海のはじまり（2024）
毎週月曜21時 フジテレビ
月岡 夏 役→目黒 蓮
南雲水季 役→古川琴音
月岡大和 役→木戸大聖
百瀬弥生 役→有村架純
放映から一応数日過ぎたから
そろそろいいと思って
登場人物について思うことメモ
まず 水季の自分勝手さが 気に入らない
そして 夏のモジモジ具合がクソじれったい
できないドロップキックを
背後からお見舞いしたくなるような
腹立たしさが残る
セックスした後「今月、来た？」って
どの男も訊ねているかは知らないが
自分の知り合いは確認すると言っていた
それでウソをつかれたら万事休すだとも
同棲中にデキたとわかったとして
経済的に学生の身ではどうしようもなく
自分以外の人生を背負うことになった責任と
命に恵まれたことがわかった喜びが
同時に巡ってくるこの瞬間を
万歳をして喜べる学生はどれだけいるだろうか
普段から自己表現が苦手な夏は
殊更に感情が迷子になり
思考がフリーズしてしまったようで
その「どうしようもなさ」が伝わってくる
避妊を甘く見た結果ではなさそうだが
1回でも同じことは起こりうる
「妊娠・出産しても男は…」のくだりは
インスピレーションだけで気付けと
本心から思っているのではないと思うが
そのマウントの取り方に
すると水季は
夏に中絶同意書を突きつけた
驚く夏を見て
「なんか言えーー！」と思っていると
抵抗する様子を見せながら名前を書く夏
「書くんかいっ！」って
思わずTVに突っ込んだら
夏が泣き始めた
「おいおいおいおい」💢💢💢
ちょっとイライラ（苦笑）
たぶん水季の真意に気付かないまま
最終的に同意してしまった 夏
子供がいることで
夏の将来の足かせにならないように
水季がした判断だとしても
どうもいただけない流れだった
「避妊失敗の上に生まれた」という
本来 親以外にわからない事実は
年の離れた兄弟のいる自分にも
その可能性はある
が 直接聞いたことはないし
聞きたくもないし
理解できたところで
「ああもっと遊べたのにね残念」
くらいしか言葉は出ない
今にしてみれば
親の子供を作るタイミングが
親の考えるタイミングとは違った
それだけのこと
この二人と二人の間に生まれる子供が
平凡で幸せに暮らしていけるとは
端から見ても自信を持って言えない
最終的に水季は中絶をせず
ワンオペで子供を育てることにし
その決意も夏に知らせず 電話で別れた
水季の夏に対する愛情がそこにあり
子供の名前と水季の動画とテーマソングとの
重なるリンクでエモい感じ
にはなっていたが
子供を産むことさえ
伝えなかった水季の考え方と
夏の不甲斐のなさに
それぞれの身勝手さを感じずにはいられず
もし 夏の今カノが妊娠していたら
見るからにメンタルが弱そうな夏は
これからどうするんだろう
これを知った夏の親は頭を抱えるよなー
どうするんだろう
まずお詫びに行こうとするんだろうか
でも「そんなことして欲しいわけじゃありませんっ」
って母親役の大竹しのぶさんから
冷たく言われるんだろうな…（想像）
「海のはじまり」ってことは
ここから始まる海の人生について
彼女が成長していくまで
世代をまたいで話が進んでいくんだろうか
池松くんは 穏やかそうな役だったけど
重いパンチを打ち出しそうだったし
大和役の木戸大聖くんの笑顔だけが
唯一の救いだった
それぞれの筋を通そうとするなら
次回もかなり重そうだ