ブラックサンダーって売れなかったんだ
今では国民的な菓子とも言える
ブラックサンダー
1994年の発売から
10年近くあまり売れなかったとのこと。
「ブラックサンダー」が年間2億本も売れるわけ。濃厚バター風味も好調
今では当たり前に売られているし、
色々な味も出ている
私は普通のチョコ味よりも、
北海道で売られている
白いブラックサンダーが好きだ
発売が1994年というと私は12歳。
中学生や高校時代には
知らなかったお菓子だ。
一番認知したのは、
体操の内村選手が好きなお菓子と
言ってからかな。
認知されるまで時間がかかってたんだね
私が世間知らずなだけかとも思ったが…
最初売れなかった理由はなんだろう
「1本30円という値段設定が高く感じられた」
というのはたしかに、と思う。
私が子供の頃は
まだ近所に駄菓子屋があった。
大体50円くらいを握りしめて、
駄菓子を買いに行く。
10円のクジを2，3回と、
同じく10円の菓子をちょっと。
そんな感じでお菓子を買っていた
そこにブラックサンダーだ。
いかに美味しいと言えど…
30円という高級菓子
（駄菓子と比べるとね）
つまりブラックサンダーは
駄菓子戦場では高級品
ということができる
その後、大学生協に入り込み、
大学から人気に火が付いたようだ。
大学生のお菓子はなんだろう
コンビニとかスーパーの
100円前後のお菓子になってくるだろう。
駄菓子屋に行くことは少ない。
その中で30円で食べ応えのある
ブラックサンダーは安い
ということになる。
駄菓子戦場では高級品
普通菓子戦場では安い
比較対象で決まる
ということだ。
競合は何かで決まる。
高いか安いかは、
何と比べられているか
把握しないと分からないのだ。
値札だけ見ていてもダメ。
もし自社の商品が
「高くて売れない」
と思っているのなら、
競合を考えてみよう。
ワンランク高級な品物の戦場に
自社の商品を移すことができたら、
「高い」と思われていたのが一転
「安い」と思われて売れることもある
戦場を変える。
競合を変える。
多額の広告打つより効果的
ブラックサンダーのように
戦場を変えていこう
最後まで読んでくれてありがとう
ｖol.920
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