないですね。それが今後のポイントでしょ」と本来の打撃ができていない2人の打順を挙げた。特にライアルについては不振が続けば先発から外す可能性を示唆した。

 福井に献上した21個のアウトのうち、中堅から逆方向への打球は4個(うち併殺1)だけだった。7三振を奪われ、強引に引っ張った打球が7つ(他バント2つ)。飛ばないといわれる統一球が導入され、キャンプ中から逆方向を中心につなぐ打撃を目指してきたが、鳴りを潜めている。開幕戦こそ4本のタイムリーが出たが、その後は4試合で4本と結局、一発に頼る野球になっているのが現状だ。

 前日(16日)の今村に続き、公式戦初対戦投手、いわゆる“初物”にまた封じられた。指揮官は「粘り強く放られたというか、放らせてしまったというか。球種もあるし、気持ちも強い投手。いい投手が入ってきたという印象。今後、対策を立てていかないといけない」と厳しい表情を最後まで崩さなかった。9回に1点を奪って意地は見せたが、今季初の連敗で貯金はなくなった。19日からの阪神3連戦は広い甲子園。一発頼みから脱却しなければ、大量点は望めない。


$修三郎のジャイアンツ兄さんブログ


「持っている」のは佑ちゃんだけじゃなかった。広島のドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=が見事なG倒で、プロ初登板初勝利を飾った。2005年の高校生ドラフト4巡目指名を辞退した因縁の巨人相手に、7回を6安打2失点。早大の同期生、日本ハム・斎藤より44分遅れで白星を手にした。

 感情が一気にこみ上げた。お立ち台に上がった福井の目が潤んでいった。喜びを伝えたい相手を問われると、言葉にならない。「えー、まあ…。今日来てくれてる両親には…。えー、ありがとうと言いたいです」と吐き出すのが精いっぱい。2万8058人の観衆から祝福の拍手を送られた。

 福井も「持っている」男だ。相手は05年にドラフトで4位指名を辞退した巨人。あこがれの原監督が三塁ベンチにいた。緊張を隠せなかったが、4回に高橋に勝ち越し本塁打を浴びて目が覚めた。「これ以上失点できない。開き直って、それまで以上に気合を入れました」と奮い立ち、7回を6安打2失点。リードしたままでマウンドを降りた。最終回に1点差まで迫られると「オレ、持ってないのかな」と一瞬頭をよぎったが、紺田の盗塁死などでピンチを脱し、プロ初勝利を手にした。

 福井の好投で、チームも引き分けを挟んで3連勝で首位タイ。今村に続く孝行息子の登場に、野村監督は「大したもんだ。度胸が強いと知っていたが、初登板で巨人打線相手に素晴らしいピッチングだった」と大絶賛した。

 「(巨人に)成長した姿を見せられたかなとは思うけど、まだまだ」と謙そんしつつも「まだ1勝。シーズンは始まったばかり。勝てるピッチャーになりたい」と力を込めた。両親にウイニングボールをプレゼントした23歳が、プロ野球人生の扉をこじ開けた。(以上、スポーツ報知)


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


$修三郎のジャイアンツ兄さんブログ


おはようございます。


福井優也・・知る人ぞ知る、5年前のドラフトでジャイアンツからの指名を断った男。


原監督「いい投手が出てきた」・・私に言わせれば、そんなおとぼけは許しませんよ!だって、いい投手って知ってたからドラフトで指名したんでしょ!!・・まぁ、原監督就任前の話とはいえ、H内政権最後の「失政」のしっぺ返しをこんな形で受けるとは、ねぇ。


あの時は、辻内崇伸が強烈な光を放っていた・・その陰に隠れていた訳ではないけれど、高校生ドラフト4巡目・・あの当時のチーム状態では下位指名では希望が持てないと思われても仕方がなかった。憧れの原監督の下で野球はやりたいけど、今、その自信はない・・かくして、ジャイアンツは福井に「振られた」のだった。


そして福井は1浪の末早大に進学、「ハンカチ世代」と共に昨秋のドラフトに懸かった。同僚の大石の外れ1位ながらもカープが1位指名・・そして昨日、「ジャイアンツを振った男」が堂々とジャイアンツ打線の前に立ちはだかった。


「初物に弱い」「初物に甘い顔をする」ジャイアンツではあるけれど、よりによって、その相手は・・という事だった。


敵チーム、しかも同一リーグなのだから、当然こういうシチュエーションもあり得た話ではあるけれど、「つまらん自信」を与えてしまうのは敵としてよろしくないよね。


原監督はガッツとライアルのブレーキを槍玉に挙げているけど、ただガッツという男は「相手に持ち駒を使わせた上で自分の持ち駒を使う」的なところもあるし、昨日はたまたま、次は必ずお返しをするだろう・・という訳で、贔屓目でなく、あまり心配はしていない。


ライアルに関しては、まだ日本野球の引き出しがない中でやっている訳だから・・まぁ、彼の場合はスタメンを争っている立場だから危機感を持たないといけないわな。


「1発頼みはダメ」・・こんな事、始めからわかりきっているじゃん。統一球の影響云々を言っているのだから、今までのスタイルを否定していかないといけないのだから。


明日からの甲子園、昨年のCSで見せた粘りと執念を、半年たった今こそ見せておかないと、シーズンの見通しが立たなくなる。そのくらいの気概で戦って欲しい。


・・まぁ、今回のところは5年前に振られた「元カレ」のプロ初勝利を心から祝福しておこうか。



ペタしてね


にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村