vol.838
吉村知事…評価が落ちている
あのポビドンヨードの会見依頼、
かなり批判を受けて、
評価が下がっているみたい。
まあ、私もブログに書いたりした。
さすがに今の時点であの発表は
あり得なかったんじゃないかと思っている。
その色々言われていることに関して、
吉村知事が再度見解を述べたようだ
これが感染拡大を防ぐ武器の一つと思っている
これは良い。思うのは個人の自由だ。
しかし、気になったのは続くこの言葉
「何もしないことがコロナにおいてリスクなんだ、と僕は思ってます」
この言葉は実は非常に危険だ。
このような考え方は経営者にもある。
何もしない時間はもったいない
って感じでね
いや、もったいないんじゃないんだ。
余裕なんだ
余裕なんて無駄じゃないのか
いえ、無駄なんかじゃない。
むしろ必ず必要なもの。
何度も出しているがこの図
仮に製造能力2から1時間に
5個しか仕事が回ってこないとしたら
7個/hの能力があるので、2個分能力が余る
この時、何もしないことはもったいない
そう思って例えばお金になるか分からない
商品を作らせたりしたらどうなるだろうか
売れない在庫が溜まる
倉庫を圧迫してしまう
製造能力2から仕事が来た時にすぐにできない
そんなことが起こるだろう
何もしないのはもったいない
ではなくて、
何かした方がもったいない
ということになってしまうよね
コロナに関しても同じことが言えるのでは
これだけ世間の不安が広がっている中で、
「効果があるのでは」という話が広がると
(たとえ治すとかではなく、感染拡大防止にしても)
世間はそれに殺到する。
うがい薬が薬局から消えた
という減少が起こってしまうのだ
マスクもそうだ。マスク不足になって、
医療で使うN95マスクを個人も買うようになって、
医療物資が不足する
という事態にもなった。
ガーゼをマスクに挟むと
マスクを節約できると聞いて、
ガーゼが足りなくなったりもしたらしい。
何もしないのがリスク
そう考えて確証がないことで動くと、
変に世間にひずみを生んでしまう。
為政者として、
経営者としては、
時には何かする方がリスク
そうなることも覚えておこう。
最後まで読んでくれてありがとう
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